宝くじに当たって、一番不安だったのは夫の反応でした。
お金が急に入ると人が変わってしまうのではないかと。
夫は普段は節約家で、かといって吝嗇ということもなく、バランスのよい人です。それでもやはり、見たこともないような金額が労せずに舞い込んできたとあっては、普段のようにはいかないのではないか、全部我が物にしたがったり、あるいは気が緩んで散財するのでは?と思いました。
だから夫にすら言うのを躊躇していたのです。

でもやはり夫婦ですし、もし夫がおかしくなってしまったら、すかんぴんになってからまたお金をこつこつ働いて稼げばいいや、と思いました。
そもそも、私は仕事をなんとかして辞めたくて、当たったら辞めていいという約束だったので、当たったことを夫に言わないと辞められなかったのです。

子供たちが寝た後、話があるから、と言って当たったということを知らせました。
夫は何度も桁を数えて、ほー、とか、ほんとに??とか言っていましたが、最後に「良かったね!」と言って終わりました。
これで、退職していい?と聞くと、任せる、退職してもいい。でも、家の中にこもりきりになると世間が狭くなってしまうだろうから、しばらくしたらパートでもいいから働きに出て社会と接点を持って欲しい、と言われました。
そして、2人でお金の今後の使い方について話をしました。
基本的には使わず、生活も今まで通りということで、ただ私が退職したら、夫の職場から遠い現在の家に住んでいる意味はないので、夫の職場に便利なところに引っ越そう、ということになりました。
また、お金はほったらかしにせず、運用して、減らす一方という状態にはしないことを目指すことにしました。

夫が変に浮かれたり、よこせと言ってきたり全くしなかったので、とても安心しました。