首記のCDボックスセットを購入しました。50枚セットで5400円程度というのは「しみったれ」の私にはありがたい値段です。このCDレーベルの太っ腹には感謝ですし、少なくとも2年ぐらいは楽しめます。

●ドイツ・ハルモニア・ムンディ設立50周年記念限定BOX
ボックス私が、このようなボックスセットを購入したのは、今回が初めてです。右の画像は真横からのもので、実は下のようなほぼ立方体になっています。車の中で2枚ほどCDを聴きましたが、録音はまともです。今後、ゆっくりと聞いていこうと思っています。しかしながら解説がほとんど無い。仕方がないので、CDの演奏家の経歴や曲の内容や背景等は、めんどうでもHPで自ら調べないといけない。
ボックス  ★
とりあえずCDに納められている作曲家の名前などを(自分のために)記しておきます。後で、時々このCDの感想をブログに書こうかと思っています(といっても、ギターのように比較できる知識はない)。以下は、そのうちCD1~CD25の内容です。載せられている作曲家について書いて起きます。
ペルゴレージ など(CD1)
1710年生-1736年没。Wikipediaには「イタリアの作曲家。ペルゴレーシとも呼ばれる。オペラ・ブッファの様式を完成させ、古典派音楽への道を示した。後生のモーツァルトと並ぶほどの才能を持ちながら夭折してしまった。」と書いてある。演奏指揮はヘンゲルブロック。
J.S.バッハ(CD2-CD10)
さすがにこのボックスセット50CDの内10枚を占めている。これでも、主な作品を網羅しつくしていないというのは、バッハの大きさを表わしていると思う。納められているのは下記です。
ゴールドベルク奏曲(レオンハルト)、音楽の捧げ物(クイケンアンサンブル)、モテットBWV225-230(コンラッド・ユングへーネル)、チェロ組曲(鈴木秀美)、ミサ曲ロ短調、管弦楽組曲(ヘンゲルブロック)など。これらは、どれもすばらしそうだ。指揮者ヘンゲルブロックだけは、私には未知の人です(Wikipedia英語版に説明があるので読んでおこう)。
スペインのバロック音楽No.2(CD11)
17世紀のチェロ作品(CD12)
ガブリエリ(1554/57年生-1612年没)のチェロ作品。バッハも知っていたかも知れないと鈴木秀美の本に書いてあった(たぶん)。鈴木秀美の師匠のビルスマがチェロを弾いている。
Biber(CD13)
Heinrich Ignaz Franz von Biber (August 12, 1644 – May 3, 1704) のことと思われる。Wikipediaには「He was a Bohemian-Austrian composer and violinist.」と書いてあるが、全く未知の人です。
ボッケリーニ(CD14)
1743年生-1805年没。イタリアの作曲家、ヴィオールでなく、チェロ奏者。ピアノ5重奏曲をボッケリーニ自らがギター5重奏に編曲したものがある。私は、イエペスと山下による演奏を聴いたことがある。
ブクスデフーデ(CD15)
Abendmusik(夕べの音楽)とのタイトルがある。ブクスデフーデはバッハが若い頃大きな影響を受けたオルガニストですが、室内楽の作品も書いているようだ。お気に入りのグログ「私的CD評」でタイムリーに記事があるので、参考にして聴いてみようと思います。
カッチーニ(CD16)
1545年頃生-1618年没。イタリア・ルネサンス音楽末期、バロック音楽初期の作曲家。サヴァール(ヴィオール)やホプキンソン・スミス(リュート)の楽団の演奏。既に聴いているかも知れない。
クープラン(CD17)
学生の頃は、クープランとプーランクを混同していました。なんか似てませんか。でも、編曲版ですがクープランもギターで弾いていました。
ファッコ(CD18)
1676年生-1753年没。ヴィヴァルディの同世代のイタリア人音楽家らしい。予備知識ゼロなので、これから調べます。
Forqueray(CD19)
Forquerayについては、よく分かりません。CDの容はヴィオールのための作品。
フレスコバルディ(CD20,CD21)
1583年生-1644年没。バッハにも影響を与えたイタリアの大オルガニスト。「アリアと(3つの)変奏」というハープシコードの曲は、セゴビアによるギター編曲で、学生の頃から弾いています。
グルック(CD22)
1714年生-1787年没。Wikipediaには「オーストリアとフランスで活躍したオペラの作曲家。現在では歌劇《オルフェオとエウリディーチェOrfeo ed Euridice 》によって、中でも間奏曲〈精霊たちの踊り〉によってとりわけ有名。」と書いてある。まだ、曲を聴いたことはない。
ラッソ(CD23,CD24)
1532年頃生-1594年没。後期ルネサンスのフランドル楽派の作曲家。 Wikipediaでは「ローマ楽派のジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナと並んで、こんにちでは、フランドル楽派のよく練れたポリフォニー様式を最も代表する作曲家のひとりと見なされている。」と書いてある。まだ、曲を聴いたことはない。
スペインのバロック音楽No.4(CD25)

上記は、とりあえずの覚え書きメモとして書いたのですが、何人かはよく知らない方もいます。なお、ヘンデルの作品が入っていない。なんでだろう・・・。そう言う意味では、あてがわれたCD枚数が、その作曲家の重要度と整合しているわけではないと思われる。

・・・ということで。