数日前、少し早く会社を出たとき、ふとした気まぐれで、最近ギターのCDを買っていないので、いいのがあれば買おうと帰宅途中の有楽町で降りてHMVに行ってみました。


●レニャーニ36のカプリス/益田正洋

そこのクラシックコーナで珍しくギターの曲をがんがん書けていました。店員の方に聴いたら、レニャーニ36のカプリス/益田正洋とのことでした。ただ、音量があまりに大きいため、30分程聴くと疲れてしまい、第1印象は良かったのですが、買うのをやめました。店員はギターの曲の聞き方を知っているのだろうか。おそらくロックなんかが趣味で、そののりでがんがん書ければいいとおもったのか。それとも、そういうかけ方でいい演奏と思っていたのだろうか。おかげで、ギターのタッチまで想像できて面白かったのですが・・・。ただ、”つかれた”という印象がのこりました。それは、彼(益田さん)の本意ではないだろう。でも、私は最近若手の演奏を聴く機会がないので、というより無視しているので、いい機会でした。彼は何枚もCDを精力的に出しているようなので、1枚ぐらいは買ってみようという気持ちになりました。レニャーニですが、大学のころは好楽社だったかの本を持っていましたが、はるか昔に二度と弾くことは無いと思い捨てました。そこにカプリスがあったかどうかは定かではありません。そういえば、ほこりをかぶっているギターの楽譜はいくつかあり、プジョールのギター教本といったものもあります。これは、大学卒業以来、見たことがありません。


●フォルクレ/ヴィオールのための作品全集
ヴィオール

実は、HMVに行った目的の一つは、もう1回(以前、同じHMVで聴いたので)ヴィオールの演奏を聴きたいと思ったからでした。おめあてのCDがあり試聴できたのですが、あまりに前記のギターの音が大きく、全然曲に入れなかった。やはり、音量が大きすぎると「ひいきのひいき倒し」になってしまう。このCDもだいぶ売れていて残りが少なくなっていました。買うのを躊躇しているのは、最近は廉価版しか買っていないので、全集4200円は高いと感じたからです。これは、学生の頃からの貧乏生活のトラウマだろうか。他にも買いたいギターの本やCDもいっぱいあります。週末に、優先順位を考えてみよう。


通勤途中には、HMV(有楽町)、タワーレコード(秋葉原)があり、時々立ち寄っていますが、ある意味ではマニアックなCD(クラシックギターのCDのことです)は、ほとんど置いていない。こんど、石丸電気のCD売り場を10年ぶりかで覗いてみよう。あとは、やはり現代ギター(池袋)なんかに行かないと無いのだろう。


またまた、会社の時間がせまっているので、ここまでと・・・。