保険の仕事の中で最もテクニックがいるのが
インレーブリッジだ
 
細い所が多く、とても作り辛いのに
料金が安い
 
若いころは変形してしまったインレーブリッジを叩いて誤魔化そうとしたことは
誰でも経験したのでは?
 
また、切って蝋着しても後に折れることがあるので
ワンピースで作ることが望ましい
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模型つくりの注意点は、ポンティックの基底部をなるべく多く残したいので
支台歯カットする時に気をつける
4番と3番のマージンが着いていたので、無理に切らず
数ミリ余裕を残してカットする。
 
アンダーカットがあれば、模型製作時に完璧に埋める事
またザラついてワックスパターンが抜け難いと感じた場合も
モデルリペアで、薄くスムーズな面にしておくことがとても大事な工程となる
 
スムーズにワックスパターンが抜ける事=変形しない補綴物を作ることができる。
口腔内でスムーズに入らないと
Drサイドでは、
内面を削る=面倒な技工物=下手な技工士となるので
学校で教わる『模型に手を付けない』なんて論外なんだ
Drも人間 完璧な形成なんてできやしない
そこを補って、スムーズに入るようにしてあげることが技工士の使命
 
だから模型つくりには時間をかけて作ることが、信頼される技工士になる。
 
ワックスパターンが大体完成したら(ポンチックの中のくり抜きまで)
一度外して、セップを薄く塗ってから、戻して
マージンを溶かして更に完璧にしてから埋没する。
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拡大すると、甘いところがあるけれど一応合格点かな~
口腔内では、殆ど調整なしに装着している。
 
咬合器は,南加大や平均値咬合器は、使わない
側方運動がいい加減だから・・・
この辺もファセット(咬耗)に合わせて確り調整することが
レベルの高い技工士だと評価されるところだ。
自由運動咬合器または、半調節性咬合器にマウントする。