MP38 MP40 エルマ シュマイザー MGC 9㎜サブマシンガン
『MP38』サブマシンガン 1938年~1941年製造 (以下全て海外画像です)形状は、MP40のフレームとほぼ同じですが、鉄板プレスではなく、倍の厚みの削り出しの鉄フレームを軽量化の為に多くの手加工フルート(溝)がある何とも神秘的なスタイルなんです。MP38のアッパーフレーム(上部構造)にMP40のロアフレームはセットできますが、MP40のアッパーにMP38のロアフレームは入りません。1940年と41年の2年間はMP38とMP40の両方並行して製造されています。誰が見ても手間がかかっていると感じる代物ですが、ローコスト化を図ったMP40が2年後から出現します。 コスト削減とはいえ当初はMP40の方がコストがかかりました。その後に逆転し大量生産化へ・・・MP38 の生産数は54,576丁と言われています。MP40は、1,047,100丁です。軍用は酷使されますから現存数も少ないです。このMP38は暴発防止ボルトに変更されていますので、完全な初期型とは言えませんこっちがオリジナルのコッキングノブがスプーン型の初期MP38ボルト暴発対策をした物初期フルオリジナルの方が残存数が少なく、フレーム溝の前部も加工されています。オープンボルトの場合 強い衝撃でボルトが後退し1発だけ暴発することがあったそうです。米軍のBARもオープンボルト式ですが、30-06弾とロングカートなのでサブマシンガンの様な短い拳銃弾とは違い 暴発の心配は無かった様です。暴発防止ノブは、ご存知の様にツマミが前後に動くセフティー機能があり フレームの溝に引っ掛かる仕組みです。MGCはこのノブの機能はありません。マルシンのプラMP40には付いているようです。MGCのMP40の完成度は非常に高いと思っています。1968年、凄いです!どの国にもモデルガンマニアは少数いるもんで、イギリスのkickbackと言う会社?が、MGCのMP40をカスタムしてMP38を作っていました。これMGCのMP40の改MP38です。フルートの先が実銃と違ってサークルエンドになっていますから見分けがつきます。鉄ですからモデルガンと言われないと分かりません。実銃と同じように倍の厚みがあるのでMGCのフレームではない事が分かります。マガジンハウジングの形状も良く出来ていますね。上のノーマルボルトのテレスコープ・リコイルスプリングガイドは、MGCオリジナルなので2ステップしかありませんが、カスタム品は実銃と同じ3ステップで制作、MP38と同じコッキングレバーに作られています。実際に作者は発火するために製造していて、プラグファイアー式にしていました。ボルトもスチール製でした。上がMGCオリジナル 下がMGCをカスタムしたMP38 鉄板の厚みが違う事が分かりますね。無可動の話に戻ります。僕の無可動のMP40は30年前、大量入荷された時に 時間をかけてストックのガタツキが一番少ない個体を手に入れたのですが、今となっちゃオールナンバー一致に拘るべきでしたね~ 30年前は、まだそこまで知識がありませんでした。後に、オールナンバー一致のMP40も手に入れたのですが・・・金欠で手放すことにシリアルナンバーが一致するドイツ物はトリガー等細かいパーツ全てにシリアルナンバーがありまして、米軍のパーツナンバー(共通ナンバー)例えればM1ガーランドのボルトやグリースガンのトリガーガードなどのナンバーはシリアルナンバーではありません。想定以上に無可動のMP38は右肩上りとなり気が付けば2桁後半に、そして現在は3桁の中半と軽自動車並みの価格へ・・・触ったことはあるのですが、やっぱりMP40とは別物なんですねぇ~エアガンでMP40にアルミ製MP38の外装を取り付けたカスタムなんかも持っていましたが、(どこかに写真があったはず)購入した時は、『これで満足するか』と思いきや、どうにも満足できず直ぐに出品してしまいました。動かなくても本物の鉄の匂い、当時の刻印等に触れたい気持ちには勝てないんですよ~エルマ社は、MP38の前にEMP36を製造しています。EMPとはエルマ・マシン・ピストルMP38は、エルマ社が設計製造し、シュマイザーと呼ばれた時期もありましたが、シュマイザー氏は関係ないと後に言われる様になります。現在でもシュマイザー氏は無関係と言われていますが、全く関係が無いとは言えません。MP38とMP40の内部構造の一部にシュマイザーシステムが使われているからです。EMP36は、MP38の前身ですが、スムーズに装填できるようにカートリッジが上向きになる様に設計されていました。この辺はフランスのサブマシンガンMAS1938に似ています。MAS1938 アランドロンの『フリックストーリー』など、多くのフランス映画に出て来ます。メチャ小さいですよ、これまたグリッププレートは木製でルガーP08の握り具合を再現したとも言われて、MP38,MP40と引き継がれます。マニアの方には無意味な話ですが、MP40の開発もエルマ社で製造はエルマ、ヘーネル、ステアー(オーストリア)の3社が製造しています。どうもモデルガンで育った僕には、ルガーP08の完成度は素晴らしいのにそれに対してエルマルガーは、ダサくて2流品と思い込んでいたいましたからエルマ社=大した会社じゃないと大きな勘違いをしていました。失敬失敬MP38は、1938年から製造を開始し1941年まで製造されました。MP40が作られるようになって製造されなくなったと思っていましたが、1941年までとは意外です。1939年製 フルートのエンドがバラバラですね。ハンドメイドフルートだと分かります。この手間を考えればMP40に移行するのは当然ですね。MP38及び初期のMP40にはマズルキャップが付けられるようになっていまして、キャップの蓋を開ければ銃身のクリーニングも可能でした。あ~この形状、シビレルな~MP40は、マガジンハウジングのバンド形状がフレームのプレスに合わせて凹凸があり、この辺は手間がかかるところなのかも?以上全て海外画像です。夢で終わると、諦めていたMP38ある日突然、来るんですよね~奇跡が・・・