ウエステックの整列治具の材質は、その大部分が
ベークライトであり、あとはアクリル,
ユニレート,POM(ポリアセタール),
MCナイロン,ピーク材等々があります。
いずれにしても、ほとんどがプラスチック製です。
そこで心配になって来るのが、整列治具の寿命です。
プラスチックには金属ほどの耐久性はありません。
それと引き換えに、流す部品の方に対して、
それを傷付け難いというメリットがあります。
整列治具の寿命は一概には言えません。
これは、並べる部品に大きく左右されます。
流す部品の材質や形状や重さで、整列治具がどれだけ
摩耗するか、という事です。
摩耗しますと、整列穴が大きくなったり、
穴のエッジ部が無くなって、例えばC面取り
されていた部分が、削れてR面取りになって
しまったりします。
その変化が、整列率の悪化に即座に直結するか
どうかも、並べる部品次第です。多少摩耗しても、
整列率がほとんど変わらない部品もあれば、
わずかの摩耗でも悪くなる部品も有ります。
金属で治具を作れば、メッキやアルマイトなど、
耐久性を上げたり、滑りを良くしたりといった
様々な表面処理が行えます。
プラスチックも表面処理が出来る場合があります。
デジカメなどでは、プラスチックボディに
色付け以外の目的も加え、塗装や表面処理を
行なっています。
実は、ベークライト製の整列治具でも一度
表面処理を試した事がありますが、
表面の滑りが極端に悪くなり、断念しました。
プラスチックには高熱をかけられませんし、
電気的にも絶縁率が高い材質が多いために、
やれる表面処理が限られて来るようです。
さて、整列機と整列治具で並べられている
部品の方の材質は、整列治具以上に様々です。
金属・セラミック・プラスチック・ゴム・ガラス、
又はこれらが組み合わさった部品ですが、
ここで一口に金属やセラミックと言っても
これまた様々な種類や形状があります。
一般的には、部品が固く、エッジが立っている
部品を並べると、整列治具が摩耗しやすくなります。
金属で言えば、板金の曲げ部品やネジなどが、
エッジが立っています。但し、部品自身が小さく軽いと、
意外と整列治具も長持ちします。
セラミックはアルミナやフェライトなど、
様々ですが、基本的にどれも固いので、
整列治具は減りやすい傾向があります。
小さな部品ならば良いのですが、大きい部品だと
比較的早く減ります。
しかし、生産量(整列治具の使用頻度)にも
左右されます。通常、セラミック部品は、
大きい部品は生産量が少なく、小さい部品は
生産量が多い傾向があります。そのため、
小さい部品用の整列治具の方が、
寿命が短い事も少なくありません。
という事で、やはり整列治具は消耗品、
と割り切って使って戴くしかありません。
そこで、経験上、あくまでも大まかな参考ですが、
整列治具の寿命の傾向を記載してみます。
ただし、傾向が或る程度ハッキリしている物だけで、
しかも条件によっては、寿命がこれより短くなったり、
逆に長くなったりします。例外が非常に多い
という事をご承知おき下さい。
①セラミック :1年半~3年程度
(形状や重さにより、更に長持ちする場合もあります)
②板金(曲げ物):2~5年程度
(形状やエッジの有無により、かなり変動します)
③金属(矩形物):2~3年程度
(形状や重さにより、更に長持ちする場合もあります)
④金属(丸物) :4~5年程度
(形状や重さにより、更に長持ちする場合もあります)
⑤ネジ(M2以下):4~5年程度
⑥ネジ(M3以上):2~3年程度
⑦ガラス :2~4年程度
(形状や重さにより、更に長持ちする場合もあります)
⑧プラスチック :5~10年程度
⑨ゴム :5~10年程度
⑩ピン :3~6年程度
(形状や寸法により、かなり変動します)
既述しました通り、摩耗のスピードが、
整列治具の寿命と、必ずしもイコールでは
ありません。摩耗がそこそこ進んでいても、
問題なく使える場合もあるからです。
又、整列後の工程によって、整列率が98%を
割り込むと即座にNGというお客様もいれば、
95%くらいまでなら大丈夫というお客様も
いますので、本当に一概に言えません。
実際には、整列治具の寿命が来る前に、
その部品の生産が終わってしまったり、
逆に10年以上前に作った整列治具を、
今も使い続けているお客様もいます。
耐用年数を書いた私自身からして、
少し強引にまとめ過ぎたかな?
と思っているくらいです。
ベークライトであり、あとはアクリル,
ユニレート,POM(ポリアセタール),
MCナイロン,ピーク材等々があります。
いずれにしても、ほとんどがプラスチック製です。
そこで心配になって来るのが、整列治具の寿命です。
プラスチックには金属ほどの耐久性はありません。
それと引き換えに、流す部品の方に対して、
それを傷付け難いというメリットがあります。
整列治具の寿命は一概には言えません。
これは、並べる部品に大きく左右されます。
流す部品の材質や形状や重さで、整列治具がどれだけ
摩耗するか、という事です。
摩耗しますと、整列穴が大きくなったり、
穴のエッジ部が無くなって、例えばC面取り
されていた部分が、削れてR面取りになって
しまったりします。
その変化が、整列率の悪化に即座に直結するか
どうかも、並べる部品次第です。多少摩耗しても、
整列率がほとんど変わらない部品もあれば、
わずかの摩耗でも悪くなる部品も有ります。
金属で治具を作れば、メッキやアルマイトなど、
耐久性を上げたり、滑りを良くしたりといった
様々な表面処理が行えます。
プラスチックも表面処理が出来る場合があります。
デジカメなどでは、プラスチックボディに
色付け以外の目的も加え、塗装や表面処理を
行なっています。
実は、ベークライト製の整列治具でも一度
表面処理を試した事がありますが、
表面の滑りが極端に悪くなり、断念しました。
プラスチックには高熱をかけられませんし、
電気的にも絶縁率が高い材質が多いために、
やれる表面処理が限られて来るようです。
さて、整列機と整列治具で並べられている
部品の方の材質は、整列治具以上に様々です。
金属・セラミック・プラスチック・ゴム・ガラス、
又はこれらが組み合わさった部品ですが、
ここで一口に金属やセラミックと言っても
これまた様々な種類や形状があります。
一般的には、部品が固く、エッジが立っている
部品を並べると、整列治具が摩耗しやすくなります。
金属で言えば、板金の曲げ部品やネジなどが、
エッジが立っています。但し、部品自身が小さく軽いと、
意外と整列治具も長持ちします。
セラミックはアルミナやフェライトなど、
様々ですが、基本的にどれも固いので、
整列治具は減りやすい傾向があります。
小さな部品ならば良いのですが、大きい部品だと
比較的早く減ります。
しかし、生産量(整列治具の使用頻度)にも
左右されます。通常、セラミック部品は、
大きい部品は生産量が少なく、小さい部品は
生産量が多い傾向があります。そのため、
小さい部品用の整列治具の方が、
寿命が短い事も少なくありません。
という事で、やはり整列治具は消耗品、
と割り切って使って戴くしかありません。
そこで、経験上、あくまでも大まかな参考ですが、
整列治具の寿命の傾向を記載してみます。
ただし、傾向が或る程度ハッキリしている物だけで、
しかも条件によっては、寿命がこれより短くなったり、
逆に長くなったりします。例外が非常に多い
という事をご承知おき下さい。
①セラミック :1年半~3年程度
(形状や重さにより、更に長持ちする場合もあります)
②板金(曲げ物):2~5年程度
(形状やエッジの有無により、かなり変動します)
③金属(矩形物):2~3年程度
(形状や重さにより、更に長持ちする場合もあります)
④金属(丸物) :4~5年程度
(形状や重さにより、更に長持ちする場合もあります)
⑤ネジ(M2以下):4~5年程度
⑥ネジ(M3以上):2~3年程度
⑦ガラス :2~4年程度
(形状や重さにより、更に長持ちする場合もあります)
⑧プラスチック :5~10年程度
⑨ゴム :5~10年程度
⑩ピン :3~6年程度
(形状や寸法により、かなり変動します)
既述しました通り、摩耗のスピードが、
整列治具の寿命と、必ずしもイコールでは
ありません。摩耗がそこそこ進んでいても、
問題なく使える場合もあるからです。
又、整列後の工程によって、整列率が98%を
割り込むと即座にNGというお客様もいれば、
95%くらいまでなら大丈夫というお客様も
いますので、本当に一概に言えません。
実際には、整列治具の寿命が来る前に、
その部品の生産が終わってしまったり、
逆に10年以上前に作った整列治具を、
今も使い続けているお客様もいます。
耐用年数を書いた私自身からして、
少し強引にまとめ過ぎたかな?
と思っているくらいです。