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スコットスットコのブログ

スコットランドは西海岸のGarelochheadという内海の村に住んでます

イギリスの南部が洪水被害で大変な事になっていて連日ものすごい報道になっているのですが…

こちらスコットランドでは
「雨が多いけどまあこんなもんじゃね?暖冬で雪もそんな降らないしー」
みたいな感じで淡々としてます。
スコットランド地方向けのニュースでもただひたすらスコットランドのニュース流すのみ。

今までならば、イングランド南部を襲っている多雨や嵐はスコットランドに来ているはずなんです。
でスコットランドに住む人々は
「もうこの天気にはウンザリ。早く春よ来てくれー」
とか
「もー、我慢できない!イースター休暇はフロリダに行く!マデラに行く!アルガーブに行く!プーケットに行く!」
とか
発作起こしてる筈なんですが、、、

なんと今年はいつもの悪天候をスコットランドに運んでくるジェットストリームが南下してイングランド南部を襲っている。

スコットランドでは不浸透性や浸透性の低い帯水層で雨水や雪解け水が水道水になるまでの時間が短い為、軟水。

片やイングランドは現在洪水に見舞われているテームズ河沿いなどは
地質にライムストーン(石灰岩)やクレイ(粘土)が多く、
チョーク成分が水に溶け出すことと
雨水が地面に一旦染み込んで帯水層に達してから水道水に引き上げているので時間が掛かる為、硬水だとか。
そして洪水被害の酷いサマーセットも上流域は多分サンドストーン(砂岩)。
帯水層に雨水がたまり過ぎて行き場がなくなって
川の氾濫、地面や下水から水が溢れ出すという最悪の状態。

サマーセットの元になった街、サマトン。
語源は
「海水湖に囲まれた場所」
「夏の街」
らしい。
海抜以下の広大な牧草地や村々が水没して、
宇宙からの衛星画像からでも水没状態がはっきりわかる位酷い状況です。

亡き義母が姉妹の如く仲の良かった従姉妹夫婦が洪水被害の酷いテームズ河の街の一つ、Staines(ステインズ)の隣町、Ashford(ケントの方じゃなくて、ヒースロー南のミドルセックスの方のアシュフォード)に住んでまして…

幸い被害は今のところないものの、
近くのゴルフコースは浸水、
テームズに合流する近くを流れるアッシュ川はこれ以上のテームズへの他の河川の合流を止めるために堰き止められて
目と鼻の先の幹線道路向こうにあるクイーンメリー貯水池にとりあえずのリリーフで注がれるようになっているらしい。
それでも貯水池の水位ははかなりの高さで、
未だに収束の兆しの見えない悪天候に次は私たちかも?と戦々恐々の日々を送っている。

アメリカで二月の頭にあった冬の終わりか否かを告げる恒例のグラウンドホッグデイでは、あと6週間冬は続くとのご宣託だったらしい。
グラウンドホッグちゃんの的中率は現在、11/15らしい。
かなり当る、とみればこの悪天候はまだまだ続く。
実際天気予報でもイングランドに押し寄せる嵐が列をなしているシミュレーションがサテライト画像使って流れている。

と、書いている我が家の外は曇りながらも穏やか。
一昨日の強風というか台風ではウェールズからイングランド中部がかなりの被害が有りました。
一日も早く、元の天候パターンに戻って悪天候に耐えられるスコットランドに強風、大雨、雪が来ますように

…って変な願いだけど
本当に災害の規模が半端なくて被害にあっている人達が無防備だったものだから気の毒過ぎるんだもの…。


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