家の親父はドジで…
いや、高齢だから仕方無いかな?
いやいや、
元々物忘れが激しくて、
思い込みが強いからか?
お願いして、
しっかり親父から確認を取っても、
可笑しな現象が起きる。
現象→ちと、オーバーな言い方かな?
この間も、
親父と大井町駅側の三つ又と言う所にある”とき寿司”で、
和やかな夕食の時間を持ったんだけど、
帰り道にドラッグストアの”セイジョウ”に行き、
「車で待っているから、コロコロを買ってきてね!さっき店内の中でチラッと彼の姿が見えたけど、
店長に聞いて貰えば、直ぐに持ってきてくれるから頼むね!」と言って、
頸椎が一つ潰れてしまった事が判明して痛くて仕方が無い僕は、
親父に買い物を頼んで車の中で待っていたのです。
[ 大井町Twilight Zone:::::今年の秋は、雨ばかりだ! ]
「ほら!これだろ!?ホロホロ!」、
「そうだけど、ホロホロじゃないよ、、、コロコロ。。絨毯なんかに落ちている髪の毛や細かい誇りを取る為の物!」。
この時点で、
ちょっと危ない状況。
いつの間にか、
親父の中ではコロコロは、
ホロホロになっていた。
お袋の所に届いていたお歳暮の柿、
横山外科の婦長さんが静岡に帰省した時に家に送って貰った蜜柑のお礼に、
その柿を少しばかり婦長さんに持って行って上げようと思い、
「親父、このコロコロが入っているビニール袋からコロコロを出して玄関に置いて、
お歳暮で頂いた柿を幾つか入れて持って戻って来て!婦長さんに、上げるから!分かった?」、
「そうか、分かった!」そう答えたので、僕も安心し切って、その袋を婦長さんの自転車のカゴに入れて、
病院内に入って「柿をカゴに入れて置いたからね!」、
「ありがとうね」と婦長さんも答えて、
一件落着、話は終ったはず。
だけど、
家に帰って何処を探せども、
コロコロは無い!
車にも探しに行った。
親父と言い合いになって、
「一体、お城に暮らしている訳でもないんだから、一体どこに行っちゃったんだよ~コロコロ!」、
「ホロホロなんて、知らない!」そう答える親父に、
もう僕も疲れてギブアップして翌日の夜に横山外科に行くと、
婦長さんが「柿と一緒に、コロコロが入っていたよ!」。
[ コロコロとカピ(痛み止めの注射)です。何か、怖い写真で、すみません! ]
そして、
婦長さんにも話の顛末を聞かせたら、
一瞬大笑いして「仕方が無いよ、お父さんは、もう高齢なんだから、そんな事も起きるよ!
でも、なんで、ホロホロになっちゃったんだろうね?」、
「きっと、彼のボキャブラリーの中に、ホロホロ鳥があったんだろうね、、、
それか、炒り卵のホロホロ、、じゃないかな?」。
それから、しばらく、
婦長さんの高齢で、未だ健在のお父様の話も交えて、
ひとしきり笑って、この話は終わり。
ホロホロとコロコロでした。
PS
そんな親父に、
今夜は味噌ラーメンを作って上げた。
家の側で、
唯一出前する中華料理屋のラーメンの不味い事この上無し、、、
熱を入れて僕は作ったよ。
「下神明駅の横の中華料理屋のラーメンよりか、お前の作ったラーメンの方が美味いぞ!」と、
親父は僕が作ったラーメンをべた褒めした。
親孝行したい時には親は無し、、
頑張ります、、ボロボロの体に鞭打って。
うん?
ホロホロ~コロコロ~と来て、
最後は、ボロボロかい、、、トホホな話だね。
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