日本映画に時たまある<海外ロケもの>のような物見遊山ではない迫力がありますね。だってコロッセオの大渋滞(警備システムに解除されたため、交通信号管理システムに進入され、そこら辺が赤信号になったという設定)や、ローマの大人気観光スポット、スペイン広場にいる観光客が全員エキストラってことはどうやったらできるの?(たとえて言うなら浅草雷門を占拠してロケしているようなもの?)とか……。
ストーリーについては、映画自体が「ミステリー」のジャンルに入ると思うので、あまり語れません。脚本を先に読んでる私の場合は、ネタバレ状態で映画を見ているわけで、普通の感想とはどうしても違ってきてしまいます。映像になって印象に残ったのは、映画のタイトルが『アマルフィ』だったのも、ひとつのフックだったのだ、ということです。つまり青島風にいえば「事件はアマルフィで起こっているんじゃない。ローマで起こっているんだ」。にもかかわらず何でタイトルはアマルフィなんだ?ってことです。
ものすごく勝ち気でコワーイ天海祐希さんが、織田裕二さんの胸で泣くシーンは印象的ですね~。どの時点でふたりの心はクロスしたのか、織田さん扮する主人公・黒田は果たしてヒロイン天海さんに惹かれたのか、どうだったのか? これも見た人間同士で語れるポイントかもしれません。そうそう、エンディング近くに天海さんが織田さんへ放つ素敵な一言も見逃せません。
ケチをつけるとしたらですね…犯人がこの事件を引き起こすキッカケと、この事件の規模がアンバランスに思えることかな。それとエンディングで語り合う織田さんと天海さんのシーンのロケ地。気持ちはわかるけど…私がプロデューサーでもそうするとは思うけど、あそこですか?と苦笑してしまいました(笑)
脚本では、どうやって映像で理解させるのだろうと思っていた伏線の数々が、映像ではかなり丁寧に描かれているので、謎解きは楽しいはずです。
一つだけ、それほど重要ではない伏線を書いておきます。外務省研修生(戸田恵梨香さん)が黒田を迎えに行った空港でスリに遭いますが、黒田はすぐに犯行に気づきます。そのくらいスリの仕事に詳しい黒田が、アマルフィで取った行動は……?
あー、ストーリーを書かないで何かを説明するって難しい!
ちなみに、天海さんが持っているケータイが、どうも私の持っているドコモN-02Aの白じゃないかと思うんです……海外で写真付きメールを何度も受けているから、パケ代死にそうだな~なんて思っちゃいました(笑)
というわけで仕事とはそれほど関係ないアマルフィですが(笑) たまにはWePhoto も覗いてチョ!





