北海道ぴっぷ町0時00分

北海道ぴっぷ町0時00分

これから再開発をしていこうとしているぴっぷ(比布)町の今とこれからを綴ります。

Amebaでブログを始めよう!
 比布町議会定例議会が12月10日わずか一日で閉会しました。
 今年一年ですべてを理解するのは無理ですが「単なる議会の運用」が分らないがために前に進めないのは、悔いが残ります。
 昔は農家が水利権を優先的に得るために地域から議員を出し、親戚知人を巻き込んでの選挙戦になったそうです。そして議員が当選できなかった行政区はそれから4年間、水利権が脅かされる状況に合ったそうです。
 確かに生活がかかっているので必死だったと思いますがそれをこの時代まで引きずることはありません。

 町には若い人が建てたモダンな家が建ち並んでいます。多分、これから数十年はここで暮らす覚悟なのでしょう。
 私はこの人たちの暮らしをしっかりと支えられるような議会、行政にしなくてはならないと思っています。
 そして、その子どもたち孫たちが安心して暮らせる土台を作らなくてはと考えています。

 「教育の町にしたい」これは、私の理想です。
 教育とは、そもそも誰のものなのでしょうか?
 今現在、比布町の教育が子どもたちの将来に役立つものになっているでしょうか?
 教育者の思い込みや、単なる「職場」になっていないでしょうか?
 できれば、私が中学校にいたときより、前進していて欲しいです。しっかりと子どもに寄り添える学校になっていて欲しいです。

 夏に視察した札幌の小中一貫校は、今の運用に至るまで30年かかったそうです。
 どうしてか?
 小学校の教師と中学校の教師の間にどうして壁があるのか?この壁を取っ払うのにどうしてそんなに時間がかかるのか?

 普通教室に三割の困り感を抱えた生徒がいるそうです。
 しかし、特別支援の免許を持った先生は一割もいません。特別支援教室にすらいないのです。
 教育大学では、特別支援のカリキュラムは必須科目では無いそうです。
 学校嫌いになるはずです。
 学校に行けなくなります。
 学校で誰も理解してくれない…。
 それでも学校には行かなくてはならない…どうして?

 道議会でいじめについての質問があると、道教委は各地域の教育委員会にアンケートを強要するそうです。
 しかし、まじめにアンケートに答えるケースばかりでは無いようです。
 面倒だから「ゼロ回答」。
 追跡調査の結果が面倒だから、ゼロ回答。
 ゼロ回答したからと言って、つじつまが合えば良いからゼロ回答。

 いじめが無くなるはずがありません。

 教師だけで学校のいじめを無くすことは無理です。
 子どもたちの命を守るためにも地域保護者が立ち上がる時だと思います。
この記事を読んで頂きたい。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/takayukifukatsu/20150907-00049112/

 あれほど、騒がれた東京オリンピックのロゴ問題は、専門的な丁寧なプロセスを踏めば、盗用では無かったし、似てもいなかったというお話である。

 マスコミ、特にテレビの情報には「話題性」しかないと日頃思っているので信じることは少ないのだがそれにしても世の中のインターネットを活用していない人や、活用し切れていない人たちは、情報難民と言えるのでは無いか。
 私が毎月発行しているWhisperと言うミニコミ紙に「インターネットを活用しよう」と言う記事を載せると必ず、インターネットは嘘だらけだと言う反論がある。
 情報格差とは、その嘘を見抜けないことを指している。

 日本人は勤勉で9年もの義務教育を受けている。それなのに思考力、判断力が劣る人が多いような気がする。
 連日、報道される「振り込め詐欺」の被害者も後を絶たない。
 学校では、「生きる知恵」を授かることが少ない(?)のかもしれない。

 以前、農業でよく使う一輪車を引きながら作業しているとある先生が「一輪車は押すものですよ」と言ってきた。私は即座に「僕は小学校の時から一輪車を使っているので問題ないですよ」と答えると、驚いた顔で去って行った。
 多分、自分のことを歩く常識だと思っていた先生にしてみれば、自分の知らないことを知っている「たかが用務員」のくせに、と思ったのでは無いかと邪推してしまう。

 日本人は恵まれすぎていると誰かが言っていた。
 確かにこのままでは、テレビが戦争突入しか無いと言い始めると、戦争に向かうかもしれない。
 今日は上川総合振興局管内議員研修でした。
 場所は隣の当麻町でした。
 講演の内容は、2つ。TPPの裏情報及びマスコミでは流されない深層情報とこれからの日本経済の行方についてです。

 TPPについては、テレビでは詳しく語られていない条約締結の裏話が満載で、このままTPP条約を批准してもうまく運ぶのか、また日本の食糧政策はつぶされないのかなど不安が募る内容でした。
 さらに外交もTPP批准国との交流もむしろ、各国が疑心暗鬼になるような、ISD条約の批准問題などを抱え、まだまだ実行されるには先になるがその間にしっかりと国民に、TPPによって輸入されるものを選ぶ術を身につけさせないと大変なことになると思いました。
 それほど、内容は利益誘導型のものであるように感じました。

 経済の行方については、今現在も不安定な要素があり、堅実な家計経済を強いられていますが今後も堅実経済が長く続きそうな気配です。
 それを脱却するにも特に画期的な経済政策は無く、1991年以降継続しているデフレマインドを振り切るには相当な期間が掛かりそうな気がします。
 是非、日経ラジオで平日午前の相場を聞きながら気を紛らせてください(笑´∀`)