石巻からバスで女川町へ移動。

漁港を見下ろす海抜17mの高台に女川町立病院はあります。
写真は病院の駐車場から漁港を見たところ。


駐車場から右側の街の中心部はというと、津波で街が消えていました
さながら今は街を作り直しているようでした。


高台にある病院は1階の天井まで津波が押し寄せて、
1階は破壊されてしまいましたが、避難してきた人や入院患者に犠牲者は出なかったそうです。

停電の中、翌日から病院スタッフが診療活動をしたそうです。


病院2階に「震災の記憶と記録」の写真&パネルの展示がありました。


石巻から女川を往復する途中、仮設住宅が何ヵ所もありました。
それもたくさん
狭くて、壁が薄くて、夏は暑く、冬は寒い
仮設といいながらもう4年も住んでいるのです

ガイドさんが、「このあたりは住宅街だったんですよ」
というエリアは新しい家がまばらにあり、ガレキはなくなっていますが、駐車場や空き地が目立ちます。
よく見ると、津波で流された住宅の跡は基礎や境界だけが残っていました。

海沿いの土地は2メートルかさ上げの工事が行われていて
他県ナンバーのダンプカーが多数行き交っていました。

本当の復興はまだまだこれからなのかもしれないなと感じました。

おしまい