5月18日、奥さんと映画を観にいってきました。
前回の「世界に一つのプレイブック」で失敗していたので慎重にコメディであることを調べました。
コーエン兄弟が脚本なのでこれはまちがいないだろうと・・・

【原題】 Gmbit

【邦題】 モネ・ゲーム

【監督】 マイケル・ホフマン

【脚本】 ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン

【キャスト】 コリン・ファース、キャメロン・ディアス、アラン・リックマン


コリン・ファースがサボイホテルのロビーをネクタイにパンツ姿で歩く!


警備の新兵器はライオン?


キャメロン・ディアスの西部のヤンキー娘役はぴったり。
しかし口がでかい
唇が薄いから下品にならないのかも
顔のパーツもデカイから表情の表現がクッキリハッキリ

この映画はだれも多少下品なジョークもでてきますが、だれも傷つかず、最後はみんながそれぞれに満足するという不思議なコメディでもありました。

最後のどんでん返しのオチもちゃんとついていました。

    


「英国王のスピーチ」でアカデミーをとったコリン・ファースを思うと今回の役とのギャップに感心してしまいます。ドジでオトボケな鑑定士が真剣に必死に詐欺をする姿が笑わずにはいられません。たいした役者さんです。

それからアラン・リックマンはハリー・ポッターシリーズのスネイプ先生の印象が強烈でしたが、どうしてどうして、これまた正統派の俳優さん。
思い出すと「ダイ・ハード」の第一作でテロリストのリーダーをしていた俳優さんでした。

スタンリー・トゥッチはTVドラマ「ER」の部長先生のイメージでしたが、よ~くみているといろいろな役で多くの映画に脇役として出演しています。
脇役の俳優さんは演技が味があってうまいですね。

モネの絵、ロンドンのサボイホテル、贋作の画家、金持ちの日本人コレクター・・・
ネタをそろえてもありますが、脚本がうまくこなれていて荒唐無稽さがちゃちにみえない。
さすが、コーエン兄弟といったところでしょうか。
俳優さんもうまくマッチしていて、ひさびさに、スカッするおもしろい映画でした。

しかし、日本人の役どころは「オバカ」にしか見えないんだなぁ・・・

【満足度】 ★★★★★