6月3日(日)予報に反してよい天気の一日でした。

前日の土曜日、新聞のテレビ欄を奥さんがチェックして、

出没!アド街ック天国
「江戸風情の旧街道・・・北品川」

で天ぷら屋さんが紹介されたのを見て、早速に行ってみることに

第一京浜で品川神社の前から京浜急行の高架をくぐります
路上パーキングに車を置き、商店街へ向かいます。
細い道路に古い家並みの密集したエリアに、目指す天ぷら屋さんはありました。



三浦屋・・・・船宿とも書いてあります。歴史がありそう。
まったく飾り気がありません

12時30分頃でしたが、すでに満席でお店の外に人が並んでいます。

2番目の好位置(?)につけました(笑)

しばらくするうちに後ろの路上には10人以上が並んでいました。

店内はカウンター3席、座敷11名

テレビの影響は大きい

おかみさんらしき人が、並んでいるうちからオーダーをとってくれます。
「昨日なら空いていたのにね~」とつぶやくのも正直で素朴です。

15分ほどして、座敷の席へ。
相席ですが向かいあわせではなく、横にとなりどうしに座ります。

店内には過去に訪れた有名人の色紙がビニールに包んで壁に張ってあります。
最近のタレントでは「ピースの綾部と又吉」ってところですか。
サインが達筆で誰だか読めない色紙もありました。

見た目は汚いが、料理は美味しいという、
とんねるずのKITANACHELIN(キタナシュラン)
認定されていました。
(カラーボックスの上の中央)





注文は極上丼(@1300円)。
このネーミングはなかなかぜいたくっぽくていいですね。
ちなみに天ぷらは、穴子、海老、キス、めごち、ししとうの5品



シジミのおみそ汁がまた、おいしい。






揚げたての天ぷらは
サクサです


内装はしょぼくて古びていますが、決して汚くはありません。
それにお店のスタッフの応対がとても感じがいい
厨房で手伝っているアルバイトのおねえさんは午後1時までだったのか、
おかみさんが
「今日は2時までお願い!」
と話す声が聞こえてきます
テレビで紹介されたので、突然にお客さんが押しかけちゃったんだろうな。




お店のカードと思いきや、コピーした紙を名刺の大きさにハサミで切っただけのもの
さすが、 KITANACHELIN(キタナシュラン)
いまは夜は営業していないのだそうです。




せっかくなので旧東海道の品川宿の名残がある商店街を散策

明治28年創業のおせんべ屋さん「あきおか」でおせんべを購入
どれもこのお店で焼き上げたものです。



(帰宅して夕食後にお茶とともにいただきました。)




和菓子やさんで葛桜を買って歩きながら食べちゃいました。(@100円)
あんこがさっぱりした甘さで、これまたおいしい



商店街の中にコンビニはありません。
木の引き戸の金物屋さんがあったり、 三味線のお店があったりしました。
商店街の裏は木造モルタルの古い住宅が密集。

商店街の外にあるバス通りにはセブン・イレブンがありました。

商店街を抜けると目黒川です。

もともとが宿場町ですから神社やお寺もけっこうあります。
品川神社には板垣退助の墓があったり、細川宗家の墓地があったりもする。


品川神社の参道にもなっていました。






すぐそばの第一京浜は、いままでに数え切れないほど車で通っていましたが、
1本道筋を入ったところにこんな風情のある宿場宿場町の商店街があるとは、
正直びっくりでした

おいしいものを食べて、
楽しい街歩きをして
近場で過ごしたにもかかわらず、満足な休日でした