天気の良かった11月27日の日曜日、たまたまチケットが手に入ったので、奥さんとクラシックコンサートに行ってきました。

日本IBM管弦楽団 第18回定期演奏会

アマチュアとはいえ、総勢50人余り。
新宿文化センター大ホールが満員。

私のような素人にとっては、すばらしい演奏です。


【演目】R.シュトラウス 歌劇「ばらの騎士」作品59-ワルツ第1番

    R.シュトラウス 4つの最後の歌

    ベートーヴェン  交響曲第6番 ヘ長調 作品68「田園」

クラシックに関しては、作曲家、作品、指揮者、演奏者・・・いずれも全くの素人で、恥ずかしながら(?)自宅にはクラシックのCDもありません。

ですが、「田園」は昔から数少ない知っている曲の中でも、
お気に入りの作品の一つです。

田舎の情景を見事に鮮やかに描いた名曲。

目を閉じていると、秋の収穫後の田園にやわらかな日射しが降り注ぎ、さわやかな風がやさしく吹いている。
こんな情景が見えてきます。

演奏が終われば当然のごとく、拍手が続きます。

指揮者の新通英洋氏はとても丁寧な方で、何回も舞台に出てきては、各パートのリーダー、そしてパートのメンバーそれぞれを讃えて拍手を送ります。
聴衆もそれにあわせて一段と大きな拍手をします。

5分近く拍手をしていたと思います。

みなさん、普段は仕事をしながら、その間に練習の時間を捻出し、演奏会に臨んでいるわけで、
素直に「偉いなぁ」と感心してしまいました。


ちょっと、贅沢な文化の秋を味わった一日でした。