「コクリコ坂から」

観てきました目


$お父さんのささやかな幸せと抵抗-コクリコ坂から①

感動、痛快、総会、迫力、スリル、笑い・・・

すべてあてはまらない不思議な映画でした。

つまらないわけでもない。


舗装されていない道路

スーパーもコンビニもない

電話は黒の固定電話

鉄道はJRではなく国鉄
初乗りは30円(子どもは10円だった!)
窓口で切符を購入し、改札で挟みを入れる
チョコレート色で床が木造の電車

賄いつきの下宿屋

炊飯器だはなくお釜で炊いておひつにご飯を移す

ローラーの絞り機がついた洗濯機

朝鮮戦争とアメリカ軍(国連軍)の支援をした日本

煙をはきだす京浜工業地帯

東京オリンピック直前のエネルギー

お父さんのささやかな幸せと抵抗-コクリコ坂から②

時代背景を理解すれば、

ごく普通の高校生とその周辺の人たちの生活を丁寧に切り取って描写した映画

とわかる。

豊かではないが、ひたむきさがあった。

希望と活気にあふれた日本があった。

お父さんのささやかな幸せと抵抗-コクリコ坂から:海

お父さんのささやかな幸せと抵抗-コクリコ坂から:俊

私よりも10歳くらい上の人の世代の頃だ。

この映画は

大人のための

心の休憩場所

のように感じました。

見ている間も、観終えても、
なにか、ほっと、気持ちの落ち着く映画でした。


採点:★★★★☆