だいぶ時間が経ってしまったのですが、
療育を開始した、という記事を書いてなかったなぁと思い。。。
ムスコは、自治体の療育センターにのみ通っています。
理由は#59の記事に書いています。
ムスコ生後9か月で、療育センターの門をたたき、
ケースワーカーさんの聞き取りや医師の面談の後に、
理学療法が始まりました。
~~理学療法とは(ウィキペディアより引用)~~~~~~~~~~~
理学療法(りがくりょうほう、英語: physiotherapy、physical therapy)とは身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行わせ、及び電気療法、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう。
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↑のうちの、『運動療法』のようです。
ちなみに作業療法とは・・・
~~作業療法(ウィキペディアより引用)~~~~~~~~~~~~~
身体又は精神の障害に対し、応用的動作能力又は社会的適応能力の回復を図るため、手芸、工作、(折り紙、木工、陶芸、編み物、アイロンビーズなど)、芸術(音楽、絵画、塗り絵、書道、俳句、スクラッチボードなど)、遊び(トランプ、将棋、リバーシ、パズル、健身球など)やスポーツ(散歩、体操、ゲートボール、ダンスなど)などの「創作活動やレクリエーション」、日常動作(食事、料理、掃除、読書など)である「生活活動」などの「行為(作業)」を行わせることを作業療法の定義としている。
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だそうで、このうち日常動作の練習をする、ということのようです。
ムスコの担当理学療法士さんによると、
ムスコの場合は、概ね独り歩きするまでは理学療法士さんが、
その後は作業療法士さんにスイッチして、進めていくのだそうです。
我がムスコ、9が月では、家で寝がえりはしていたものの、
療育センターにいくと、天井を見上げたままほとんど動きませんでした
療育は早いに越したことはない!と、かなり前のめりになっていたのですが、
生後3~4か月で遺伝科の医師に、まだ早いんじゃないかな~と言われたのが
この時やっと理解できました
家でかるがるできる動きは、やっと療育センターでも見せるかどうか・・・
という感じなので、家では課題が達成できているのに、先生に見せてよ~!
と思うこともよくありますが、ご愛敬~
さて、理学療法ですが、
ムスコの発達が理学療法によってめちゃんこ早まった!!!!!
ということは、残念ながら無いように思います。
これは、療育センターの医師からも言われていた通りです。
ただ、発達がゆっくりな分、一つできるようになるまでに、
よーく知るともっと細かいことが一つづつできるようになって
その段階が10個も20個もあって、ようやく一つのことができるようになっていることが
わかるようになりました。
☝文章がわかりづらいですね・・・
ムスコ1歳5か月、まだハイハイができないのですが、
ハイハイができるようになるまでには、
うつぶせで腕を伸ばす
上体が高くなるように腕を伸ばす
お尻が上がる
膝が曲がる(ムスコは力を入れると膝を突っ張ってしまいます)
自分で状態を前後左右に揺らす
一歩が出る!
そんな感じです。(もっと段階はあると思います)
健常児も、同じステップを踏んでいるはずなのですが、
ダウン症候群感覚でいくと、ホントあっという間で、
そんな細かな段階を一つづつ観察できていませんでした。
健常児のお姉ちゃんも、こうやって一つづつできるようになったのか!
と、しみじみお勉強です。
そんなわけで、理学療法を受けていて良かったなと思うことはたくさんあるけれど、
ムスコに寄り添った目線で、ムスコの感覚で、応援できること。
一つ一つの細かな段階を理学療法士さんが教えてくださることで、
ムスコの発達を理解して寄り添えること。
そんなふうに思っています