こんにちは、ninaです。
先日のブログも読んでいただきありがとうございました。
0歳から毎日読み聞かせをしてきた結果、
5歳の現在、ミニーナは、すっかり絵本好きになりました。
記録しておきたいと思いつつ、
しばらくメモしていませんでしたが、備忘録も兼ねて、
これから毎月、読んだ絵本と好きな絵本を記録していきたいと思います。
▼最近のミニーナ。
クリスマスイルミネーションを観に行っても、
乗り物に夢中の娘、相変わらず、乗り物大好き。
ライトアップされたショベルカー(!)初体験w
光る電車は、何度乗ったかわかりません。笑
今日は、ミニーナ(5歳)の先月11月の絵本記録。
先月は全部で29冊の絵本を図書館で借りました。
ミニーナは、同じ本を繰り返し読むよりも、いろいろな本に触れるのが好きなタイプ。
そのため、週に一度は必ず図書館へ行き、毎回違うジャンルやテーマの絵本を選んでいます。
私が選ぶ絵本が半分、ミニーナが選ぶ絵本が半分です。
一度きりで終わる「一度読み」の絵本もありますが、
本当に気に入った絵本は、暗記するほど何度も何度も読むのがミニーナ流。
絵本を読むタイミングと一日のリズム
わが家の絵本タイムはルーティン化していて、↓こんな感じです。
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朝(寝起き)
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平日:3〜5冊
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休日:10冊前後
布団の中でぬくぬく絵本を読んでから、朝ごはん、が定番。
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夜(寝る前)
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毎日寝る前に3冊
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その他の時間
幼稚園に行く前や帰宅後、夕食後は
工作やお絵描きをしていることが多いですが、
気が向くと一人で絵本を読んでいる(眺めている)こともあります。ハマっている絵本があるときは、「読んで〜!」と持ってきます。
「読ませなきゃ」と思わなくても、
生活の中に、自然と読みたい絵本がある状態にしてあるので、
今のところ、ミニーナは、自分のタイミングで手に取って読んでいます。
11月によく読んだ絵本ベスト5
先月もたくさんの絵本と出会いました。
その中でも、特によく読んだ ベスト5 を記録します。
第5位
夕暮れ時、いちばん星をみつけたはるか。
都会の空にも、宇宙の神秘を感じられるすてきなシーンがたくさんある!
最後は、ペルセウス座流星群を見に山へ!
双眼鏡だけで十分楽しい、夜空観察入門。
家族で星について語り、みんなで観測するストーリー。
流星や宇宙ステーションなども出てきて盛り上がります。
夜空や星への興味を子どもでもわかるように、やさしく広げてくれる絵本。
読み聞かせのあと、実際に親子で空を見上げるきっかけになりました。
星空キャンプなんて、行ってみたいな〜
第4位
「せかいじゅうの 人びとを しあわせにするため」に世界中を征服した、ある大きな国の大統領のおはなし。強者のゆがんだ論理を明るいユーモアで皮肉たっぷりに描いた寓話絵本。
武力で世界を制圧してきた大きな国が、最後の国を侵略しに小さな国へ向かいます。
武器すら持たない小さな国に歓迎され、
誰もかれもが、そこで気持ちよく過ごすうちに、小さな国に飲み込まれてしまう、というお話。
”戦争”という存在を認識し始めたミニーナのために手に取った絵本ですが、
私の方が、考えさせられました。
「強さとは何か?」とってもシンプルだけれど、読み終わったあと、大人も余韻が残ります。
ミニーナも何か感じるところがあったのでしょうか。
何度も読んだ絵本です。
🥉第3位
『ばけものつかい 』/川端 誠
お化け屋敷に越してきたご隠居さん。奉公人は怖がって、すぐに逃げてしまいました。
ご隠居さんは、毎晩あらわれる化け物たちに驚くどころか、
かれらをこき使い始め…
「じゅげむ」で人気に火がついた落語絵本シリーズの一冊。
私が落語が好きなので、このシリーズを読むのも楽しく、ミニーナもすっかり大好きに。
文章が秀逸で、セリフも面白くて、テンポがよくて楽しい絵本です。
子どもを連れて、落語に行く機会はなかなかありませんが、
絵本でこうやって親しめるのっていいですよね。
ミニーナは、どこまで落語を理解しているのかわかりませんがw、
最後のオチでは、大笑いでした。
▼ミニーナは、「じゅげむ」にももれなくハマって、
なんと、「寿限無 寿限無〜」を最後まで暗誦できるまでになりました。笑
▼お正月には、こちらもオススメ!
🥈第2位
『スキャリーおじさんのミミズのローリーたのしいいちにち』/ リチャード・スキャリー
ビジータウンを舞台にどうぶつたちがドタバタ楽しいお話をくりひろげるスキャリーシリーズ。
中でも特に個性的で人気が高いのがミミズのローリー。ローリーは、朝起きてから夜寝るまで、どんな風にすごすのかな?
私も子どもの頃に読んでいた、懐かしの「スキャリーおじさんのおはなしシリーズ」の復刊!
このシリーズ、ミニーナも大好きです。
今回の主人公は、大人気のミミズのローリー。
街の中で働く人(動物)たちの様子が細かく描かれていて、
ローリーの一日を追いながら社会の仕組みを楽しく知ることができます。
一緒に数を数えたり、隠れているローリーを見つけたり…。
絵の情報量も多く、何度読んでも新しい発見があり、自然に会話が増えるオススメ絵本です。
(盛り上がりすぎるので、読み聞かせするタイミングにはご注意を!笑)
🥇第1位
『ドワーフじいさんのいえづくり』/青山 邦彦
気むずかしいドワーフじいさんが、ひとりで家をつくることになりました。
すると次々に動物たちがやってきて…。細密に描きこまれた画面が見る人をひきつける、すてきな絵本。
11月、一番たくさん読んだ絵本がこちら。
木を切ったり、運んだり、組み立てたり…
動物たちと一緒に、少しずつ家ができていく様子が丁寧に描かれています。
次から次に書き加えられる、設計図がまた楽しい!
自宅や幼稚園での「家づくり」ブーム真っ最中のミニーナは、どハマり。
「今日の部屋はココにする!ママは?」と毎回盛り上がりながら、何度も何度も楽しみました。
上記5冊の他、11月に借りた絵本も下記にメモ。
昔は、ストーリーのある絵本ばかりだったのに、
最近は、選ぶ絵本も雑多になってきました。
( 6)たのしいたてもの 青山 邦彦
( 7)つくってあそぼう楽器工作 1 井上 明美
( 8)タイのごはん 銀城 康子
( 9)うちじゅうのいちにち 中村 まさあき
(10)お化けのおもてなし 川端 誠
(11)ぎょうれつのできるサンドイッチやさん ふくざわ ゆみこ
(12)おおきなおおきなおいも 赤羽 末吉
(13)ながいながい骨の旅 松田 素子
(14)ルルとララのおしゃれクッキー あんびる やすこ
(15)ルルとララのカップケーキ あんびる やすこ
(16)ほしじいたけほしばあたけ 石川 基子
(16)いいないいなこのおうち 軽部 武宏
(17)もぐらさんのいびき 角野 栄子
(18)おいしい!やさいりょうり さくら ももこ
(19)なぜ?の図鑑 ネコ 今泉 忠明
(20)ポットくんとミミズくん 真木 文絵
(21)オタマジャクシのうんどうかい 阿部 夏丸
(22)ゆきのもりのおくりもの リンデ・ファース
(23)みつけよう・そだてようちいさないきもの イモムシ・ヤゴ 小宮 輝之
(24)時計つくりのジョニー エドワード・アーディゾーニ
(25)りんごのまほう うえだ しげこ
(26)チャッピィの家 いまい あやの
(27)すーちゃんとねこ さの ようこ
(28)もりのへなそうる わたなべ しげお・やまわき ゆりこ
(29)いやいやえん 中川 李枝子・大村 百合子
11月はインフルエンザで家族全員ダウンした(!)ので、
図書館に行けず、いつもよりは一週間分少なめでした。
今月のまとめ
今回の11月の絵本選びを振り返って、
「これはママにこそおすすめしたい」と思ったポイントをまとめました。
✔ ① 家・暮らしがテーマの絵本は、生活理解が深まる
『ドワーフじいさんのいえづくり』、『たのしいたてもの 』、
『うちじゅうのいちにち』のように、
家の中・暮らし・時間の流れが描かれている絵本は、
子どもが自分の生活と重ねやすく、会話が自然に増えます。
→「おうちってこうやってできてるんだね」
「今は誰が何してる時間かな?」
など、知育というより生活感覚が育つのが魅力です。
✔ ② 情報量の多い絵本は“考える力”が伸びる
スキャリーおじさんシリーズのように、
1ページにたくさんの情報が詰まっている絵本は、
見る力・考える力・質問する力を引き出してくれます。
何度読んでも新しい発見があり、
「長く使える一冊」になりやすいのもポイント。
このシリーズは、どれか一冊でも手元にあってもいいかも!
✔ ③ 一度読みでもOK。好きな本に出会えれば十分
全部の本を何度も読む必要はなく、
「これはハマった!」という一冊に出会えればそれでOK。
図書館でたくさん試し読み →
本当に好きなものだけ手元に残す、という流れは
コスパもよく、失敗も少ないのでおすすめです。
✔ ④ 絵本+工作・遊びで世界が広がる
工作本や世界の暮らしの絵本など、
「読んで終わり」ではなく、
遊びや体験につながる絵本は、記憶にも残りやすいです。
絵本をきっかけに、
・作ってみる
・描いてみる
・調べてみる
・ごっこ遊びする 等
そんな流れが自然に生まれます。
11月は、
家・暮らし・世界・図鑑・工作に興味がぐっと深まった月でした。
思いがけず、長文になってしまいました。


