コーチングタロッターの山本尚央子です。


新しい扉がまた一つ開きました


「香りでココロの声を聴きましょう」
というワークショップに参加してみました。

講師は、一般社団法人アロマリーディング協会の笹本英恵先生。



脳の仕組みと香りへの反応

嗅覚は、脳の大脳辺縁系と直結しているそうです。

「好き」か「キライ」かをわずか0.2秒で判断するといわれています。

好き嫌いを判断したあとで、
「なんの香りだろう」と分析を始めます。

これが嗅覚の特徴的なところ。

ほかの感覚器では、「何か」を判断してから好き嫌いを決めるそうです。

痛みを感じるまでに0.9秒かかるといいますから、
0.2秒という香りの好みの判断が
いかに瞬時に行われるかがわかりますし、
「嗅覚にウソはつけない」ということになります。



ココロの声をチェックするのにアロマは有効

意識は、潜在意識と顕在意識に分けることができます。

本人が意識できている顕在意識、
いわば「アタマ」の部分はわずか5%といわれます。

残りの95%は潜在意識、この部分がいわば「ココロ」です。

ココロの声をすべて聞き入れる必要はありませんが、
あまりにもアタマとココロがかけ離れていて
せめぎ合いをしていると、それは大きなストレスに
なってしまいます。

だから、ココロの声を無視することはできません。


あれ これって、インナーチャイルドに似ている


アタマとココロのずれを修正するために、アロマは有効です。

潜在意識を司っているのも、大脳辺縁系だからです。




今日の香りの順番は 今の自分はどんな感じ

さて、いよいよココロチェックに入ります。

笹本先生が用意してくれたのは、8種類のアロマのボトルです。

ロールオンボトルだからとても使いやすい。

なんの香りか知らされないまま、ムエット(試香紙)をかいで、
好きかキライかの度合いで、1番から8番まで順位をつけます。


やだ、楽しい


そのあとで、それぞれどのアロマだったのかネタばらし。
 
私の順番はこんな感じでした。

 ゼラニウム:好き
 レモングラス:好き
 ベルガモット:好き
 ローズマリー:まあまあ
 ユーカリ:まあまあ
 ラベンダー:まあまあ
 クラリセージ:苦手
 イランイラン:ダメ


好きなアロマは、顕在意識の部分。
得意なことや求めていることです。

どちらでもないまあまあのアロマは、
とりあえず現在のテーマではない部分。

キライなアロマは、潜在意識の部分で、
苦手だったり課題の部分です。


つまり、真ん中の部分は放っておいてもいいのですが、
嫌いな部分には克服しなければならない課題が隠されているかも。。。



それぞれのアロマについて、
なぜ好き嫌いが分かれるのか、
好きだった人はどんな状態で、
キライだった人はどんな状態か説明してもらいました。


例えば万人が好むとされるラベンダー、
なぜ私は低かったのか

ラベンダーの特性である
「癒されたり、バランスをとる必要が今はない」とも
考えられますが、もっと根が深くて、
「そっとしておいてほしい。人に弱みを見せたくない」
という思いが働いている場合もあるとか。


自分では、ふだん愛用しているレモングラスよりも、
ゼラニウムが上位にきたのが意外でした。

ゼラニウムは、女性ホルモンのバランスを整える働きがあります。

母なる大地や、受容する力のシンボルでもあります。

ゼラニウムが好きな人は、
ありのままの自分を認め表現したいという思いがあるそうです。


あれ
これって、タロットやインナーチャイルドカードの
大アルカナのⅢじゃありません

 


うーん、深い。


3番のベルガモットは、私は使い慣れないアロマですが、
柑橘系なので取り入れやすい気がしました。

これは楽しくポジティブになれるアロマ。

ああ、これは数秘&カラーの3、私のライフパスだー




参加者6人、順番はバラバラでしたが、
ほぼ共通したのが、「クラリセージ」をキライとした人が多かったこと。

クラリセージは、女性ホルモンのエストロゲンと構造が似ているそうです。

沈静・リラックス効果は実はラベンダーよりも上なのだそうですよ。

そしてもう一つ。

「アタマのおしゃべりを止める」効果があるというところが、
私に響きました。

このごろ、アタマが先走りすぎて
ココロが追いついていってないぞーと思うことが多くって。。。

ココロの声を聴きたいと思う人は、クラリセージを好むそうです。

ということはつまり、クラリセージを嫌う人は、
「アタマ優先でいいんだよー」という選択をしているということ。

ああ、やっぱり私だ。。。
でも、このままアタマだけを走らせるわけにもいかないなあと、
課題をつきつけられた気がしました。



ココロケアの時間

今の自分に必要だと思われるアロマを2種類選びます。

好きなものを二つ選んでもいいし、
好きなアロマと嫌いなアロマを組み合わせてもいいのです。

嫌いなアロマを取り入れると、
抑圧されている部分を解放できる効果が期待できます。


私は、ゼラニウムとベルガモットにしようかとも思いましたが、
「クラリセージ」と向き合ってみることにしました。

右の手のひらに好きなゼラニウムをクルクルクルと3ロール。

左の手のひらには、苦手なクラリセージをクルっと1ロール。

両手を合わせて、混ぜ合わせ、目を閉じて鼻から吸い込み、深呼吸をします。

こうするとクラリセージの苦手感が抜け、受け容れられる気がしました。



「なりたい自分へ」パートナーアロマ

この日のワークショップでは、
8本のロールオン・アロマのうちから、
「気に入った1本をプレゼント」の特典がありました。

私が選んだパートナーアロマは、「ゼラニウム」です。

 

女子力アップにもよさそうなんですもん( ´艸`)

ゼラニウムのキーワード
  安心感、穏やかさ、女性性、バランス、受け取り上手になる

ゼラニウムに魅かれるとき
  女性性を受け容れたい/流れに身を任せてみたい/甘えたい 等々

ゼラニウムが苦手なとき
  女性性に対する負のイメージがある/受け取り下手 等々


この香りが好きなのに、私の場合、
苦手なほうにもあてはまる項目があるところがおもしろいと思いました。



ロールオンタイプのこのアロマリーディングボトルは、
希釈してあって、とても使いやすくて便利。

当分の間、ゼラニウムのアロマリーディングボトルと
仲よく過ごして、アロマのサポートを受けることにします。




タロットは3カ月先を占うのに最適なツールです。
次の日や、その次の日といったように、
時間をおかずに占ってみても、不思議なことに
似たようなカードばかり出てきます。

3カ月くらいの間隔を空けて、同じテーマで占うと、
まったく違ったカードが出てきたりします。


アロマもそれと同じなのかもしれません。

ココロは日々変化し続けているので、
自分がどんな課題を抱えていて
どんなアロマを必要としているのか、
定期的にチェックするのがポイントのようです。


近いうちに、笹本先生のアロマリーディングも受けてみるつもりです。