ジュエリーや投資材料、その他工業製品等でも大活躍の
貴金属
について。
貴金属 = Precious Metal は腐食性に非常に強く、かつ希少価値の高い金属を指します。
化学的には、プラチナ(白金) (Pt)、金 (Au)、銀 (Ag)、パラジウム (Pd)、ロジウム (Rh)、イリジウム (Ir)、ルテニウム (Ru)、オスミウム (Os) の8つが貴金属と定められています。
皆さんご存知の通りプラチナ、金、銀は、ジュエリーには欠かせない貴金属です。
ロジウムとルテニウムも耳にする人がいると思いますが、ロジウムは白色系のめっきに使用しルテニウムは黒色系のめっきに使用され、プラチナやホワイトゴールド、シルバー製品に頻繁に使用されます。
めっきと聞くとマイナスなイメージを持つ人がいるかもしれませんが、貴金属に更に貴金属のコーティングをして輝きや耐久性を高められると考えると、とてもプラスなイメージとも捉えることが出来ますね。
(貴金属ではない金属にめっきをする場合も勿論あります。)
パラジウムはプラチナ950や900、ホワイトゴールドの割り金としてよく使用されます。
また、ロジウムめっきの下地にパラジウムめっきを施すことにより、
一層輝きと耐久性が増すことでも知られており、こちらも大活躍の貴金属です。
残念ながらパラジウム自体は鋳造が難しく、また加工性も悪いので単体での製造には適しておりません。
プラチナ、パラジウム、ロジウム、イリジウム、ルテニウム、オスミウムの6つは
物理的性質や化学的性質が似ているため、白金族元素と言われており、プラチナ族と呼ばることもあります。
。。。どこか神々しさを感じますね。
金については以前ブログにアップしましたので是非ご覧下さい。
ちなみに、現在の主な貴金属相場は金 → プラチナ → 銀の順に高く、
小売相場では金は1グラム 5,000円を超えております。
1円硬貨が丁度1グラムなので、同じ重さでも価格=価値の差は一目瞭然ですね。
人々はそんな希少な価値をもつ貴金属をジュエリーとして身につけることにより、各々の幸福感、満足感を得られているのではないかと感じます。
そんな貴金属を取り扱う仕事に幸福感を感じブログを締めくくります。
最後まで読んで頂きありがとう御座いました。
Well Field のジュエリーも是非ご覧下さい!