皆さん、ご無沙汰しています。Guide DogコーチのROMIです。
ブログ、久々の更新になってしまいました。
私って、どうも昔から、捕らわれが強いと言うのか、こうでなければ行けない、とか、こうあらねばならない、とか、すぐ、そんな風に考えてしまうんですよね。
エゴグラムって言う心理テストがありますが、あれをやっても、CPの項目が、ものすごーく高いんです。
ブログにしても、これまで、幾つかの所で書いて来たけれど、どれも毎日は書けなくて、放置状態。
書くこと事態は嫌いじゃないんだけど、何か、いいネタを探さなければ行けないとか、長い文章を書こうとか、上手にまとめなければならないとか、そう言う捕らわれが邪魔をして、だんだん負担になって来て、そのうち書かなくなっちゃうんです。
「継続は力なり」とは良く言った物で、毎日続けるって、本当に強い決意のいることですね。
一人では、なかなか実現出来ない。
こんな時、コーチがいてくれると、背中を押してもらえて、楽しく続けて行くことが出来るんです。
そう、何を隠そう、私も今日、マイコーチにコミットしたんです。毎日ブログを書くって。
自分の思いや生き方を伝え続けること、それは、コーチとして、とても大切だと思うので、ほんの些細な私の生き方を、これからも綴って行きたいと思っています。
皆さん、これからもよろしくお願いします。
 こんにちは。Guide DogコーチのROMIです。
今日はお休み。久しぶりに、ゆっくりとパソコンで、メールの整理をしたり、イ
ンターネットを楽しんでいます。
音声でパソコンが使えるようになって、私達視覚障碍者は本当にいろんな意味で
便利になりましたが、私も含め、ネットで買い物をする視覚障碍者の人も多くな
っていると思います。
昔では考えられないことですが、家にいながらにして、時間も気にすることなく
買い物が出来る、これは本当に便利なことです。
それに、視覚障碍者の場合、まったくの単独での買い物と言うのは難しく、お店
まで行っても、買い物事態は、店員さんに手伝ってもらう必要があります。
その方法は、同じ視覚障碍者でも人それぞれ、レジで店員さんにお願いして、欲
しい商品を持って来てもらうと言うやり方もあれば、店員さんと一緒にお店の中
を回って買い物する方法もあり、その人の考え方や、その場の状況、どんな広さ
のお店に行くか、などによっても違って来ます。
デパートなんかでは、インフォメーションカウンターに行ってお願いすると、ア
テンドのスタッフの方が付き添ってくださって、店内を回って買い物出来ると言
うサービスがあります。
直接手に取って、欲しい物を確認したい場合には、上記のような方法を使って、
町に買い物に出かけるのがいいでしょう。
でも、白杖や盲導犬を伴って歩く視覚障碍者に取っては、どうしても片手は空け
て置かないと行けないと言うことがあるので、買い物した重い荷物を抱えて帰る
のは、結構不便なことも多く、また、音楽CDなど購入する場合、ネットであれば
、中身の曲のタイトルなんかも確認することが出来ます。
そんな中、最近多くの視覚障碍者が便利に使っているのが、ネットスーパーで、
これだと当日の朝注文しても、その日のうちに、欲しい物を持って来てもらえる
ので、重い飲み物や冷凍食品なども沢山買えるし、画期的買い物手段です。
どうしても、お店の人や、ガイドヘルパーさん、家族の者などと買い物をすると
、一緒に行った人の好みが入ったり、沢山並んでいる商品を全て説明することは
難しいので、ゆっくりじっくり、自分の欲しい物を選択して購入する、と言う、
晴眼者なら当たり前にやっているウィンドウショッピングのようなことも、私達
には出来ないのです。
ネットショッピングは、そんな視覚障碍者の買い物の壁を取り除いてくれた訳で
すが、最近は、また、このネットショッピングにも、壁が存在するようになりま
した。
そう、お店のページの作りが、音声のブラウザではうまく使えないのです。
画像が多かったり、ボタンにアイコンを使用していたり、などと言うのもあるの
ですが、音声のブラウザ、ショップのページ、共に、対応がうまく出来ていなく
て、最後の最後、注文を確定する、と言う画面の所で、エラーが出ると言うよう
なケースが時々あるんです。
家の最寄のネットスーパーも、以前はちゃんと買い物出来ていたのに、ページの
リニューアルがあった途端、使えなくなってしまい、とてもがっかりしていまし
た。
この頃は、携帯ページがあるお店も増えていますが、この携帯ページも、フラッ
シュ対応だったり、QRコードを読み込んでアクセスするタイプの物だったりで、
私達の携帯環境では、使えない物も多いんです。
上に書いたスーパー、全国展開している所なので、さすがに困った視覚障碍者の
人は多かったようで、音声ブラウザを作っている会社側と、スーパー側に、申し
入れをした人も何人かいたようです。
その声が届いたようで、6月頃から、音声環境でもちゃんと買い物出来る対応が
されることになったようです。
まだまだ一般に広くは知られていない、こう言う小さなことも、少しでも沢山の
人に知ってもらうことで、良い改善が実現するんだなぁと言うことを、改めて実
感しました。
諦めず、だめだ・無理だ、そう思っても、しっかりと思いを伝え続けること、生
きる上でとても大切なことですね。
こんにちは。Guide DogコーチのROMIです。
今日は、連休前にセッションしたクライアントさんからの質問にヒントを得て、書いて見ようと思います。
皆さんは、このブログ、どんな方法で読んだり書いたりしていますか?
きっと、パソコンを使われている人もいれば、携帯などのモバイルを使われている方もおられることでしょう。
ちなみに、私はと言うと、携帯からメールでこのブログを更新しています。
ついでに書くと、さっきパソコンからブログを更新しようとやって見たけど、うまく行きませんでした。
音声ブラウザを使う場合、設定をアメブロの旧バージョンのページを使うようにした方がいいらしいのですが、その設定変更がうまく出来ない。
どうも、私が使っている音声ブラウザでは、読み上げがうまくされていないようなので、また後で、別のブラウザで試して見ようかと思っています。
まぁ、それはさて置き、クライアントさんからも言われて、そう言えば、と気がついたのですが、全盲である私が、パソコンで文書を書く時、マイクに向かって喋って、声で入力してると思われている人、多いのではないでしょうか?
確かに、少し前に、そんなソフトがありましたよね。
でも、私の周りでは、傷害の有無や種類に関わらず、声で入力をしていると言う人、以外にいないんです。
私も含め、視覚障害者の人は、みんなキー入力で、全盲の私達は、マウスを使いません。
キー入力の方法は二通りあって、一つは、皆さんもやられているであろう、フルキー入力、もう一つは、パソコンのキーを点字タイプライターに見立てて、6個のキーを使って入力する、6点入力です。
この6点入力を使うには、専用のソフトが必要だし、普通の人達は、6個の点を一気に同時に圧すなんて使い方はしないので、この頃では、6点入力が出来ないキーボードも増えて来ています。
参考までに、これには確かめ方があって、複数のキーを同時に圧した時に、画面に文字がばらばらに表示されたら、6点入力不可能、一気に同時に表示されれば、6点入力可能なキーボードです。
点字には、通常は漢字はないのですが、パソコン入力用に、6点漢字とか8点漢字と言う物が公安されていて、それを使えば、直接漢字その物を入力するから、変換はいらないので、かなり早いスピードで文書が書ける訳です。
録音速記などを仕事にしている視覚障害者の人は、そう言う入力方法が使えるはずです。
私は出来ないですけどね。勉強したことはあるけど、覚えられませんでした。
そんな訳で、私はローマ字入力のキーボード入力でパソコンを打っていますが、じゃぁ、変換はどうするの?って思われた方も多いでしょう。
画面を音声化してくれるソフトは、入力したキーの文字だけではなく、カーソルを動かした時の移動先の文字や、変換候補の漢字の説明もしてくれるんです。
たとえば、今日は子供の日。「子供の日」と入力するとしましょう。
子供と書いて変換すると、「こどものこ、そなえるのきょう」と言う風に、「日」と入力して変換すると、「にちようびのにち」と言うように、変換候補の文字を言葉で説明してくれるんです。
この言葉の説明の仕方が、スクリーンリーダー(画面音声化ソフト)に寄って、微妙に違っていたりするので、普段使い慣れていないスクリーンリーダーの入ったパソコンを使った時などは、誤字が多くなったりします。
また、私のような、先天網者(生まれつき目が見えない人)は、中途失明者の人に比べると、誤字が多いです。
さっきも書いたように、点字はカナの世界なので、点字しか使って来たことのない先天網の人達に取って、変換候補の文字から前後の文書に合った漢字を当てるのは至難の業なのです。
たとえば、「みる」と言う字一つ取っても、「見る」、「観る」、「診る」など、いろんな字がありますよね。
どの言葉にどの字を当てるのか、覚えて行くしかないですが、リハビリテーション施設にいた頃には、それを学ぶための訓練もあったほどです。
私も時々誤字があると思いますが、見かけた時には、どうかこっそり教えて下さいね。
これも良く思われていることですが、パソコンも特殊な物を使っている訳ではなく、皆さんが使われているのと同じパソコンに、特殊なソフトをインストールしているのです。
また、携帯電話も普通に売られている物で、私を含めた多くの視覚障害者が、らくらくホンのシリーズを愛用していると思います。
皆さんも、ぜひ機会があったら、喋って画面を読み上げている声を聞いて診て下さいね。
目で見る物と思っていたパソコンや携帯のイメージが変わるかもしれないですよ。
こんにちは。Guide DogコーチのROMIです。
4月の最終水曜日は、国際盲導犬学校連盟が定めた「国際盲導犬の日」です。
それにちなんで、この時期、各地で盲導犬を啓発するいろいろなイベントが行われているようです。
私とウェルが訓練を受けた関西盲導犬協会(京都府亀岡市)でも、明日の祝日に、オープンデーと言うイベントが行われます。
これは、一般の皆さんに盲導犬を広く正しく知っていただくためのイベントで、無料で参加出来ます。
時間は、10時から3時まで。
JRの亀岡駅と訓練センターを結ぶシャトルバスも運行されます。
訓練の実演や、施設見学、盲導犬候補の子犬を育てる「パピーウォーカー」や、盲導犬には向かないと判断された犬を育てる「キャリアチェンジ犬ボランティア」のブースや、盲導犬ユーザーのお話もあります。
また、今回は、東日本大震災で被災したユーザーさんや盲導犬を支援する目的で、盲導犬ユーザーに寄る、チャリティーマッサージも企画しています(私も含め、視覚障害者で、マッサージの資格を有している人は多いのです)。
私とウェルも、明日は1日、訓練センターに行く予定で、チャリティーマッサージのお手伝いもしています。
明日は、お天気も良さそうだし、訓練センターのある所は、自然も多くて、環境のいい場所なので、GW初日、レジャー気分で、皆さん遊びに来て下さい。
もっと詳しい詳細は、関西盲導犬協会のHPに掲載されています。
ROMIとウェルは、皆さんにお会い出来るのを楽しみにしています。
こんにちは。Guide DogコーチのROMIです。
先日、仕事を終えて、帰る時の出来事。
いつも電車を乗り換えるK駅から各駅電車に乗ると、何かのグループなのか、中年から老年くらいのおじさんとおばさんの集団が乗っていました。
例のごとく、私とウェルが乗り込むと、「あぁ、盲導犬、賢いなぁ、すごいなぁ、大人しいなぁ。」と、ちょっとした騒ぎです。
グループの皆さんは、かなりアルコールも入っていて、上機嫌なのか、結構込んでいる社内で、大きな声で会話しています。
そこまではまぁ良かったのですが、グループの一人のおじさんが、やたらと得意げに、テレビか何かで見聞きしたのであろう盲導犬に関する知識をぶちまけ始めたんです。
まぁ、盲導犬ユーザーをやっていると、こう言う場面にも良く遭遇するので、まだ私の中では、許容範囲。黙って話しを聞いていました。
おじさんは、盲導犬のことは、自分はなんでも知っていると言わんばかりに、自慢げに話し続け、途中のS駅で、グループの内の数人が降りても、話しは止まりません。
どんどん話しに熱が入って来て、あちこちに散らばって座っていたおじさんが、「おれ、隣行わ。」と、事実無根の話しは、とどまる所を知りません。
そして、これも良く言われていますが、出ました、とどめの一言。「あのなぁ、こう言う犬はなぁ、ものすごいストレス貯まるからなぁ、早く死ぬんやて。寿命短いらしいでー、大変やわなぁ。」
あぁ、またですかぁ、と不快な気持ちになる私。皆さんは、盲導犬に対して、どんなイメージを持っていますか?厳しい訓練を受けていて可哀想、いつも大人しくしていてえらいなぁ、ストレスが貯まるだろうなぁ、悲しいかな、そんな印象を持たれている方は少なくないのではないでしょうか?幾ら、身体障害者補助犬法なる法律が出来ても、こう言う誤解や偏見がなくならない限り、盲導犬とユーザーが快適に暮らせる社会は実現出来ないと私は思います。
盲導犬の訓練の基本は誉めること、「Good Good!」と言う言葉で誉められることの喜びを知って、障害物回避も、段差の発見も、楽しくゲーム感覚で学んで行きます。
もちろん、人間社会の中で共に生活する訳ですから、人と共存共栄して行くためのルールやマナーは教えなければならないですし、犬であっても、仕事中とそうでない時のOn・Offの切り替えは必要になって来ます。
でも、それって、盲導犬固有の特殊なことなのでしょうか?
人間だって、人と一緒に暮らしているペットだって、そう言ったルールやマナーの元に生きているのではないでしょうか?
それこそが、社会性を身に付けると言うことだと思うんです。
盲導犬が大人しく待っていられるのは厳しく訓練されているからだと思っている人も多いですが、強制的に待つことを訓練しても、犬は待てるようになんかなりません。
皆さんは、盲導犬にもっとも適している犬って、どんな犬だと思いますか?
意外や意外、どこででも寝ていられる子、寝ることが得意な犬が、盲導犬には一番向いているんです。
なぜだと思いますか?
皆さんも、ちょっとご自身の日常生活を思い返して見て下さい。
歩いている時間なんて、そんなにはないのではないですか?
仕事をしていたり、乗り物に乗っていたり、歩くことよりも待っていてもらう時間の方がはるかに長い訳です。
その間、うろうろ動き回っていたり、走り回ったりするよりも、のんびり寝ていてくれる方がいい訳です。
それと、これも良く誤解されていますが、盲導犬は、カーナビみたいに、私達ユーザーを目的地まで勝手に連れて行ってくれる訳ではないんです。
私達が、タクシーに乗った時にするように、目的地までの地図を頭に描いて、右へ、左へ、真っ直ぐ、段差を教えてと、盲導犬に指示のコマンドを送って、共同作業をしながら歩いているのです。
あまり神経質じゃない、どこででもいつでも寝られる、あまり何事にも人混みにも動じないマイペースな子、ウェルはまさにそう言う性格の犬なのです。
そんな性格の犬しか、盲導犬にはしないのです。

セッションをする時、コーチの心の矢印は、クライアントさんに向いていなければ行けません。
私のような、まだまだ未熟な駆け出しコーチは、セッションすることに必死で、ともすると、自分にばかり意識が向いてしまったりします。
本来なら、クライアントさんの気持ちに寄り添って、クライアントさんの気持ちを見て行く所を、どうコーチしようかとか、うまくコーチしないととか、いろんな雑念が邪魔をして、自分のことにばかり意識が向いてしまうんですね。
そうなると、クライアントさんに満足いただけるセッションは出来なくなってしまいます。
電車で出会ったおじさんの矢印は、犬にしか向いていませんでした。
盲導犬は、本当に様々な人達が関わり、支えられて、一生を送ります。
そんな様々な立場の人達の思いを置き去りにすることなく、盲導犬への理解が進んで欲しいと強く感じさせられた出来事でした。
こんにちは。Guide DogコーチのROMIです。
皆さんは、どんな方法で、周りの人達に思いを伝えていますか?
インターネットの普及で、メールやブログ・ツイッターなど、便利に心を伝えられるようになりましたよね。
ネットが普及する前は、私は同じ視覚傷害の友達と、点字で文通をしていました。
ネットが使えるようになって、メルマガやブログで、こうして自分の気持ちを発信出来るようになって、本当に嬉しい限りです。
先日私は、「メロディーコール」と言うサービスを契約しました。
そう、携帯に電話をくれた相手に、呼び出し音の代わりに、音楽を聴かせられると言うあれです。
音楽好きな私は、これまでにも何度となく、このサービスに加入していたのですが、これ、結構費用がかかってしまうので、使ったりやめたりを繰り返しているんです。
最近、また気が向いて、使い始めたのですが、いつからなのか、ランダムなんて言う便利な機能もあって、9個ある音源ボックスに設定した曲を、順番に聞かせることが出来るんです。
私、子供の頃から音楽は好きで、友達や好きな人に、自分の好きな曲を集めて録音したテープを渡したりもしていたので、今回もその延長。
ぜひ聞いて欲しいと思う曲を集めて、設定して見ました。
自分の思いを込めながら、曲を選ぶのって、それがまた楽しかったりするんですよね。
本当に決まった人から以外、ほとんどコールのない私の携帯ですが、呼び出している間の僅かな時間も、心地良く、心穏やかな時間にしてもらえたら嬉しいな。
皆さんも、いろんな形で、思いを言葉に換えて、大事な人に届けて見てはいかがでしょうか?
その先には、きっと素敵な未来が待っていますよ。
Guide DogコーチのROMIです。
私、Guide Dogコーチと名乗っているように、Guide Dogと暮らしています。
そう、Guide Dog=盲導犬です。
現在の子は、2頭目のパートナーで、ウェルと言う名前の、ラブラドールの男の子。
体重が35キロぐらいあって、足が長くて、結構大きいです。
このウェル君と、職場まで毎日通勤している訳ですが、皆さん、盲導犬って、賢くて従順で、いつもかんぺきな仕事をしてくれる犬だと思っていませんか?
もちろん、盲導犬が果たす役割は、私達ユーザーに取っては、ものすごい価値のある物ですし、いつも一心同体の彼らがいてくれるからこそ、安全で快適な単独歩行を楽しめる訳です。
外を一人で歩く自由なんて、晴眼者の皆さんに取っては、日常、当たり前にやっていることと思いますが、私達に取っては、それを手に入れるのは容易なことではないし、思い通りに目的地まで歩けた時の喜びは、なんとも言葉では言い表せない感動です。
だけど、盲導犬って、多くのマスコミで報道されているようなスーパードッグではないんです。
盲導犬である前に、1頭の犬だしね。
盲導犬の仕事の話は、まぁこれから追々書いて行くとして、盲導犬も同じことばかりを繰り返していると、その作業に飽きて来てしまうんですね。
皆さんもそうですよね。
単調な毎日なんてつまらない。
何らかの刺激や変化を求めてしまいますよね。
その気持ち、盲導犬も同じなんです。
今日は金曜日。
人間もそうだけど、盲導犬も、週の真ん中ぐらいを過ぎると、会社に行くのが面白くない様子。
よそ見が多くなったり、興味の矛先がいろんな物や人に向いたり、歩くスピードが落ちたり、なんだか集中力に欠けて来るんですよ。
こんな時、皆さんだったら、どうやって自分のモチベーションを上げますか?
遣る気を起こさせるために、何をしますか?
コーチングでは、「構造化のスキル」って言うのがあって、物でも何でも、たとえば、これを見れば元気になれる、とか、これに触れたらやる気が起きる、この音楽を聴けば、勇気が沸いて来る、やる気いっぱいだった時の気持ちが思い出せる、そう言う物を何か持って置くといいんです。
皆さんは、そう言う何かを持っていますか?
ぜひ探して見て下さい。
きっとウェルの周りにも、そう言う物は転がっているはず。
私がそれを見つけてあげないとね。
ちょっと、子育てコーチングとも共通する物がある、盲導犬との関わりなのでした。
Guide DogコーチのROMIです。
私は毎日、電車通勤しています。
この会社に入って16年ほどになりますが、以前は、電車プラス歩き、または、電車プラスバスで通勤しなければならなかったのですが、自宅の最寄り駅からの電車が延長になって、電車のみで通勤出来るようになり、かなり便利になりました。
私の自宅は、駅まで3分ぐらいで行けてしまう立地なので、子供の頃から、電車の音を聞きながら生活して来たし、どこに行くにも電車を多く利用します。
出張や会議の日を除いて、私の通勤時間は、ラッシュのピークを過ぎた、比較的人の少な目の時間なので、電車に乗ると、だいたいどこかの座席は空いていることが多いんです。
視覚に傷害がある以外、特に不自由はないし、別に電車で立っていても、特別困りはしないのですが、どうしても立つとなるとドアの側が多いし、いつも盲導犬が一緒なので、人間と犬の分のスペースが必要になってしまいます。
なので、あえて座っている人に席を替わっていただくのは気が引けたりするのですが、もし空いている席があるのであれば、その場所は知りたいなぁと思う訳です。
育成施設に寄っては、盲導犬に、空席を見つける作業を教えている所もあるのですが、私が訓練を受けた協会では、その訓練は今はしていません。
理由は、犬が空席を教える方法と言うのが、空いている椅子に顎を乗せて、そこが座れる席だよ、と言う風に位置を示すと言う方法であるため、犬は、たとえそれが人が一人座るには狭すぎる隙間であっても、鼻先が入るくらいのスペースがあれば、空いている席と判断し、教えてしまうので、座っていた人が立ってしまったり、狭い隙間に無理矢理割って座ってしまうようなことも起こってしまう訳なのです。
私は、普段出かける時は、眼球が萎縮した眼を埃や日差しなどから保護するために、色の着いたサングラスをかけているし、生まれつき全盲と言うこともあって、動きも早いので、まったく視力がないようには見えないのかもしれないのだけれど、この空席を教えてくれる人、あんがい少ないんです。
盲導犬が椅子を探せると思っている人も多いだろうし、どうやって目の見えない人に席を教えたらいいのか、どう声をかけたらいいのか、とまどっている人も多いのかもしれませんね。
犬は、学習能力があるので、すいている電車なら、ウェルはベンチシートの空いている所に連れて行ってくれるようになったし、先代のキルトも、バスの空席を見つけて停止したりしていたけれど、皆さん、もし電車やバスで立っている視覚障害者を見かけたら、一言声をかけてくださいね。お願いしまーすm(_ _)m。
Guide DogコーチのROMIです。
私は、企業で働く従業員の人達を対照に、仕事に寄るストレス軽減や疲労回復を目的としてマッサージを行う「ヘルスキーパー」と言う仕事をしているのですが、マッサージルームに来られる利用者さんの中には、私達施術者に取って、やっかいなリクエストをして来る人がいます。
今日も、そう言う利用者の人がおられました。
私の勤務先では、一人の利用者さんに対するマッサージ時間は45分なのですが、45分間、肘から下と膝から下だけやって欲しいと言うのです。他にも、肩胛骨の所だけとか、足の裏だけとか、首の前の方だけとか、45分、その部位のみの施術をして欲しいと言われることが時々あります。
私は、この種のリクエストがとても苦手です。
痛みのある所、気になる所のみを集中的にやって欲しいと思う気持ちは判らなくはないのですが、そこだけやっていても、周囲の筋肉も解さなければ、幾ら時間をかけたって凝りは取れないし、あまり意味がないと思うんです。
上記のような理由を話して、理解や納得してくださる方もいるのですが、どうしても譲れないと言う人もおられて、そう言う人には、本とまいってしまいます。
そんな施術の45分の長いこと!
ありのままのその人、その人のそのまんまを認めて受け入れることが大切とは思うのですが、なかなかそう出来ない自分と葛藤する瞬間なのでありますぅ。
こんにちは。Guide DogコーチのROMIです。
これまで私は、自分のHPや、他のブログシステムなどを使って、日々のなにげない日常や出来事を綴って来ました。
でも、最近では、自身のページも放置状態だし、ミクシーも忘れた頃にしか書いていないし、たまにツイッターで呟く程度。
何か発信はしたいんだけど、何を書こうかともやもやしている感じで、アメブロでブログを書こうかどうしようか、ずっと迷っていました。
そして昨日、マイコーチとセッションをする中で、コーチの自分として、何か発信することは出来ないだろうかと言う気持ちが沸き上がり、とにかく思いのままに、書き始めて見ることにしたのです。
マイコーチとのセッションの中で、あんがい、自分では当たり前に感じている自身の生き方や日常が、視覚障害者とあまり接する機会の少ない人達に取っては、共感や関心を持ってもらえると言うことも判って来たので、読者の皆さんのリクエストなんかも聞きながら、更新して行けたらいいなぁと考えたりしています。
皆さんこれから、よろしくお願いします。