些細なカラダの違和感を無視せず、
医療のお世話になることで
痛みや不安が軽減できることもあります。
そう。その名前は、偏頭痛。


市販の鎮痛剤を服用しても治まらない。
服用頻度が多くなり、それでも改善しない。
そうなる前に!!!
頭痛外来を受診されることをおすすめします。


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それは突然襲ってきました。
家族とキャンプに出かけていた時のこと。
夏だというのに雨で肌寒い日でした。

いつもとは違う刺すような頭痛を感じました。
目の前がピカピカ白く光り、あたりが見えない。
吐き気もある。
立っていられない。
疲れているのか?
寝不足だからか?
慣れないことをしているから?
生理前だから…?

その後、休憩したり横になったりしても
痛みが治まる気配がない。
むしろどんどん痛みや吐き気は
どんどん強くなっていく。
その時出来たことは、持っていた鎮痛剤を飲み、体中にホッカイロを貼って寝ていることだけ。

翌日になり、刺すような痛みは治まり
ずーんと重だるい感じになるまで回復。
(これを回復と言っていいのか…)


その後この痛みが、だいたい月に1~3日続くようになります。
頭痛メモを取り始めていくと、生理周期の前であることがわかる。
そして、「これは生理痛がひどくなったもの」と自分の中で結論づけてしまったのです。
そして毎月鎮痛剤のお世話になり、
その服用は規定量を越えるほどに…



さすがに自分でもおかしいと感じ始め、
医療機関で働く友人に相談。
「即頭痛外来か脳外科を受診するように!」
とキツーく言われました。
理由として、
・生理痛だとしても市販の鎮痛剤が効かなくなるのは正常ではない状態
・年齢を考えても頭痛は脳梗塞とかにつながるから、受診して不安要素をなくす
・頭痛の起こり始めの症状から、偏頭痛が疑われる

はい。この時初めて「これは偏頭痛」と
いう認識ができました。
自分は偏頭痛になんかならないと
勝手に思いこんでいたのですねー(残念)



毎月の違和感を無視して半年。
やっと頭痛外来を受診しました。
脳のMRI検査も受けました。
そして「この痛みは偏頭痛」と判明し、
薬を処方されしんどい日々よサヨウナラ!
となったわけです。

今でこそ痛みに名前が付き、
自分に合った薬を処方してもらっています。
しかし偏頭痛であると認識するまで
半年以上かかりました。
だってたかが頭痛。
市販の鎮痛剤飲んで休んでおけばいいじゃない…と楽観的に受け止めていたのです。
たかが頭痛、されど頭痛です。
脳梗塞など他の病気が隠れていることも
あるので、痛みが増したり薬の効きが弱くなったら受診するように言われています。


その後も偏頭痛は完全に消えていません。
頭痛の兆候が出始めたら、処方薬を飲み
痛みを感じないようにしている状態です。
できれば根本的に解決したいのですがねー
体質改善や食事、運動が大事ということなんでしょうか。


そして痛みにあう月もあれば、ゼロのときもあり、何度もやってくる月もあります。
女性のカラダのリズムに沿ったり沿わなかったり。
さらにこれから梅雨にはいるので、
低気圧のせいで痛みにあうことも
多くなると予想されます。

はっきりした原因は今のところわかっていません。
偏頭痛の一因としてホルモンバランスの乱れもあるとか。
ホルモンの影響と言われてはなにも太刀打ちできないので、やむなし!とあきらめて寝込むこともあります。


カラダの違和感は見過ごさない。
若さや気力でカバーできると過信しない。
おかしいな、と感じたら受診しましょう!

以上、偏頭痛の現場からでした。