大阪で生まれた舞 | アラフィフ 〜ウェルエイジングライフ〜子供がいなくても幸せに

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子供がいなくても幸せに生きれる。
加齢を受入れ上手に美しく年を重ねる(ウェルエイジング)をテーマに、日々のいろんなことを発信します。


私が習っている日本舞踊は、

山村流の上方舞です。

(以下、山村流のHPより引用)

上方舞とは、京阪神で生まれた舞を総称し

各流派独自の発展形態を遂げ、

関東で生まれた「踊り」とは

性格を異にしています。

山村流は、中でも最も古い流儀であり、

三世中村歌右衛門に歌舞伎の

振付師としての才能を認められた

山村友五郎を流祖として、

江戸時代(文化3年)大阪で

創流されました。

このため、歌舞伎や文楽にも多くの

振りが残っております。

大阪という土地柄、

当時の交流の場であった酒宴席の座敷には

舞が欠かせぬものであり、埃をたてぬ様、

一畳の空間でも舞えるようにと

配慮がされてきたことが

舞台芸術のまま育った「踊り」と

違う点と言えます。

主に座敷で舞われてきたものを

「座敷舞」と呼び、土地ごとに歌われた

当時の流行り唄「地唄」に

振りをつけられたことで

「地唄舞」とも呼ばれています。

山村流の舞は、

能から出た行儀の良い舞として

商家の子女の行儀見習いの心得とされ、

谷崎潤一郎の「細雪」でも主人公妙子が

地唄の「雪」を舞う姿が描かれています。





明日、最後の発表会になりますが

この素晴らしい日本の伝統文化を

ずっと大切にしていきたい。




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