オーナーの拘りに対応するWeld流

続 カローラ

一気にいくよっ！！

実はオーバーヒートで入庫してきたカローラ

エンジンルームに水オーバーフローでぐちゃぐちゃに。。。

ヘッドガスケットが飛んでるなと言う予想でヘッド剥ぐると

あら

見事にいってます！！

しっかり飛んでる跡がくっきりとありますねぇ〜

そんなんでどうせやるならと

全てバラしてリフレッシュ！！

エンジンルームもピカピカにするという事で

シール剤全て除去して

ペイント準備完了

ヘッドの中身はヘドロ化。。。

コレを綺麗にするのは大変

きっとこの中も

パカっとオイルパン剥ぐると

オイルが劣化し水もミックスされたなんとも言えないこの臭い。。。

臭いっ！！

しかし綺麗になるのかこの時点でかなり不安

よくコレで走ってたと思うマーブルなエンジンオイル。。。

きっとシリンダーも逝ってるだろうな

水がエンジンオイルにミックスされた状態で走行すればこうなるわな

はいっキズだらけぇ〜

この時までは安易にオーバーサイズ入れちゃおうと勝手に妄想してました。

純正パイプもグズグズですね。。。

ここまでくるとレストアの域です

オルタもバラして綺麗にっ！！

チューニングエンジンでは無いけど

きっちりメタル合わせやります。

バルブのあたりもチェック！！

グズグズなバルブのあたりを

きっちりバルブすり合わせして

インテーク&エキゾーストノート側のポート加工

燃焼室容量UPしてヘッド面研

メインキャップベアリングも決まり

お次はピストンリングの合口調整

ここまでするのかってくらい神経質になって組み上げます！！

因みにもうピストン部品が無いので、違う車種のオーバーサイズピストンを流用してますよっ！！

合わせてコンロッドも交換ですね。

クランクはそのまま歪みが無かったので使用しました。

まだまだこだわりは止まらず

お次はフリーズプラグ！！

コレもここまでエンジンバラバラならやっておいた方がいいメニューのひとつです。

かなりの量が使われてるプラグも全て交換！！

そのあとは、ブロックのみで耐熱塗装！！

始めの状態に比べたら大分？いや

かなり変わってるかなと。

めっちゃ綺麗になっていきます！

この辺から

ワクワク

ドキドキ

そんな完成間近なエンジンですが

補記類や細いところがかなり痛んでます

そんな中、エンジンルームは純正色でリペイント終了！！

見違えるな

あの汚さが嘘の様です。。。

細いパーツも全て交換、もし部品が無ければワンオフ対応です。

こんな内容の作業って今やなかなかやってくれる所が無いらしい

そりゃそうだよね、ただのカローラならまだしも

左ハンドルUS仕様だから尚更だね

エンジン一発始動！！

入庫して来た時のエンジンコンデションとは全くの別物に仕上がり

これからオーナーには過酷なエンジン慣らしが待ってます！！

このままキープ出来るのか？

それとも上の画像みたいにまた朽ち果てていくのか？

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