ユキの見送りで毎日バス停に行っていたため、バス停の彼とも、ほぼ毎日バス停で会っていた。


この前のギャル系の子と話ていた時とは違い、またボケーっとしていた。


その次の日も彼はボケーっと…そのまた次の日もボケーっと…

その次はサッカー少年と一緒…


あ…ストーカーみたいにバス停の彼を気にしてるよねぇ…って、ちょっと意識しだした。


何かボケーっとした不思議な雰囲気が気になったんだと思う。


幼稚園から中学まで同じクラスだったから、他の世界を知らなかったから珍しかったんだろねぇ



つづく
それから
斜め後ろの彼とは
名簿での名前確認以外は
話をしてない。



何日か経って
友達とバス停に行くと


バス停の彼が
いつもは坂の下で
バスから一番遠いトコでボケーっとしてたのに


今日は坂の上で、バス停の屋根と椅子がある、バスに一番近いトコに居た。



珍しいなと思っていると
ギャルっぽい綺麗系な女の子2人と
サッカー少年みたいな爽やかな男の子と地べたに座って賑やかに盛り上がっていた。


私はギャル系のノリが苦手で…

いつもより離れて友達と居た。


バス停の彼は大人しい人に見えたが
ギャル系が好みなのか…意外だなって思いながら


遠目に見てた。


バス停の彼と一緒に居る爽やかサッカー少年みたいな人【の髪型】が私はタイプだった。


「サッカー少年みたいな人とお近付きになれたらなぁーって」
この頃の私は思って
バス停の彼よりサッカー少年に少し憧れてた。

今思えば、ちょっとだけ格好ィィ分類かもしれんが、格好ィィん??と聞かれたら格好ィィと言い切れんし…普通な人やな。
結局、卒業までの3年間サッカー少年と会話したコトないけどね(´・ω・`)
つづき

せめて自分の場所を確保するまでは男友達のトコに居なくては…休み時間が暇すぎる!!って焦った。


よく分からない会話に参加して最初に友達に言われたのが“スカートに歯磨粉ついとる”だった。


どんなクチしたらこんなになる!?って感じに馬鹿にされて…恥ずかしくて、通学時にガードレールに接触して白くなった!!と必死に言い訳しているとHRが始まって急いで席に着いた。


この時、気付いたコトがあって…それは、友達と会話してた人は自分と同じクラスで自分の斜め後ろの席だったコト。


せっかく会話した(?)から、仲良くしとくべきや!!と思った。


休み時間になって、友達が居なくて特にするコトがなかった私は、日直ではないが黒板を消していた。


そして教師が名前を覚える用に教卓に置かれてた名簿で、斜め後ろの人の名前を確認していると


『日直じゃないのに賢いな』


的な会話が聞こえてきて、反応してみると


目の前には斜め後ろの彼が居た。


私は人見知りなため、よく分からんコトを一方的に話てから

名簿を指さして
「この人よな!?

って確認してみた。


『そぅそぅ、それが俺』

……………。


会話終了。


だから何!?って感じの目で見られながら席に戻りましたとも。


この頃の自分は馬鹿すぎたのか、バス停の人と斜め後ろの席の人が同一人物とは知らなかった。