1日を終えて寝る前の1曲に悩むときがあります。
自分をリラックスさせてくれるその時の状態に合う曲を探す、
これは楽しくもあるのですが、その曲探しのせいで寝るのが遅くなる時も(^^;

昨日はAcross The Universeでした。皆さんご存知のBeatlesの曲です。

最初はDavid Bowieのバージョンをかけました。
アルバム「Young American」に収録されています。

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私はDavid Bowieのアルバムで1枚だけ好きなものを選べと言われたら、
迷うことなく「Diamond Dogs」です。このアルバムはジョージ・オーウェルの
「1984年」が着想のきっかけで、そのものずばりの「1984」という曲もありますが、
ジョージ・オーウェルの婦人から許可が降りずにDavid Bowieが上半身は人間、
下半身は犬というキャラクターを演ずることになる名盤です。

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映画チャーリーズ・エンジェルでドリュー・バリモアが、
顔に稲妻のマークを入れてプロレス(かな?)をしてる場面がありましたが、
その時にかかっていた曲、Rebel RebelもこのDiamond Dogsに収録されています。
ちなみに稲妻のマークはこれ、Aladdin Saneからです。
映画製作者にDavid Bowieのファンがいたのかな?

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David BowieはDiamond Dogsでツアーをやるのですがツアー後半には、
声はしゃがれた物になりブルー・アイド・ソウルのYoung Americanに興味が
移ってしまいます。これだけの雰囲気をかもしだす名盤を作っておいて、
ツアー中にソウルに関心が移ってしまう、さすがDavid Bowie(笑)

Young AmericanでBeatlesのAcross the universeを歌うのですが、
John Lennonと一緒にあのFameを共作します。これはBillboardで、
David Bowie初の1位になる曲です。
ちなみに1990年に宮沢りえが「Game」としてカバーした時は、
子供心に腹が立ったのを覚えています。いや、宮沢りえ好きですけど(^^;

昨晩は、Young AmericanというよりAcross The Universeが聴きたくて、
何故かDavid Bowieのをかけたのですが、うーん、昨日の夜には力強すぎた。
David Bowieは後半の"Noting is gonna change my world”を激しく歌うんです。
特に"Nothing"に力を込めて。
Beatlesの”Jai Guru De Va Om”はDavid Bowieのカバーにはありません。
歌詞も一部変えています。

"Sounds of laughter, shades of earth
Are ringing through my opened views
Inciting and inviting me"

上がBeatlesの歌詞ですがDavid Bowieは"shades of earth"を
"shades of life"に変えています。自分の人生に置き換えてます。
70年代を疾走してた若きDavid Bowieの心境なんでしょうね。

うーん、これは力強く励まされる曲。なので寝る前は逆に力んじゃうな。
なので、結局昨晩はBeatlesのを聴いて眠りました。

そして今日Twitterでフォローしてる方から教えていただいた、
もう1つのAcross The Universe、これが良い!

Rufus Wainwrightというアーチストです。
私は観てないのですが、映画"I am Sam"で使われたらしく、
連れも知っていました。ご存知の方も多いのでは?



このPVで人が宙に浮いてますが、これ今期あるブランドのS/Sで似たのが
使われてましたね。それは中国の都市だったかな、そこで細い線の上に
そこの服を着たモデルさんが、沢山いるんです。かなり似た雰囲気ですよ。
このPVの監督さん誰なんだろう。

寝る前のリラックスできる1曲"Across the universe"について書こうと
思っていたら、David Bowieのお話になっちゃいましたね(笑)