2009年10月にウィーンを訪れました。
私はグスタフ・マーラーが好きでお墓参りもできました。

私にとってウィーンはウィーン国立歌劇場
(シュターツ・オバー)のイメージが強い街でした。
ここは、グスタフ・マーラーが 実力と政治力を駆使して、
1897-1907年に指揮者/監督として 活躍した場所だからです。

ウィーン国立歌劇場のでは上演中の演目が
外のスクリーンから見れます。
多くの人が外に座ってスクリーンを見ています。

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ちょうど滞在中に小澤征爾指揮のオペラがあるので、
チケットを取りました。国立歌劇場前売りセンターで簡単に取れました。

チケット代は74Euroで3階のボックス席です。
1階の席は高かったなあ。168Euroくらいです。
一番安い立見席は10Euro。

日本でも学生席とかありますし、この年に行った内田光子も
世界的なピアニストなのに安い席を設けてるしクラシックは
すごく良心的です。

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実は私はオペラ初体験だったんです!
演目は「Pique Dame」と記してあって最初は「なんだろ?」と思ったのですが、
「スペードの女王」だったんですね(^^; ロシアのプーシキンの短編小説です。

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服装は思いっきりドレスアップした人もいれば、
カジュアルな格好の人も沢山いました。

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私はジャケットにパンツでいきました。
そういえば昔、林真理子さんがオペラには雰囲気が壊れるので、
ジーンズで来ないで欲しいと書いていたような。
でも、日本のクラシックでも普通にジーンズの人も沢山いるので、
皆さんお気軽に♪

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クロークはこんな感じです。

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私と家内の席は3階のボックス席なので階段を登ります。

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そしてボックス席の入り口に入ると。。。

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中はこんな感じです!!

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昔はオペラは社交の場で聴衆は上演中も会話をしていたのですが、
それを禁止したのがグスタフ・マーラーです。

オペラが始まると字幕翻訳機がうまく動かなかったのですが、
オペラ初体験の私には舞台・音楽すごく楽しめました。

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そして休憩を挟みます。
ワインとかお茶を楽しむ場所があります。

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後半は字幕翻訳機が動きだして内容が分かると
すごく楽しい!オペラってこんなに楽しいんですね♪

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そして終演を迎えると小澤征爾が舞台に。
何度も聴衆の拍手に応えて舞台に上がっていました。

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主演の女性には花束がボックス席から投げられました。

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終演後の中の様子です。

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幕が下りるとこんな感じになります。

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終演後に歌劇場内部の写真を撮りました。
ただ「早く出てください!」とせかされるので
駆け足で撮りました。

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プログラムが欲しくて販売場所を探したのですが、
分かりづらい場所にあって何度も係りの人に聞きました。

歌劇場をでて「もしかして?」と思って周りを歩いていると、
有りました!関係者の方の出口が。ほんの数人の人たちが
ペンとプログラムを持ってたたずんでいます。

家内は「もし1時間くらい待つなら、わたし先に帰るよ」とか、
「私、汐留で小澤征爾見たことあるし」などと(^^;
上演された日にサインを貰うのが醍醐味なのに!

そして待つこと15分くらい。
小沢征爾さんが出てきました。
ノースフェイスのダウンを着て帽子を被った姿です。

皆が静かにサインと写真をお願いしています。

そして私の番がきました!
サインをお願いして「小澤さんのマーラーの全集もってます!」と言えました!

小澤さんにお写真もお願いしたのですが、
写真の撮りすぎでデジカメがバッテリー切れ(涙
iPhoneでの写真なので画像が悪いのが残念!

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皆がサインを貰うと小澤さんは数人の仲間と
夜の街を歩いていきました。

その後に主演の人も!
サインをお願いしたら「Why not?」と気軽に応じてくれたのですが、
写真は一瞬ためらったあとにお願いできました。
この人はアルベルト・ドーメンです。
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プログラムと小澤征爾、アルベルト・ドーメンの写真です。

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もう、これだけでもウィーンに来て本当に良かったです。
でも、大好きなグスフタフ・クリムトの絵も堪能できて、
嬉しいサプライズがありましたので、またブログにアップしますね!!

小澤征爾さんは今ガンと闘っていますが、
ご回復を心からお祈りしています。
また小澤征爾さん指揮で音楽を聴きたいです。