腕元だけでなく足元にも目をやると、自然と靴のことが気になってきます。そこで昨年末から年明けにかけて一冊の本「紳士靴を嗜む」を読みました。また、時計の革ベルトが好きなこともあり、もう一冊「革の辞典」も買いまして、革のことをより一層知ることにしました。
そして年明け早々セイコーSARB035を購入して腕時計に一区切りつけ(たつもり)、新しい靴を買うことにしました。ちょうど通勤に使う革靴がボロボロだったので、これを機に適当に選ぶのはやめて、本を頼りにしながら選んでみました。
たくさんあるデザインの中からお気に入りを選んで、手入れをすることで愛着を持って日々使うことができる、という点で、靴は腕時計と共通する部分があるように思います。
靴を使う上でのアイテムとして昨年から使っているシューホーン。それまで意識して使ったことはなく、その必要性に疑問を持っていました。しかし今回買い換える前に使っていた靴はすでにボロボロでしたが、シューホーンのおかげで踵はきれいな状態を保っていました。そのことを実感し始めてからは、シューホーンだけはオンオフ関係なく常に持ち歩くようにしています。
とりあえず年明けに買ってみたマットな質感の黒の外羽根式プレーントゥを１ヶ月くらい履いたので、本を頼りに買い集めたお手入れグッズを使いながら、靴のお手入れに初挑戦！ワックス仕上げはせず、乳化性クリームまでにとどめました。
うまくいくいかない、を抜きにしてこの作業がなかなか楽しいのです。すっかり調子にのってしまいもっとお手入れをしたいのですが、そんなに靴を持っていないので続きはまた次回のお手入れまでお楽しみとすることに。
他にも光沢のある外羽根式プレーントゥを買ってみたものの、あまりにピカピカなので勿体無い感じがしてまだ履きおろせていません。
まだまだ手探りな状態ですが、帰宅して革靴にブラシをかけたり、スエード靴に初めて手を出してみたり、今までと違った靴ライフになってきました。靴は今後の新しい趣味となりそうな感じです。