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NOTE.

デスクにポンと置かれたノートのように、書きたいことを気の向くままに記していきます。

 

昨夜、流れ出てきてしまったかたまりを見てからは、

しばらく泣けてしかたなかったのですが

朝息子が起きてからは悲しみに暮れる時間もなく

いつも通りに朝ご飯を食べさせていつも通りに保育園へ送り届けました。

 

先生との会話も普通。すれ違う親子への挨拶もいつも通り。

 

でも息子と別れて車に乗り込むとすっと笑顔が消えたのが自分でもわかりました。

 

 

産婦人科へ電話連絡し、予約制なので他の方の予約の合間にどうにか見ていただけることになりました。

 

 

病院について、名前が呼ばれるまで数十分ほど。

その間、おなかの大きな妊婦さんもたくさん目にするわけですが、

「どうして私だけ」とか、「なんであの人は」とか、そういう感情は一切浮かんできませんでした。

 

人は人。うちはうち。そんな感じ。

 

小さな赤ちゃんの笑い声も、部屋から聞こえてくる心音も、いやじゃなかった。

 

 

たぶん、息子がいてくれてるということが大きかったな。。。

 

 

一人目の子だったら、もっともっともっと落ち込んでたかもしれない。

 

 

それでも、診察室に入って、エコーで見てもらった時に

先生が「先週まではここに胎嚢が確認できていましたが…いまは…消失してしまっていますね…」とおっしゃったときには

やはりショックで涙が出てきてしまいました。

 

 

診察台から降りて先生のお話を聞くときが一番涙が止まりませんでした。

 

 

先生は、慣れていること、という雰囲気は一切出さず、

ひとつひとつ言葉を選んで話しかけてくださっているように思いました。

 

具体的には、エコーで見る限りまだ血液のかたまりがあるので10日ほどは出血が続くだろうということ、

ひとつきほどで生理が来るだろうこと、そうすればまた妊娠しても大丈夫ですよ、ということでした。

 

 

それから、10日過ぎても出血が収まらない場合にはまた受診してくださいとのことでした。

 

 

 

お会計を済ませ、車で落ち着くまで過ごしたあとは園芸店に向かいました。

 

 

実はこのとき、カバンに昨夜流れ出てきた胎嚢と思われるかたまりを持ってきていました。

 

診察室に呼ばれるまでの間、先生に引き取ってもらえないか打診するつもりでした。

 

 

ネットを見ていると、トイレの際に出てきてしまいどうすることもできないまま流してしまったという方や、

 

産婦人科の先生から持ってくるように言われているという方もいました。

 

先生から指示のあった方は、流産の兆候があったのだと思います。

 

 

私の場合は、前回かかったときにはまだその兆しはなく、何の指示もなかったのですが

持って行った方がいいかなと思い、包んでいたのです。

 

でも、先生に引き取ってもらったところで処分されてしまうことに変わりはなく、

それならお庭にお墓を作ろうと思いつきました。診察室に入る数分前のことです。

 

 

病院を後にして、園芸店に行き、春まで咲き続けるお花を選びました。

 

我が家には正面に花壇があり、そろそろ寒さで弱る花たちが植わっているので

これを機にすべて植え替えるのも一つの手かなとも考えていたのですが

花苗を見ているうちに、あまりたくさん植え替える作業を今日はする気になれなかったので

とりあえず一株だけ購入し、一番目に付く場所に穴を掘り、

小さな小さなかたまりを埋めてその上にお花を植えました。

 

小ぶりで、ビビッドな朱色がとてもきれいなお花です。

 

数時間たってみての感想ですが、先生に渡さなくてよかったなと心から思っています。

お花を見て、自然と笑えているのです。

 

私のおなかにいた期間はたったの6週間ですが、そこに命があったことに変わりありません。

 

これから毎日、いってきますやただいま、おはようやおやすみを言えると思うと

なんだかとても身近な存在に感じます。

 

 

 

体の調子はというと、生理痛のような痛みがずっとあります。

 

だるさもあります。

 

本当は、実家の農園に行って野菜の世話をしたいところですが

今日は自宅でゆっくりしますと連絡しました。

 

実母は、「今日は、と言わずしばらくゆっくりしなさい」と言ってくれました。

 

母も大変なときなのに申し訳ないな。

 

 

息子のお迎えまで、すこしゆっくり、本を読んだり気を紛らわせながら過ごそうと思います。