NHKｽﾍﾟｼｬﾙ「産みたいのに産めない 卵子老化の衝撃」
を見ました
子どもについて考えはじめているので
大変興味深く
知らなければならない情報を得ることができました
女性の社会進出が目立つ近年
キャリアが落ち着いてから子どもを持とうと
遅めのタイミングで考えていると
いつのまにか卵子が老化してしまうという現実
現在６組に１組が不妊治療を受けた事があるという時代
結婚すれば子どもはすぐに授かると考えるのは
もはや違うという事
鳥取にある不妊治療に特化した病院では
毎日１００人もの子どもを願う人が訪れており
その数の多さに驚きました
卵子は女性が生まれた時から持っている数は変わらず
新たに生産される事はないそうで
２０代，３０代と歳を重ねるごとに老化したり減っていってしまうという事実
はじめて知りました
他の先進国に比べて不妊についての知識，理解も少なく
公にしづらい雰囲気も不妊が増えている理由だとか
よく言われる事だけど
「早い受精に越したことはない」と専門医も現状を危惧していました
数年前なら自然妊娠している人が空の卵子が多く体外受精しても育ちにくく
治療も保険外で大変苦労しているという事が放送されていて．
仕事を持つと迷惑をかけるから，とか
これからのキャリアのために，とか
考えてしまうこともあるけど
それで後になって後悔するのはもったいない
そこはもっと自分本位に考えなくてはいけない事
フランスでは不妊の治療費は４２歳までなら全額保険で保証してくれています
国が早めに子どもを持つよう推奨して政策を考えているらしく
社会で支える仕組みがあるのはいいな～と思いました
各国は対策が進んでいる中、日本は遅れている．
卵子の老化に関する知識を持っている割合も世界最低レベル
少子化問題は不妊と大きく関わっているかも，と思わされました