占いが好きで無料のものがあるとすぐ飛びついて見るのだが、

受け入れやすいものと、受け入れにくいものがあることに気付いた。

 

しいたけ占いのしいたけさんの書く文章は、

どこか温かくて、天気の良い日に縁側で、

「まぁお茶でも一杯。そのついでにお話ししましょうかね」

といった日向ぼっこ的な匂いがするのでついつい見てしまう。

 

かなり著名な占い師さんで本もたくさん出している人が書く文章は

何故か私には受け入れがたくて、その違いはなんだろうなとずっと思っていた。

こちらの著名な占い師さんは私にとってはかなり耳の痛いことを書く人で、

だから嫌なのかと思っていたけど、ある日気づいた。

 

文章の中に、占われている今の自分に対する、肯定があるか、否定があるか、だ。

 

しいたけさんの文章は基本的に肯定で、たまにズバッと書く時もあるけど、

今の自分を否定することはない。

著名な占い師さんの文章は悩んでいる今の自分に対しては否定的で、

否定することで行動して未来を占い通りにしようという感じ。

だから、何かいつもモヤモヤしていたのかと一人納得した。

 

文章に肯定があるか、否定があるか、温度が温かいのか、冷たいのか、

意外と読む人は表面に現れている文字以上に敏感に感じとっているのではないだろうか。

 

心がカッと熱くなっている時は冷却するという意味で、冷たい文章もいいかもしれない。

だけど、占いを見る時は心の弱っているときも多いと思うので、

ひとつぐらい温かい文章を常備しておくというのも手だ。

 

今まで読んだ中で断トツで温かかったのが、髙田郁さんのエッセイ。

ホッカイロぐらいでちょうどよかった。