彼が私の両親に会ったのは、3月上旬。

その日、彼はスーツを着て髪をセットし

ギチギチに緊張している様子。

 


会った場所は、私の実家。

前もって両親には連れて来る事を伝えていたので、リビングはいつもより片付いて

私も気を使う空間でした。



母「彼くんはじめまして。娘からよく話を聞いています。緊張はしなくていいからね!ほらお父さんからも!」


父「あっ、どうも。はじめまして。」


彼「こちらこそ、はじめまして〜」


隣でやり取りを見ている私も緊張した。


親の改まった態度は見ることがない。

目の前にある、初めて見るティーカップが

その証拠だ。


母は普段優しいが、今回は違った。

母「彼くん。厳しい事を言うようだけど同棲することについてどう考えてる??」

(初対面で厳し過ぎやしないか?)


彼「将来を見据えて同棲しようと思ってます。生半可な気持ちではありません」


母「こんな娘には勿体ない言葉だけど、親としては心配してるんよ。2人はまだ若いし、彼くんは今から働くでしょ?大丈夫かなって…」


彼「心配させて申し訳ないです。でも、俺は彼女を幸せにします!!」


蚊帳の外だった私と父は目が点になっていた

目


私「私も頑張ります!!」


母「あんたの頑張るは信用ならんのよえー

2人の気持ちは分かった!じゃあ、応援する!お父さん、それでいいね?」


父「応援しています!」



母が彼に問い詰める事もあったけど、

同棲を許可してくれた。



帰り際、母が私に封筒を渡してくる


母「引越しでお金必要だから、ふ・た・りで使いなさい。分かった?」


彼「気持ちは嬉しいですけど、貰えませんよ👐」


母「これが最後だから。受け取って」


私はすぐさま手を伸ばし封筒を頂いた。

私「いつもありがとうございます」



両親との顔合わせは1時間程で終わった。


彼くんお疲れ様です。

私の母はおしゃべりなので、あまり話さない彼にとっては大変だったでしょう。


私は、親だな。と感じました。良い意味でね



挨拶が終わって帰ろうとした時、

あまり口を開かなかった父が…


父「彼くんちょっといいかな…おばあちゃんにも挨拶してくれないかな?」


おばあちゃんとは、父の母親のこと。

私は母の連れ子なので血は繋がってない。

母にとっては姑である。


母「は?なんで急に?聞いてない😠」


父「言うのが遅くなってごめん。実は…今日彼くんが来るのメールで伝えたら、彼くんに会いたいってきて…その…」


母・私「なんで?」「嫌だ!!」


私も母も、おばさんが嫌いである。



父「そこをなんとか…お願いします」


彼「俺は全然いいですよ。むしろです!」



急におばさんの所に行く事になりました。


おばさんの家は徒歩圏内だったので、

両親と彼くんを連れて

おばさんの家に向かいます。。

 


            ←次の記事                   前の記事