奥田英朗「空中ブランコ」から自分に気づかされた
今年は本をたくさんたくさん読みたいと思っています。
先日読んで、笑えた本は、奥田英朗の「イン・ザ・プール」。
色白でデブの精神科医・伊良部となんらか精神的に
問題を抱える人たちの話。
ひとつひとつの事例に、伊良部はおちゃらけていて
正面から向かい合わず、とにかく彼のリアクションが
可笑しい。
とはいえ、そのひとつひとつの事例の根底にある原因は
自分の中にも在り得るものだと気づき、ハッとさせられる
もの本でもありました。
続編である「空中ブランコ」を読んだのですが、、、んも!
まさに自分の中にある問題に気づかされたのでした。
「空中ブランコ」の主人公は、昔からサーカス団の子ども
として転勤も多く、サーカスの団員が何よりもの仲間。
自分に自信を持っていて警戒心が強く、なかなか他人に
心を開かない。
そのため、新しい空中ブランコのパートナーとタイミングが
あわず、芸は失敗続き。
新しいパートナーを責める主人公。
しかし実際は、彼自身に問題があり、新しいパートナーを
信頼しないが故に腰が引けた演技になってしまっているので
あった。。。。
最近の自分の仕事の姿勢を共通するところが・・・ある!
私は、実際は、かなり 縄張り意識が強く、、、
心を開いた人には頼り・頼られるのを心地よく思うものの、
そうでない人には頼らないし、あまり「輪」に入ってきて
欲しくないと思っている。
そんな卑しい根性が仕事の広がる幅を狭めているのだと
心から反省させられました。
今日も、新しくチームに加わった男性に頼るのに躊躇して
彼のアドバイスを聞かずに案件をGOさせた。
けれども、聞けばよかったな、、、彼のアドバイス。
彼は私より経験も豊富なので、より良いアイディアが
浮かんだんだろうと。。。
明日、話してみよう、と思わされた。
そんな空中ブランコでした。
奥田英朗、ありがとう!
Shall start today
はじめまして。
今まで mixi は使えど、Blog は書いたことなかったのですが
なんとなく、、、いまさらながらですが
スタートしてみることにしました。
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会社は広報関係のことをしています。
よろしくお願いします。
