僕がファッションに興味を持つきっかけは、2年前、40代のスタリストたちから指南を受けたことだった。目的は街コンに着ていく服装を知るため、つまりモテる服選びからスタート。最初はデートが決まるたびに何を着ていくのが正しいのか分らず右往左往していた。スタイリングを何度か受けたからといって上達したわけではない。
当初はスタイリストMBさんの『最速でおしゃれになる方法』をバイブルとしていた。また、心理セラピストの助言があり、女性スタリストの本も読んだ。ようやく自分で服を選べるようになってきたのは1年以上経ってからだ。服屋に行った際、試着して写真を取るようにしたこと、都心で男女、外国人問わず、すれ違う人のファッションをなんとなくチェックするようになってから、着こなしなどが目に入ってくるようになった(見る分にはいくらでも無料なのである)。個人的には銀座と恵比寿がおしゃれな人が多いと思う。かわいい女性がいないかチェックするのもかねていた( ゚Д゚)
普段は作業着を着て仕事をしているのだが、たまたまZARAのライダーズジャケットをきていただけで「おしゃれですね!」と顔見知りに言われたことがあった。シンプルな服にも関わらず、とある婚活パーティーで突然女の人が「とてもおしゃれですね!」と連呼しだしたこともあった(ただし、結婚の対象ではなかったようだ笑)。
モチベーションは他にもあった。もともと音楽が大好きであったのだが、ファッションとの結びつきが深いし、社会やカウンターカルチャーとの関係などもおもしろいと思った。
続く