スクリプト言語とは、機械語への変換作業を省略して簡単に実行できるようにした簡易プログラムを記述するためのプログラミング言語。スクリプト言語で作られたプログラムはスクリプトと呼ばれる。「簡易プログラミング言語」と呼ばれることもある。


 通常のプログラミング言語と同様、英単語や記号・数字の組み合わせによってプログラムの設計図にあたるソースコードを記述するが、コンピュータが実行できる形式への変換は自動的に行われるため、手間をかけずに実行することができる。


 小規模なプログラムをすばやく作成することが主な目的であるため、一般のプログラミング言語に比べて機能は少ないが、習得が容易で記法も簡便であることが多い。


 代表的なものにはPerlやVBScript、JavaScriptなどがある。これらの言語はWebページに動きを加えたり、Webサーバ上で動的にページを生成するのに用いられる。


 ワープロソフトや表計算ソフトなどのマクロ言語もスクリプト言語の一種である。