ここでは、もう少し詳しくリスティング広告の可能性を探ってみましょう。

少し話は変わるのですが、あなたはマーケティング理論の「AIDOMA」や「AISAS」というものをご存知でしょうか?

ご存知の方も多いと思いますが、知らない方のために簡単に説明します。

どちらも広告宣伝に対する消費者の行動プロセスを表したものです。

AIDOMAとは、

Attention(注意)

  ↓

Interest(興味)

  ↓

Desire(欲求)

  ↓

Memory(記憶)

  ↓

Action(行動・購入)

1920年代にアメリカで提唱された消費者行動プロセスですが、

広告を見てから実際の購入に至るまでには、上記のようなプロセスがあるということです。

以前は確かにこのような形で購入に至っていたと思います。

しかし近年はウェブの発達により行動プロセスがこの「AIDOMA」から「AISAS」へ変化してきたと言われています。

AISASとは、

Attention(注意)

  ↓

Interest(興味)

  ↓

Search(検索)

  ↓

Action(行動・購入)

  ↓

Share(情報共有)

いかがでしょうか?

AIDOMA」と「AISAS」の異なる点は、「Search(検索)」と「Share(情報共有)」が含まれている点です。

AISAS」では、購入時の吟味や考えるための「Memory(記憶)」の機会が少なく、「検索」と「情報共有」が購入決定の要因として重要視されています。

あなたも商品購入時、上記のような行動プロセスを取っているのではないでしょうか?

このように「AIDOMA」から「AISAS」へ行動プロセスが変化したことにより、当然のことながらリスティング広告の重要性・費用対効果も飛躍的に向上しました。

また「AISAS」は、リスティング広告がもつ潜在的な可能性も示唆しています。

それは、リスティング広告は他の広告媒体(オフライン広告)と並行して行うことによって何倍もの相乗効果を生むことが出来るということです。

例えば、新聞にあなたの商品の広告を掲載したとしましょう。

その広告を見た消費者はAISASの法則に従ってインターネットで検索を始めます。

検索したキーワードで広告が表示され、商品の魅力を存分に伝えるホームページに誘導することが出来れば、そのまま購入してくれる確率が高くなるというのは容易に理解して頂けるのではないでしょうか。

このようにリスティング広告はオフラインの広告媒体(新聞、テレビ、雑誌、ラジオ、折込みチラシなど)と併せて行うことにより、オフライン広告のみで広告をした場合に比べ何倍もの相乗効果を得ることが出来る広告手法なのです。

リスティング広告とは、Yahoo Googleなどの検索エンジンを利用した広告システムのことを言います。

正式にはYahoo!Japanが提供するサービスを「Yahoo!プロモーション広告」(Yahoo!リスティング広告)と呼び、Googleが提供するサービスを「Google AdWords広告」と呼びます。

下記の赤枠内が「リスティング広告」です。



Yahoo!プロモーション広告】

Web戦略コンシェルジュ-Yahoo!プロモーション


Google AdWords広告】

Web戦略コンシェルジュ-アドワーズ


検索エンジンにキーワードを入力して「検索」ボタンを押すと、検索結果画面の上部や右側に広告が表示されますよね?これこそがリスティング広告と呼ばれるものです。

仕組みとしては販売したい商品やサービスの関連キーワードを予め設定しておき、そのキーワードでユーザー(見込み客)が検索したときにだけ広告が表示されるというものです。



広告料金は固定費など一切かからない、クリック課金方式をとっています。

クリック課金方式とは、広告がクリックされて初めて広告料金が発生するというものです。

これは、広告が表示されてもクリックされなかった場合、お金は一切かからないことを意味します。

このように、特徴的な料金システムのため、PPC広告(Pay per clickの略)と呼ばれることもあります。



そこで気になるのは、一回のクリックでいくら課金されるか?という所ですが、語弊を恐れずにいうと広告主がご自分で決めることが出来ます。

正確に言うと、クリック毎にかかる金額は複雑な計算式によって、広告システムが自動的に算出します。

ですので、実際にいくらかかるのかは、広告を出してみないとなかなか分らないのですが、広告主側で「上限クリック単価」というものを決めることが出来ます。

「上限クリック単価」とは、1回のクリックあたりに支払える上限の金額という意味で、この「上限クリック単価」を設定することで、ご自身で設定した広告予算の範囲内で広告を出すことが可能となります。



テレビや雑誌、新聞、ラジオまたWeb広告で一般的なバナー広告などは、広告を出すだけで莫大な広告費がかかりますが、リスティング広告の場合は、予算内でしかも見込み客だけにアプローチすることが出来るので、高い費用対効果を期待することが出来ます。



またリスティング広告には、最初に説明した検索結果画面に広告を表示させる「検索連動型広告」の他に、ユーザーの興味、関心を持っている媒体に広告を表示させる「興味関心連動型広告」というものがあります。

※「興味関心連動型広告」は「インタレストマッチ広告」「ディスプレイ広告」「コンテンツ広告」などとも呼ばれます。

下記の赤枠内が「興味関心連動型広告」です。



Yahoo Googleとで若干の違いはありますが、ユーザーが興味、関心を持つ様々なサイトやブログ、動画などに広告を表示することができ、これを「興味関心連動型広告」と言います。



【興味関心連動型広告


<価格.com>
Web戦略コンシェルジュ-kakaku

<IT用語辞典>
Web戦略コンシェルジュ-ITziten

<ブログ>
Web戦略コンシェルジュ-blog
職業柄、リスティング広告関係の広告が多く表示されています(^_^;)


例えば、あなたがダイエット商品を販売していた場合、ダイエット関係の記事が書かれたポータルサイトやブログにあなたの商品広告を出すことが出来るのです。

ありとあらゆるジャンルの情報が氾濫するWeb上であなたの商品・サービスと属性のあったサイトに広告を出すことが出来れば、不特定多数の人に広告を出すよりも反応が得られやすいのは明らかですよね。

リスティング広告では設定次第でこのようなことが可能になるのです。



最近では、Googleが動画サイトの最大手YouTubeを買収したことにより、YouTube内に広告を出すこともできるようになりました。

既にお気づきの方も多いかもしれませんが、最近お目当ての動画が再生される前に、動画広告(テレビCMのような動画)がよく流れるようになったと思いませんか?

実はこれもリスティング広告の一部なのです。



上記で説明したように「興味関心連動型広告」は、関連性のあるサイトに広く広告を出稿することができるので、「検索連動型広告」よりもはるかに多いアクセスを集めることが出来るのも魅力のひとつです。



このようにリスティング広告は、他の広告よりも成約率が高く、費用対効果が優れた広告として注目されている広告手法なのです。