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日々の仕事のぼやきや出来事などを徒然なるがままに綴ってゆきます

最初にこんな訃報から始まるのはどうかと思ったが素直にお伝えいたします。

和歌山市のみなさん洋食好きのみなさん とんかつ好きのみなさん あの和歌山城の裏の老舗の「とんかつのとんちゃんが2010年9月11日(土)」を最後に閉店してしまいました。私は17日に伺った時に張り紙を見て知りました。

正直、ショックでした・・・ 同じように食事に来た皆さんも少なからずショックを受けていたようです。

突然でした、本当に突然の出来事でした。

思えば今から36,7年前12歳のころ初めて親に連れて行ってもらい世の中にはこんなにおいしいへレカツがあったんだと子供ながらに衝撃を受けたことが今でも蘇ります。


いつも満席で座れないこれは当然のような光景、待ってる間に注文を聞きに来る、

当然のようにWへレカツにライスを注文する、 やっと座れたと思ったらすかさず注文した品が届く絶妙なタイミングで、 


忙しく体を揺らせながらまるでタイミングをとるようにパン粉をつけてフライパンの油の中に入れる、

最後までフライヤーなどは使わずフライパンから別のフライパンへ油を移し巧みに温度を調節する技術、   かっこよかった!!


どれだけ大勢のお客さんから注文を受けても伝票にかくこともしない、でも間違いなく注文の品がカウンター、テーブルに次々と届く 驚愕に値するほどの記憶力もつママさん お勘定と言うとお客さんの顔を見ただけで注文した名前と合計金額をさらっと告げる計算力と記憶力の合わせ技 見事でした。


最近では週休2日制で午前11時から3時までの4時間昼のみの営業でした、私の予測ですがマスターがかなり高齢であったので倒れたのかも知れません(違ったらごめんなさい) 長い時の流れの中では仕方のないことかもしれません・・・  ただどうしても悔やまれて仕方がなかったのは後継者がいないこと・・・  このデミグラスソース全盛の時代にトマトソース系のあっさりとした中に複雑かつ絶妙な味わいのあのソースをかけたへレカツが「お待ちのお客様へれライ2つ」のあの掛け声が2度と味わえない、聞けないのかと思うと残念でならない。


食事を終えた後みんな本当に素直に「マスター、おいしかった、ごちそーさん!」が聞こえた数少ないお店・・・


最後に本当に素直に自然に「今までありがとう、マスター、おいしかったよ、ごちそーさん」・・・・・