中学生の頃の話です。お小遣い稼ぎにアルバイトでもしようと思い立ち、新聞販売店に行きました。
と言うのも、兄がそこでバイトをしていたので自分もできると思ったのです。
しかし、実は私はまだ自転車に乗れませんでした。
もちろん断られましたが、私はたまらなく悔しい思いに駆られました。
「自転車に乗れないだけで、どうして差別されなければいけないのか」
正直私は運動音痴で、というより運動をしない人間でした。
生まれつきの障害のために、やってやれないことはなかったのですが、自分から避けていました。
だから水泳もできないし、跳び箱も跳べないし、逆上がりもできないし・・・。
しかし、この差別には納得できず、その日から父にせがんで中古の自転車を買ってもらい一人で自転車の練習を始めました。
来る日も来る日も、ヒマさえあれば練習に明け暮れました。
その間不思議とつらいと思ったことは一度もありませんでした。
それから3ヶ月、何とか乗れるようになってまた同じ新聞販売店に行きました。
店の主人も覚えていてくれて、今度は即採用してくれました。
中学1年の夏から高校3年の夏まで続けましたが、自分でもよくやったと 思います。ヘ(^o^)/
この5年間は貴重な経験でした。
でも、今でも水泳ができないのは、水泳で差別されたことがないからでしょうか・・・