書いて伝える技術 -10ページ目

必読書「日本語の作文技術」~即効性あり!

文章を書くことができず悩んでいる方、自分が書くブログの記事になかなか人から共感が得られない、セールスレターやサイトの商品説明を力を入れて書いてもなかなか売れない。

そんな方は、この本 日本語の作文技術 を読むことをおすすめします。これを読めば、その日からあなたの文章は、格段に良くなります。サイトの文章も、ブログの文章も、メールも、ビジネス文書やセールスレターも、これまでとは段違いに良くなり、読者からの反応が取れるようになります。

そんなバカなと思うかもしれません。でも、大げさなことを言っているわけではなく、本当です。学問的なことだけではなく、実際に、そしてすぐに使える技術を解説した本で、読むだけで読者の文章の書き方を変えてしまうパワーが、この本にはあるのです。
新装版 日本語の作文技術
どのような種類の文章を書くにしても、知っておかなければならない基礎的な技術というものがあります。その技術とは、学校で習う作文のようなものではなく、正しい日本語の表記法、そして読む人が素直に理解できるわかりやすい文章の書き方、日本語の文法といった、日本語を使いこなすための技術です。それがこの「日本語の作文技術」で学ぶことができます。

この本が目指すのは、「読む側にとってわかりやすい文章を書くこと」。何をどういう順番で書いたらわかりやすいのか、「、」や「。」はどこに打つのか、修飾・被修飾の関係、助詞の使い方の区別などなど、学校では教えてもらえなかった日本語の技術を、一つ一つこの本では学んでいくことができます。

本書で学べる技術の中から一つ例をあげると、「句より節を先に」という原則があります。

白い紙

横線の引かれた紙

厚手の紙

これらの情報(言葉)を一つにまとめるとすると、あなたならどんな文を作りますか?

白い横線の引かれた厚手の紙

これだと「白い横線」と、紙ではなく、横線が白いことになってしまいます。

厚手の横線の引かれた白い紙

これも「横線が厚手」??であるかのように誤解される恐れがあります。

他にも次のような並べ方が考えられます。

  1. 1.白い厚手の横線が引かれた紙

  2. 2.横線の引かれた白い厚手での紙

  3. 3.横線の引かれた厚手の白い紙

  4. 4.厚手の白い横線引かれた紙

この中で誤解を招きやすいのは、1と4です。2と3であれば、誤解される心配はありません。では2、3は、一体どこが、ほかと違っているのでしょうか?

それは「横線の引かれた」が先にあり、「白い」または「厚手の」が後に来ていること。つまり、節(クローズ)が先で句(フレーズ)が後に来ているということです。句を先にしてしまうと「白い横線が引かれた」みたいに、句が節
を修飾してしまうため、文の意味が違ったものになったり、わかりにくくなったりします。

そこで導き出せる結論。

節を先にし、句を後にする。


こんな原則があると本書では述べています。

本書「日本語の作文技術」を書いたのは、ジャーナリストの本多勝一氏。自身の執筆経験を基に、わかりやすい文章の書き方を、本多氏はこの本の中でとことん追求しています。世に出回る悪文をなくし、どう書いたら読者にとってわかりやすく、誤解されない文章になるかを、実例をあげて説明、先にあげたような原則にまとめています。

ここの例をあげた節を先にし、句を後にするだけでも、これから文章を書くときに気をつけるようにすれば、わかりやすい文章になるのに間違いありません。

本書以外にも、文章の書き方を解説する本はいくらでもあります。私自身何冊もその類の本を読みましたが、これより優れた内容のものは一つもありませんでした。本書以外の文章の書き方の本を何冊読んでも、この本で解説されているような実践的な技術は得られません。しかし、この本を読みさえすれば、他の何冊もの本で学べることが身に着くし、本書以外では知ることができない、でも知っておかなければならない文章作成の技術を学ぶことができます。

本書は、原稿用紙など書く文章を想定して書かれているものですが、ウェブサイトやブログなどのネット上で読まれる文章を書く際にもたいへん役に立ちます。以前私が参加したアフィリエイトのセミナーでも、講師の方がこの本を必読書として推薦していまいした。

即効性があって、何度も繰り返し読むことで、実力が付く本です。一度読むことをおすすめします。


新装版 日本語の作文技術
本多 勝一
講談社
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もっと基礎から文章の書き方を学びたい方向けに、「中学生からの作文技術」という本も、本多氏は書いています。

中学生からの作文技術 (朝日選書)
本多 勝一
朝日新聞社
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