京都教育大学附属桃山中学校の生徒さんに
リモートで『じぶんCMの授業』をさせていただきました。

今回はじぶんCMの中でも「夢ムービー」を
1日の授業、1日の制作、1日の発表会というスケジュールで
つくってみたんですが、

これが本当に楽しかった!
3日目の発表会では一人一人つくった動画の上映をして
それを見た感想をみんなで伝え合い、夢を応援しあう展開に感動。
いやあ、本当に楽しくて素敵な時間でしたー!

 

 


※それにしてもパソコンのモニター汚れてたね(汗)

きっと生まれた時からYOUTUBEの動画とかに触れているせいか
子どもたちの作る映像のもさ、

けっこうクオリティ高くて、すごいわけ。

わ、もう動画をつくるって特別なことではなくなったんだなって

実感しちゃいましたね。

 

まあ、例によって教えた私が一番学んじゃった

そんな授業になりましたw

 

↓が授業を受けてくれた感想。

もう嬉しすぎて自慢しちゃいますw

 

 

 

 

こういう感想までいただいて、本当に宝物がまた増えたという感じです。


そして後日、先生から頂いたメールでもありがたい言葉をいただいちゃいました。

『田渕先生
 
この度は、本校の学習に多大なお力を寄せて頂き
本当にありがとうございました。
 
まだ、完全に夢を語り切ることができなかった生徒もいる一方で、
自分の夢を明確にしたり、
心に刺さる言葉で自分を語ったりして
大変、いい学びになりました。
 
また、子どもたちはオンラインにも関わらず、
田渕先生に心を開き、CM作成に興味を寄せていました。
それもこれも田渕先生のお人柄あってのことと思います。
 
コンテを頂いた時の、コメントは思いがあふれていて
子どもたちはどれほど肯定感を高めたかしれません。
 
また、CMを通して、自分の宝地図を書くことができました。
本当にありがとうございました。
 
よければ来年も生徒達が、先生とお出会いできたらと願います。』

本当にうれしい言葉
こういう活動って渡したもの以上のものをいただけて
本当にありがたいです。
ぜひまたやらせていただきたいです。

 

※「じぶんCMの授業」は私がライフワークでやらせてもらっているもの

HPもあるんですが、ぜんぜん更新していません

写真にまだ髪の毛がある・・・(汗)

 

「じぶんCMの授業」公式ホームページ

 

■授業を作る時に考えていること

で、今回、自分のモヤモヤしているやりたいこと、

夢や目標を動画にすることで明確に言語化、ビジュアル化して
人に話すことで、まだ起こっていない未来の状態を人に伝え、自分の意識化に置く。
そしてその未来の状態から現在をどう捉え、どう意味づけし、どう行動を変えていくかに
さらには過去の意味づけすら変えていく。そうした意識の方法をお伝えする一環の授業で、
さすがに2~3コマの学校の授業ではそこまではできませんでしたけど

夢を明確に言語化、ビジュアル化して人に伝える練習と
「カラーバス効果」のよる脳の働きにアプローチして
自分の夢や目標の情報をキャッチできるようになる。

 

そういしてそれを叶えやすくする、

引き寄せやすくするということまでは伝えられたと思います。

「カラーバス効果」って初めて聞いたって方でも
たとえば、ゴルフを始めようと興味を持った途端に、
ゴルフショップやゴルフ関連の情報が街に溢れていることに気づいたり、
子供ができた途端に、子供関連の情報がどんどん目に入ってくるようになる、
そういう経験ってあるでしょう、
そういう「自分が意識している情報が自然と目に飛び込んでくる」という現象のことを
「カラーバス効果」といいます。

人間の脳は、自分にとって関心がないものに関しては、
目に入ってもその情報は脳のフィルターで排除して受け取らないようになっているのね。
で 逆に、興味のあるものには気がついて受け取れるような仕組みになっている。

つまり、自分の興味関心もったもの、意識したものだけが
脳のフィルターを通過するというわけで、
そういうフィルターを通して私たちは世界を見ているわけです。

だから、もやもやした状態の夢や目標は
検索できるくらいに明確に言語化することで
動画にできるくらいビジュアル化することで
それに関していままで見逃していたチャンスに気づけるようになるんですね。

 

いつも遊んでるみたいで楽しそう、って実際そうなんだけど

ちゃんと考えてますwはい

 

 

こんな感じw

■時間は未来から過去へと流れている?

目標を設定するということに関して
面白い話を仕入れたのでちょっとシェアしますね。
 
天才、苫米地英人博士の書いた
「気を整えて夢をかなえるリセット整理術」という本に
こういう一説があります。

『実は時間は未来から現在、過去へと流れています。
未来の自分がいるから現在の自分、そして過去の自分がいます。

例えば学校の成績が悪かった人、
そういう人が会社で思うような業績を上げられなければ
学校の成績が悪かったのは悪い思い出です。

先ほどのように学校の成績が悪かったのだから
仕方がないと思ってしまうでしょう。

一方、自分で起業して成功を収めた人は
社会で成功するためには学校の成績は関係なかったと思うはず。

中には私は学校の成績が悪かったけど成功できたと
まるで武勇伝のように語る人もいます。

つまり過去の事は同じ出来事であっても
未来の自分、現在の自分によって解釈が変わるということ。

過去は後から書き換えることができるのです。

ですから未来のことが重要なのです。

未来に達成したい夢を設定し、そのために現在の自分がいる。

そのように考えれば
過去の自分も良い思い出に変わります。

(気を整えて夢をかなえるリセット整理 60ページから)』

時間は未来から過去に向かって流れている??
はい、いきなりのことで混乱しますよね。
なんじゃそりゃ?!です

わかります。
でも、最近にわかに研究の進んでいる量子力学の世界では
「時間というものはない」「過去、現在、未来」は同時に存在するとか
いままでの私たちの常識をぶっ壊すような世界観がどんどん発表されているんです。

では、時間が未来から流れているという話をもう一つ
フリーランサーとして働く女性の代表選手ともいえる
作家の安藤美冬さんの書かれた「新しい世界へ」という著書にこんな一説があります。

『ここで過去原因説と未来原因説という二つの説をご紹介したいと思います。

過去原因説とは西洋から輸入された考え方で
その名のとおり過去に原因があるという考え方です。

一方日本では逆の時間は未来から流れるという
未来原因説が取られていました。

西洋から時計を輸入して生活に使い始めた頃から
日本人の時間の概念も西洋化したとされています。

その証拠に、針が動く西洋時計が日本に入ってくるまで
江戸時代の日本では和時計が使われていて、
その時計の仕組みは、針が静止し文字盤が動いたのだそうです。

針が動く西洋時計は左(過去)から右(未来)に向かって
時間が流れているように見えるのに対して、

針が止まって文字盤が動く和時計は、
文字盤が右(未来)から左(過去)に向かって
時間が流れているように見えます。

(新しい世界へ191ページより)』

時間は「過去」から「未来」に流れているというのが
現代社会を生きる私たちの考えでは当たり前すぎて
なかなか理解できないと思います。

■「未来」のその時が「現在」の自分を作っている

けれど、著名人の方がたがこぞって最近おはなししている
時間は「未来」から「過去」に流れているという話は、

考えてみたら実に辻褄が合うし、
むしろそういう風に考えた方が私たちが生きるのにとっても都合がいい気がします。

もし仮に「過去」の延長線上として「現在」と「未来」があり、
「過去」の原因で「現在」と「未来」が決まるのであれば
「過去」の経験や出来事を悪く意味づけしてしまっている人は、
悪い「現在」を過ごすことが必然ということになってしまう。
そして、その延長線上にある「未来」も悪くなることになってしまう。

なんか、刑務所刑務所に入った人は更生しても普通の生活はできないという
よくあるドラマのような考え方です。

でも逆に、
時間は「未来」から「過去」に流れてるということであれば
自らが望む「未来」を定めることで
その「未来」にたどり着くための「現在」であり
「過去」があったということになります。

 

まず未来の自分があって、

それによって意味づけられる現在の自分、過去の自分がある。

つまり「未来」のその時が「現在」の自分を作っている
ややこしいですけど、そういうことになるじゃないですかーw

こう考えると
私たちは「過去」の出来事によって決定される存在ではなく
どういう「未来」を起点とするか?
それによって人生というものを決定している。

どうでしょう?

たとえば、子供なら自然にやってることで
子どもは自分がしたいこと、目の前にあるブランコに乗るという「未来」が頭に浮かんだら
何も考えずブランコに向かって走り出すという「現在」を作り出します。
それまで家に帰ろうと歩いていたという「過去」の延長線などすっかりと断ち切ってしまいます。
「未来」のその瞬間が「いま」の自分を作っているんです。

■「未来」を決定するかもしれない「夢」や「目標」はやはり重要

時間は「未来」から「過去」に向かって流れている。
私はいまではこの考え方に乗っている一人なんですが、
やはり最初に聞いたときは府に落とすのは難しかったです。

でも、こうした考え方が最近の時間に対する捉え方の主流となっていて

というか、安藤さんが書かれたいたように
江戸時代に西洋的な思想が入ってくるまでの日本では
普通に考えられていた時間感のようなんです。

時間は未来から過去に向かって流れている。

もし、こういう風に考えられたら、
なりたい自分、実現したい夢、目標を設定することで
今の自分が作られる。
どの未来からの時間の流れに乗るかによって
今の自分のあり方が決まってくる

そしてそして!
「過去」からの延長線上として「現在」や「未来」があると考えるのではなく
「未来」の自分から逆算して「現在」の自分を作ることができるということなら
いま私たちがいま「夢」や「目標」を持つということの意味が
とても重要になってくると思うのですね。

ま、当然、単純に目標を掲げただけで
人生がよくなるわけではなく
そうしたものを潜在意識にしっかりと刷り込む必要があるわけで
その話はまた次回に話すこととしますけど、

でも、なんとなく「過去」からの延長線の毎日をダラダラって過ごすのではなく
「未来」を決定するかもしれない「夢」や「目標」を明確にする
まずはここまでするだけでも必ず良い未来に近づくということです。

 

過去のことでいつまでも落ち込んで

暗くなっているより

さっさと自分の理想とする未来を目標に決めて

その時間軸に乗っかっちゃう方が

100倍今を楽しく過ごせますよ!

今日はそういう話でした。

では、また!
 

いやあ、時間の話ってむずかしいですねー(汗)
それにしてもあの時間逆行映画「TENET」つくった

クリストファーノーラン監督ってやっぱりすごいですよねー
「TENET」何度も見てるけど、今晩もまた見ちゃお!