私が総合プロデュースと1話のディレクションをやっている
『琉球トラウマナイト』が今年で5周年
9月1日の『琉球トラウマナイト レジェンド2020』のオンエアに向けて
月曜日から亀梨和也さん主演の映画『事故物件 恐い間取り』とタイアップした
映画の原作者である事故物件住みます芸人の松原タニシさん出演の
トラウマナイト番宣がオンエアされます
琉球トラウマナイト×映画事故物件 恐い間取り タイアップ番宣
この番宣、すでにSNSでは公開されていて
出演の松原タニシさんもリツイートしてくださり
話題となっています
すでに番組としての2020用番宣は2種類がオンエアされていて
この後にもオリジナル番宣が4本
22日からは毎日「オンエアまであと○日!」と各ドラマの出演者が告知する
カウントダウン番宣がオンエア当日まで流されます。
今年は5周年ということで今月から今月末まで
過去にオンエアしてきた『琉球トラウマナイト リアルストーリー』の
アーカイブ配信を行っています。
リアルストーリーとかレジェンドっていわれても
ぴんと来ない方ばかりだと思いますので
ちょっと説明
リアルストーリーは視聴者の方々から寄せられた恐怖体験談をドラマ化したもの
レジェンドは昔から伝わる恐い昔話や民話を原作に現代アレンジでドラマ化したもの
という違いです。
トラウマナイトとしては
2016年 リアルストーリー2016
2017年 レジェンド2017
2018年 リアルストーリー2018 レジェンド2018
2019年 リアルストーリー2019 レジェンド2019
そして今年、9月1日に レジェンド2020のオンエアとなります。
レジェンド2020のオンエア日である9月1日の前の1週間、
8月24日から8月31日には
過去にオンエアした3本の『レジェンド』3本を
民放テレビ局が連携した公式テレビポータルサイト「TVer(ティー バー)」にて
配信することが決まっていて、
いままで再放送もしてこなかった、ましてや沖縄県以外の方には
見ることができなかった『琉球トラウマナイト』を
一気に見ていただくことができるスペシャルな企画を進行中です。
沖縄テレビ YOUTUBEチャンネル
過去「リアルストーリー」全話配信中
レジェンド2020番宣A
レジェンド2020番宣B
県外の方はもちろん、
沖縄の方も今回を逃すと再放送の予定もありませんし
ぜひ、この機会にお楽しみくださいね
そしてさらに
9月1日のオンエア当日にはオンエア開始時間にあわせて
監督、出演者などによる生配信も副音声的に行う予定予定です
沖縄の方に限りますがお楽しみに!
(ドラマは見られませんが生配信のみでしたら県外の方もご覧いただけますねw)
さて、ここからちょっとプロデューサー思考の話をしていきますね
この「琉球トラウマナイト」ですが
もともとは小さな自主映画の上映会として
2014年にスタートしました。
沖縄の5人のクリエーターがそれぞれの感性で制作したホラー映画を上映するという企画です
その時に私が出品した作品が
「ずっと友達」という短編で
現在ユーチューブで19万再生以上見られています。よかったら見てくださいね
この上映会のあと、普通の参加者は「あー面白かった」「またやりたいね」で終わってしまうのね
だけど私はこの時に、
この企画を将来的に全国、アジア諸国まで広げて
札幌トラウマナイト、仙台トラウマナイト、大阪トラウマナイト、福岡トラウマナイト
台湾トラウマナイト、香港トラウマナイト・・・・
と広げ、その全国大会を沖縄で!
という野望を語っていましたw
私が口癖のようにいうのは
「本を1冊書く時に、このシリーズが10巻そろったら背表紙に何かイラストができあがる」ように
最初の1冊を作りはじめるってことなんです。
最初の2014年の上映会、小さなライブハウスでのべで200人くらいの観客に見てもらって
良かった!楽しかった!って言ってるときに
この野望を考えることが重要なんだと思うんですよ
もちろんこの野望はまだ叶っていないんですけど
先に紹介したとおりこの「琉球トラウマナイト」は
翌年2015年に規模をちょっと大きくした上映会を行い、
同時に沖縄テレビさんへテレビ版の制作をプレゼンしています。
2016年にはテレビ版「リアルストーリー」がスタートし
翌年にコンセプトを変えた「レジェンド」が誕生します
この「レジェンド」のコンセプト
つまり昔から伝わる民話や昔話をドラマ化するというのが
ある意味で民俗学的な意味合いを持ち
いま沖縄以外の地方局へ、その土地の民話をドラマ化する
例えば札幌トラウマナイト、仙台トラウマナイト、大阪トラウマナイト、福岡トラウマナイト・・・
を作りませんかというプレゼンに発展して、いま提案がスタートしています。
2014年の自主映画の上映会から数えると7年目にして
やっと実現の糸口が見えてきたという感じでしょうか?
琉球トラウマナイトはいままで
テレビを中心に、新聞との連動企画、ラジオ版トラウマナイト
そして学生映像コンクールを国立琉球大学を筆頭に
沖縄県内の1年目4大学、2年目5大学の公式参加でおこなう
「学トラ」にまで発展させています。
(優勝作はテレビの地上波オンエア!です)
※学トラは上映審査会当日は毎年テレビのニュースでも報道していただいています
また、今まったく違うメディアからも
琉球トラウマナイトというコンセプトで
コンテンツを制作しないかというオファーをいただいていて
これも実現しましたら
トラウマナイトはもは上映会のタイトルでも
ドラマシリーズのタイトルだけでもなく
ひとつのブランドにまで育てられたという事になるのかな?って
ちょっと楽しみになっています。
※昨年は伝統芸能組踊りの作品を原作にレジェンドを制作して
テレビにも取材していただきました
どうですか?
これがトラウマナイトの作り方で
プロデューサー思考の思考法の一例です。
面白いコンテンツを作っていたら
いつか「リング」や「呪怨」のように
海外からもオファーの来るようなヒットを生み出せるかもしれない
多くのクリエーターはそういう勝負の仕方をすると思います
クリエーター思考なら多分そうです。
私はもともと広告というフィールドで生きてきたクリエーターですし
広告的な手法、プロデューサー的なものの考え方を
どうしても持ち込んでしまう
そちらの方が面白く、ワクワクした話題を世の中に提供できる気がするのです
あなたはどっち派ですか?
私自身、特別な才能があるわけではないです
私の長所というのは「止めない」「諦めない」「しつこい」事だと思います
トラウマナイトがスタートした2014年から7年、ずっとやりたいと思ったことを忘れずに
何かチャンスがあったらしがみついていく
あと、自分に力が無いことを知っているので人の力を借りることに躊躇しないところかな
もちろん助けてもらうわけだから感謝もちゃんとする
私の場合はたぶんそれだけでここまでこられました。
よく言われる話ですが本当にプロデューサーって人を繋げるのが仕事の所ってありますね
いかがでしょうか
プロデューサー思考にちょっとでも興味を持ってくれたら
ぜひ個人的にメッセージでもいただけたらと思います
ぜひ楽しい悪巧みをしていきましょう
私が広告業界の後輩に話すことですが
「企画は世の中を幸せにする種」です
企画を生み育てるプロデューサー
すべての業界にこの思考法は応用できます
ぜひ目指してみてくださいね
と、堅い話は置いといて
とにかく9月1日のレジェンド2020のオンエアまで
とにかく盛り上がっていこうってのが
いまのモチベーション!
わたしはドラマパートでは今回は
「チーノウヤ(乳の親)」という妖怪の話を担当しています
チーノウヤはもともとは死んだ子供にお乳をあたえ世話をするという
母性溢れる神様でしたが、いつからか子供の魂を奪いに来るという恐い妖怪に
変化した存在。
仲程仁美親子、平安信行ほかの出演でお送りします
一昨年のレジェンドでオンエアしました
「アカマター」というヘビの妖怪の話の登場人物(平安君演じる又吉というキャラクター)を主役に
ここでもシリーズものにしようという試みを考えました。
※アカマターも大好きな世界観で描けたお気に入りの作品です
よかったら、24日のティーバーでの配信で
「アカマター」を見返してからの
9月1日をご覧いただけるとより楽しめるはずですよ!
これもまたプロデューサー思考?