皆様のたくさんの応援とご支援をいただき
短編ホラー映画「NULL」も無事完成し、
イベント上映においても
高評価をいただくことができました。
 
上映イベントである「琉球トラウマナイト2015」も
最終回には立ち見も出るほどの盛況で
無事終了することができました。
 
本当に応援、ご支援をいただいた方には
心からのお礼を申し上げます。
  


  


 ※舞台挨拶のため駆けつけてくれた主演女優達と
  


 ※上映イベントは主演女優たちによる舞台挨拶もあり
  盛り上がりました!
  
 
ご支援をいただいた方で、
イベントにお越しいただけなかった方には
改めましてDVDをお送りするなど映画「NULL」を
お楽しみいただきたいと思います。
  
どうぞ、楽しみにしていてください。
 
 
ともあれ、本当に久しぶりのブログです。
 
映画制作中はまったくブログを書く余裕もなく
撮影や編集に没頭していましたから
なんと2ヶ月ぶりの記事更新。
 
書きたいことも沢山あるので
多少、とっちらかった記事なるかもしれませんが
勘弁してくださいね。
(あ、いつものことか・・・)
 
 
昨年から始まった「琉球トラウマナイト」という
ホラー映画のイベント。

初回から参加させていただき
今年が2回目の出品となりました。
 
「なんでホラー?」ってよく聞かれるんですが
まずはホラー映画って比較的低予算で
作家性が出しやすいジャンルなんです。
そして、文化や言葉の壁を越えて、
世界中にファンがいる。
 
琉球トラウマナイトというイベントを
継続的に続け育てていくことで
 
地域の活性化、そして若き人材の育成に
結びつけたいと考えているので
ホラーっていうのが最も適したジャンルだったわけです。
 
ちょうどお化け屋敷をつくることで
商店街を盛り上げる的な、それです。
 
まあ、実際にはもう少し大きな夢をもっていて、
将来的には沖縄から世界に向けての
文化発信、文化交流にまで結びつけたい。
 
始まったばかりの小さなイベントですが
夢は大きく!ねっ!
 
ただ、今年行った映画製作支援をお願いする
クラウドファンディングでは奇跡の198%という
達成率を実現できたという事実は
 
私のこんな夢に賛同してくださる方々が
沢山いるという証拠だと思うし、
そういった方々の思いを集めていけば、
必ず実現できると確信させてくれました。
 
今年のイベントは、おかげさまで最終回には
立ち見が出るほどの盛況で幕を閉じました。
そしてスタッフ一同、来年に向けて、
より楽しんでいただけるイベントにするための
活動もスタートさせています。
 
どうぞ、今後も引き続き応援お願いします!
 
 
もう一つ、この2ヶ月の間に
起こったこととしてご報告すべきことは
長年勤めた職場を離れて独立することを決めたこと。
 
いままでも、半分個人商店のような感じで
働かせていただいてきたのですが
 
映画製作やそれに伴う活動、若手クリエーターの育成、
じぶんCMの授業などのボランティア活動・・・
今まで以上に自分のやりたいこと、やるべきことに集中して
時間を費やしたくなったというのが理由です。
 
本当にありがたいことに
「やっとですか!待ってました!」と
おっしゃってくださる方も何人も現れて、
楽しみという気持ちと合わせて
改めて今後、自分が果たすべき責任を
胸に気持ちを引き締めています。
 
今まで以上に頑張って参りますので、
どうぞ引き続き応援よろしくお願いいたします!
 
  
よく独立することに対して
「会社を辞めるなんて不確実で不安なこと
怖くて私にはできないです」と話す人もいて、
今回も私の独立を祝ってくれつつ
そういう内容の話をしてくれた人もいたのね。
 
自分的に新しいことを始めるとき、
「不確実」とか「不安」とかより
「ワクワク」が勝ってしまうタイプだから
あまり意識しないでいたんだけど
 
確かに50歳過ぎていきなり会社辞めるって、
世間的に言ったら「不確実」なのかもなぁ、
これからの仕事だって
「確実」なことなんか一つもないよなぁ~と
納得はしながら、なんかそんな言葉に
違和感を感じていたんですよ。
  
もちろん家族のために頑張っている方を、
賞賛こそすれ否定も批判もする気はないんだけどさ
ちょっとだけ、私が感じた違和感について話したくなった。
 
 
違和感の発信源はきっと彼のいう
「不確実だから怖い」という感覚。
 
たぶんその反対は
「確実」「安心」「安定」ってことなんだろうけどさ、
 
でも、それって本当にあるのだろうか?と思ったわけ。
 
 
あ、というわけで今日はそんな話始めますね。
 
 
人間は本能的に安全を求めるもの。
 
そして多くの人たちにとっての安全ゾーンとは、
自分がすでに知っている所だったり、
人から安全だと教えられた所なんだと思う。
 
でも、それって本当だろうか?
 
その「安全」ってなんだろう?
 
 
私の両親もそうであったけど、受験や就職において
いい成績、いい仕事、いいキャリアが
「安全で幸せな生き方」と教えられた。
 
 
でもさ、現在の社会のシステムは、
私たちの両親が育った時代のそれとは
まったく違ったものになっているよね。
 
これは両親が間違っていたわけでもなく
時代なんてそんなものってことなんだよな。
 
私の両親が信じていた「いい会社」においての安全、
組織の中にいる安全というのは
とうの昔に過去のものとなっていないかい?
 
むしろリスクの高いもののように私には思える。
 
 
私もそうであったように、
組織に属すことも、そこから離れることも
すべて自分の意思で決定しているのであれば、
 
いまは組織に所属している方が自己実現に近づけると
組織に身を置いているのも良いと思う。
 
だけど「嫌だけどそうすべきだから」
「安全だから」という理由で
自分の意思に背いて生きることには、
やはり私は反対だ。
 
 
少なくても、クリエイティブに
自分の人生を切り開いていこうという
私の考えとは、真逆の発想なんだよね。
 
 
たとえば私は16年前に、
生まれ育った東京から沖縄に移住した。
新しい豊かさを得るため、クリエイティブな生活、
ライフスタイルの充実、ストレスのない生活、なにより、
自分が役立てているという実感を得られる仕事をするため、
住み慣れた安心ゾーン(?)であった東京を離れ、
沖縄で自分のオリジナルの生き方を作ってきた。
 
それは私にとっては
素晴らしい行動であったと自信を持っているし、
ある意味で、これからの時代の流れを先取りした
素敵な決断であったとも思っているの。
 
毎日、満員電車で通勤し、
お年寄りに席を譲る余裕すらもてないほど
ストレスに病んでいるような方には、
勇気を出して都会を飛び出しちゃえよ!と
アドバイスもしたいと思っている。
 
でもね、やっぱ中には六本木に住むことが
自己実現であり喜びだと思っている方も、
秋葉原で遊ぶことが無上の喜びだと
思っている人いるわけでしょう?
 
私的な行動が、全員にとってのハッピーとは
かぎらないこともよく分かっているの。
 
だから、詰まる話は
「自分で選び決めているか」どうかなんだよな。
  
 
自分が自分らしく、ハッピーで楽しく自己実現できる場所を
自分の責任で選び、決定しているかどうか。
 
そして、それが分かっているのに
確実性がないから、不安だからということを理由に
そこに飛び出していく、
挑戦していくことをやめているのだとしたら
なんかもったいなく感じるな、と思うわけなんです。
 
 
なんかさあ、人生もっと簡単でいいんじゃないかい?
 
こういう言い方をすると、無責任に聞こえることも承知で
あえて言うのだけど
 
人はみんな幸せを求めて頑張っているものだよね。
 
将来の幸せのためにいま苦しいことを我慢するっていうのは
大きな間違いだぜ。
 
今この瞬間が人生で、この瞬間の積み重ねで人生はできているの。
 
今が幸せでないのに、将来幸せな人生になることもないんだよ。
 
病気なるほど嫌なことをする必要もないし、
人に優しくする余裕も持てないほどストレスを抱えて
嫌なところに身を置いているのもどうかと思うぜ。
 
誤解しないでほしいのだけど、
楽で自堕落なことを選べって言ってるんじゃないよ。
より自分のハッピーな環境の中で、自らを成長させ、
望む自己実現のために楽しく頑張った方がいいと言っているんだ。
 
 
私の両親が育った時代あたりの教育なのか、
「上に言われたとおりに、おとなしく従うことが
 安全であり自分のためにもなる」と信じ込むように
洗脳されてしまっている人も未だに数多くいるように思える。
 
表向きはそこまで信じていなくても
潜在的にそれに背くことに恐怖を感じる人は
確実にいるんじゃないだろうか。
  
  
「出る杭は打たれる」
「全体の中では自分を殺すべき」
「上のいうこと聞いておけば面倒は見てもらえる」
 
だから、おとなしく従うべき。
  
こういった考えは、好き嫌いを別として
意外と多くの人びとの心に浸透していて、
無意識のうちにその人の本来の生き方自体を
変えてしまってはいないか。
 
知らず知らずのうちに、決定や行動の答えを人任せにしている。
 
 
それが私は怖いなって。
 
 
会社員の人だけに限ったことではなく、
独立した人の中にも、
成功のための「正しい答え」や「あるべき答え」を求め
それを知っておくことが必要だと考える人もいる。
 
その答えを知っていなければ成功できないと思い込んでいる。
  
より「確実」を求めて、人が示す道に従うことが
「安心」なやり方であると信じている人って
結構な数いるんじゃないか。
 
人の意見、アドバイスは素直に聞く方が良いが
それを鵜呑みにして自らの思考を止めてしまうのは
自分の人生を人任せにしているのと一緒だろう。
 
そう、人間って人の指示に従っていると
頭がフリーズしてしまうんだよ。
 
思考停止になり、チャレンジしようという
勇気そのものがなくなってしまう。
 
 
今一度、本当のチャンスに近づく方法でを思い返してほしい。
  
冷静に考えた時にさ、
多くの人がわかっていることだと思うんだけど
チャンスってやっぱり何かに挑戦したり、
自ら行動したりしている時に訪れるものでしょう。
 
最短距離で、お気軽な、しかも簡単に引き寄せられるチャンスなど
正直言って、この世の中にはないと思っていた方がいい。
 
私はそう思うよ。
 
 
本当はみんな、薄々は分かっているはずなんだ。
人の言われることだけをしていて、
チャンスなど得られるはずはないと。
 
ただ「不確実性」に踏み出していく勇気がないがゆえに、
そこから目を背けているだけなんじゃないかな。
 
 
あなたが考える「安定した仕事」「安全な場所」が
あなたにもたらしているものは何だろう?
 
これは自分に問いかけるべき「質問」として考えてみてほしい。
 
 
あなた自身の人生と同義のあなたの時間と人間性を、
あなたはいま、何と交換しているだろうか?
 
それは本当に見合った交換となっているのか?
 
自分でコントロールできないものに
あなた自身の人生を委ねてはいないか?
 
果たして、それが安全で確実な生き方なのか?
 
自分の貴重な時間を、誰かにゆずりわたしてはいないか?
 
もしかしたら安全と確実という言葉を隠れ蓑にして
実は「恐れ」ているだけなんじゃないか?
 
そうなら、あなたが避けている「恐れ」の正体は何か?
 
本当に「恐れ」なければならないものか?
 
もしかしたら、それすら誰かに
「脅かされてビビっている」だけなんじゃないか?
 
・・・・・・
 
 
人から与えられた安易な答えを鵜呑みにするのはもうやめようよ。
 
自分の頭で考え、自分の人生を生きようじゃないか。
 
 
もう一度いうよ。
 
何をやっていてもいい。
肝心なのは、それを自分自身で決断したかどうかだ。
 
 
今いるところから飛び出すのも決断だけど、
決断しないで今のままいるというのも、
このままでいるという決断をしているんだ、実は。
 
どちらにしたって、
それによって起こる結果に責任を持つのは自分。
 
誰かのせいにしたって、結果が変わるわけではない。
 
そうなんだよ。
 
決断しない、決断を先延ばしにするというのも
あなた自身の決断なんだ。
自分で考えない、人生を誰かにゆだねるというのも
あなた自身がそう決めているんだよ。本当は。
 
だったら、誰かの決定に従って、誰かの言うなりで、
自分の人生を左右されたくないじゃないか。
 
何をするも、しないも
自分で決めた方が気持ちよくないか?
  
少なくても納得のいく人生とは言えないだろうか。
 
 
私はそう思うな。

どうだろう?
 
 
どうすれば成功を確実にできるか?
  
そんな問いに答えはないよ。
 
どうすれば失敗を覚悟で行動に踏みきれるか?
  
それしかないんだ。
 
 
自分の運命を自分で決め、自分の選択に責任を負う。
 
人と違った道を行き、人とつながり、
 
成功するか失敗するかわからなくても
チャンスを自ら進んで求めていく。
 
それしか成功に近づく道はないんだよ。
 
 
「うまくいくかもしれない」と、
「うまくいかないかもしれない」は
 
同じコインの裏表、双子の兄弟。
 
 
そして、自ら道を選ぼうが
人の指示に従おうが
 
結果が確実なことなどこの世にはないだろう。
 
不確実なんだよ、すべて。
 
だからこそ、よい結果を得るために頑張るんじゃないか。
 
 
何度でもいうけど、人生って
死ぬときの結果のことではなくて、
 
いまこの一瞬一瞬、過程そのものが人生なんだよ。
 
今この時をいかにハッピーに生きるかがすべてなんだ。 
 
そう思考をシフトできた瞬間に人生は輝き始める。
 
 
私はいまから20年ほど前に
40歳でガンで亡くなった親友からそれを教わった。
 
ある日突然、人生は終わるかもしれない。
私も、あなたも、誰にとっても確実なことなんかないんだ。
 
だからこそ、それを刹那的にとらえるのではなく、
悔いの残らないように毎日を真剣に生きるように考えるの。
 
いつ死んでも、いい人生だったって言えるくらいに。
 
そして、東京を離れ沖縄に移住をし、
そのおかげで東日本大震災を直接経験しないですんだ。
 
そして当時、年上だった彼の年齢をとうに越えて
いま私は毎日をハッピーに過ごしている。
 
やりたいことはまだまだあるし、未来への希望にあふれている。
 
 
毎日を惰性でただ生きていると、明日までの時間を持て余すが、
不思議なことに、明日死ぬかもしれないと考えると
未来のスケジュールがどんどん埋まってくる。
 
そういうものだよね。
 
 
大概の「恐れ」は実在するものではなく、
私たちが勝手に想像した「幻想」だよ。
 
そして、リスクがあるとするなら
今の場所にいても、そこから離れても
その確率の差は誰にも分からないよ。
 
そう、どこにいても不確実なんだよ。
 
 
失敗を恐れずに生きよう。
 
遠慮せずにハッピーを求めよう。
 
 
人はハッピーな人が好きだ。
 
その人を満たしたハッピーはかならず、あふれ出て
周りの人たちをも潤すことを知っているから。
 
自分もハッピーで、人もハッピーにできる生き方。
 
勝ち負けにギスギスせず、
奪われることを恐れたり、怒ったりせず、
人の陰口で自己を満足させたりせず、
虚栄もはらず、嫉みもせず、
助け合い、感謝を忘れず、

与えることに喜びを感じながら

ともに歩む人たちと笑って生きる人生。
 
 
なんか宮沢賢治っぽくなったけど(笑)
そういう生き方、私は目指したいな。
 
あなたもどうだろう?
 
 
最後になってしまいましたが
目標額の198%という奇跡のような結果を出せた
今回の私の映画「NULL」製作支援のクラウドファンディングに
ご協力いただきましたすべての方々、
 
Facebookなどでシェアしたり、メッセージなどで
励ましや応援をくださったすべての方々、
 
そして、上映にお越しくださったすべての方々に
心より感謝します。
 
なかなかお一人お一人にお会いして、
直接お礼を述べることもできませんが
私にできる応援がありましたら、
いつでも遠慮なく仰ってください。
 
ともに助け合い、高め合って
一度の人生の夢を叶えていきましょう!
 
そういう生き方のため、独立し、今後さらに頑張っていきます!
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします(^^)
  
 


 ※琉球トラウマナイト、最終日は立ち見も出るほどの盛況で
  無事終了いたしました!ありがとうございました!