いやあ、本当に久しぶりのブログです。

 

サボっていてすみません!

 

Facebookでお友達の方は観て下さっていたかもしれませんが

いろいろとやりたい事が多すぎて、楽しくバタバタと動き回っておりました。

 

そんなやりたい事のひとつ。

昨年、皆さんの応援をいただき完成させた短編ホラー映画「ずっと友達」

レンタル商品としてリリースされ現在、全国のTSUTAYAなど

レンタルショップに置かれています。

  

 

そして、そして!今年も映画制作に向けて準備中です!

 

今回はもう15年来の友人である演劇人、越智くんと共同で

シナリオの準備稿も完成し、

 

先週、出演者オーディションをさせていただき、

8名のキャストを選出。

 

おそらく8月2日になる撮影日に向けて

これから猛ダッシュで制作準備になります。

 

 

今日、今年撮る映画の話を聞いてくれていた人から

田渕さんは映画が撮りたい人なんですねって言われて

「実は中学生の時からの映画監督になりたくて

自主映画撮り始めたんです」って答えたら

「じゃあ、夢を叶えたんですね」って。

 

そうか、叶ったんだなって、ね。

 

現状はもちろん毎日楽しくて、充実していて

 

「何が何でも夢を叶えるぞ!」って力みもなく、

次はもっと楽しいこと!ってリラックスした状態で走っていたら

いつの間にか若い頃に描いていた将来の自分像を追い抜いていたのかもしれません。

 

 

とはいえ、まだまだ人生のゴールにはほど遠く

やりたい事は山ほどある。

 

もっともっと楽しんでハッピーな作品を作り続けますんで

今後とも応援よろしくお願いします(^^)

 

 

今はこんな風に楽しい充実した毎日なんだけど

私がまだ若い頃(こういう言い方、なんか年寄り臭いね^^;)、

様々な事が上手くいかなくて

人生の不安にかられていたときを思い返して思うのは

 

今にして思えば、全く意味のない「恐れ」が

ハッピーな毎日になることを邪魔していたなって。

 

 

会社を辞めること、産まれ育った住み慣れた土地を離れること

それに伴う「恐れ」を克服してきたことで

いまの楽しい毎日があるんだなって思います。

 

 

恐れと不安。

 

 

これらは人を現状に縛りつけ、その人の可能性を殺す

まさにドリームーキラーなんだね。

 

苦しい時、辛いとき、色々なことが上手くいかなくて

人生を良くしたいって願っているとき

人は現状を変えたいと望むわけなんだけど、

 

多くの人が、恐れや不安のせいで現状にとどまることとなる。

 

 

こんな話しをし始めたのも、ある若者の相談にのっていたせいなんだけど

 

彼は今の仕事に疑問を感じて、会社にいても奴隷のような感じがして

自分はここでは終われない!と思いながらも

会社を辞めることに強い恐れと不安を感じていた。

 

予想できる疲れ切った未来をこのまま進むより

自分の実力が発揮できる輝かしい未来を切り開きたいと望みながら

一歩踏み出す勇気が持てず、そんな現状を変えたくて

私に連絡をしてきてくれたのね。

 

彼を現状に縛り付けていた恐れと不安は

突き詰めて話しを聞いていくと、多くの人と同じように

「今の仕事をやめたら食えなくなる」ということだったわけ。

 

まあ、こういう話の場合

多くの人が感じている恐れは、たいがい

この「食えなくなる」なんだよね。

 

私自身も身をもって体験しているから

その恐れや不安がいかに根深いかもよく分かる。

 

相談にきた彼には時間をかけて話しをさせてもらって

最後にはとてもスッキリした顔をしてくれていた。

 

例え、すぐに会社を辞めなくても

もうモヤモヤした暗い気持ちにはならずに

未来の計画を練られると言ってくれた。

 

私の話を聞いてすぐに100%問題が解決するとも思っていないのだけど

未来に向かって前向きに表情が輝いてくると、やっぱり、うれしいものです。

 

まあ、その時の私の気持ちはよしとして、こんな事があったから

今日はこの恐れと不安の話しをしています。

 

 

例えば、「やりたいことがあるから会社を辞める」という社員がいたとして、

辞められたら困る上司は

 

「そんなことで食っていけると思っているのか?」とか言っちゃう。

 

恐れと不安を利用した支配だよね。

 

社員に言うこときかすために

「そんなことならやめてもらっても良いんだぞ」とか言うのも

 

俺の言うことがイヤならそれでも良いけど

言うこと聞かないならクビにしちゃうぞ!

クビになったら食っていけないぞ!

怖いだろう?不安だろう?

それがイヤなら言うこと聞くしかないんだぞ!

 

そういう支配が裏側に潜んでと思うのだけど

どう思う?

 

 

言う側が意識しているかどうかは別にして

こういった恐れの植え付けを子供の頃から

親からも、学校からもされ続けてくるから

 

なかなか「食えなくなる」という恐れを拭うことができない。

 

そして、その人を現状に縛り付けようとするんだな。

 

 

私自身も、まだ自分に自信が持てなかった頃、

この「食うに困る」という恐れと不安のせいで

辛い現状の中から抜け出せないという経験をしたことがあります。

 

奴隷時代。まさに暗黒時代だよね。

 

 

もしね、そういう状態から抜け出したいって思っているなら

思い切って今いるところから飛び出すしかないよ。

 

その中で「なんとか上手くいくように」って努力しても

結局は現状の延長線上、ハッピーな状態に変わることは

そうそうないと思うね。

 

自分を現状に縛り付けている「食うに困る」状態へ

飛び込んでいくしかないんだ。

 

 

なに無責任なこと言ってるんだよって聞こえてきそうだけど

今の世の中、そうそう「食うに困る」ことないよ。

 

夢を描いて起業して、仮に失敗したとしても

本当の意味で「飢え死にする」って状態には陥らないって。

 

贅沢はできないかもしれないが「飢え死に」はしないでしょう。

 

 

たとえば会社辞めて、起業に失敗して、

もしも雇ってくれるところもないとしても

居酒屋や、コンビニなどでアルバイトをすれば

生活していくことはできるよ。

飲食業、いま人手不足っていうし。

 

そして、そこでまた頭を使って、本気で行動して

再出発すればいいだけじゃないかい。

 

そのくらいの覚悟なら

本気で現状を変えるつもりなら持てるんじゃない?

 

 

みんな、なんとなく誰かが用意した平均台の上を歩かされていて

落ちたら危険だぞ!困るぞ!死ぬぞ!って

脅かされているように思うな。

 

じゃあ、平均台から落ちたらどうなるか?

 

 

地面があるだけだよ。

 

しかも、右にも左にも自由にどこにでもいける

広い世界がそこにある。

 

どうかな?イメージできる?

 

 

今一度、何のために働くのか?を自分に問うてみるといいね。

 

 

「今の仕事が好きだから」

 

「楽しいから」

 

と、答えられればいいけど

 

「食うために仕方なく」だったら

 

誰かの支配のなかにいるんだと思うよ。

 

 

先日、先に話した相談とは違う方の個人セッションを行っていたとき

やはり「人生の不安について」と「どうやって人生を楽しむのか」について

お話しさせていただいたんだけど、

次のように例えてみたの。

 

あなたも試しに聞いてみてね。

 

 

人生って先が分からず怖いよねって。

 

例えば、ゲームのマリオブラザーズでさ

 

自分がマリオとしてゲームの世界にいたら

スゲー恐ろしい世界だと思わない?

トラップだらけだし、敵だらけだしな。

 

人生の怖さや不安を抱えている人って、

マリオのようなキャラクターとしてゲームの世界の中にいるんだと思うの。

 

でもね、ちょっと落ちついて、

自分も含めて世界を俯瞰で見られるようになると

本当の自分はゲームのキャラクターを操作しているプレイヤーだと分かる。

 

マリオとしてゲームの世界にいると

新しいステージは、敵やトラップだらけで

死と直結した恐れと不安だけの世界だけど

 

プレーヤーとして客観的な視点で見ると

新しいステージは、ゲームを先に進めるドキドキワクワクした

攻略する楽しみを提供してくれるおもしろい世界に変わる。

 

自分のいる現状を、一段高いステージから眺めると

自分を取り巻く世界を全く違う意味合いで理解できるようになる。

人生ってゲームのプレイヤーになる感覚。

 

私自身、数十年前にいろいろなことで行き詰まって

八方ふさがりの時があったのね。

 

前も左右も、どこにも抜けられそうにない。

 

本当に苦しくて辛くてもがいていた。

 

あるとき、一冊の本との出会いをきっかけに視点がふっと上昇して。

 

そうすると、いままで抜けられなかった迷路の抜け道も

完全に俯瞰で手に取るように見えるようになった。

 

こういう経験をした人っているんじゃないかな。

 

どんなに八方ふさがりの状態でも

上にだけは抜け道があるのね。

 

成長して、ひとつ上のステージあがれば

何て簡単なことだったんだろうって

それまで怖かったことすら楽しめるようになるんだよ。

 

まさに、ゲームのキャラクターからプレイヤーに

意識がシフトされる感じの経験。

 

人生を楽しむこととは、こういう体験が起こることを

身体で覚えて、さらに上のステージを目指すことに違いないと思うんだ。

 

 

わかりにくいかな?

 

 

平均台の上だけが世界の全てだと思っていると

落ちるのは死ぬほど恐ろしい事、不安の種かもしれないけど

 

体育館全体が見渡せる俯瞰で見ると

平均台の外側は、自由に走り回れる広い世界があることが分かる。

 

もし、人生を楽しみたいなら

危険だらけのゲームの中の世界から意識をシフトさせて

プレーヤーの視線で人生を眺めること。

 

平均台という今いる世界から

「落ちたら大変なことになるぞ」って脅かされている支配から逃れ

飛び降りて地面に降りること。

 

 

現状の外側に飛び出すことが重要なんだ。

 

 

私の場合は、東京を離れ沖縄に移住したことが

最大の変革だったと思う。

 

それまで築いてきたポジションも、人間関係も

まったく通用しない土地でのスタート。

 

私のことを思って


「東京にいれば今まで通り仕事もあるし、沖縄やめた方がいいよ」

「給料減っちゃうよ。大変だよ」

「観光ならいいけど住むとなったら苦労するよ」

・・・・・・

 

ありがたいアドバイスはある意味正しくはあったけど

東京にあのまま住み続けることは、当時の現状の延長、

自分にとっては東京でどんなに環境を変えても

現状の維持に思えたのね。

 

不安がなかったと言えば嘘になるけど

それよりもモヤモヤとした行き詰まった感から抜け出して

コネも何にもないゼロスタートの土地で自由に動けることが

なによりもワクワクした気持ちを感じたんだな。

 

結果、沖縄に移住して16年、

毎日が最高に充実した毎日を過ごしてる。

 

何より、東京時代より成長できている自分を

発見できる日々が最高に幸せに感じるんだね。

 

 

さて、再度自問してみて欲しい

 

何のために働くのか?

 

 

私は今なら自信を持って「楽しいから」って答えられる。

 

 

あなたはどう?

なぜ働かないといけないのか?

 

 

「なんのためにかなんて分からないけど、

働かないといけないから働いている」

 

「家族を養わないといけないから」

 

 

じゃあ、もしも独身なら働かない?

 

「働くよ。だって働かないと食えないじやない」

 

だいたいの人はここに答えがおちつく。

 

 

食うために、働く

 

食うためにやりたくないこともやる。

 

嫌な仕事も我慢してやる。

 

今の仕事は嫌いだけど、

収入がなくなると食えなくなるから続けている。

 

 

仕事におけるモヤモヤの源は

この「食うため」。

 

「食うために働く」ことをやめれば、

人生はもっとハッピーになる。

 

 

そのためには「食えなくなる」という

意味のない恐れや不安を克服するんだ。

 

どんなに上手くいかなくても

いまの日本で飢え死にすることはまずないよ。

 

 

ありもしない恐れに支配されちゃダメだよ。

 

ありもしない不安を利用する奴にいいようにされちゃダメ。


あなたという存在の価値は

そんなのに甘んじていいものじゃないだろう。

 

 

「食えなくなる」という恐れや不安は多くの人にとって

ほんとうに強い恐怖なんだよな。

 

だからこそ、

 

「働かないと、食えなくなる。だから、食うために、働く」という

無限地獄に多くの人がはまって動けなくなる。

 

 

でも、いまの現状から本気で逃れたいってもし思っているなら

勇気を振り絞って、今いる平均台を飛び降りてみたらどうだろう?

 

奈落の底ほど深く思っていた高さも

飛び降りてしまえば大した高さでなかったことがわかるよ。

 

 

そして、降り立った地面の広がりのどこにでも行ける自由を手にして見て欲しい。

 

 

自分が「楽しい」「好き」「やりがいを感じる」ことをして

一度の人生を本当に意味のあるものにして欲しい。

 

あなたがハッピーになれば

まわりの人たちをハッピーにできるようになる。


それって豊かじゃない?


意味ある豊かな人生を生きてるって胸張って言って欲しい。

 

そんな風に心底思うわけなんだ。

 

 

私自身が、恐れと不安に身動き取れなかった時代、

本当に苦しい気持ちの中で、

恐れと不安のない世界を作りたいと望んんでいた。

 

いつかこの現状を抜け出したら、

同じように苦しむ人の心から

恐れや不安を取り除きたいって本気で願っていた。

 

 

まだまださ、

私自身も力不足だけど

発信していくからさ。

 

よかったら、あなたの人生に役立ててみてね。



 

私はといえば、この記事の冒頭で話したとおり

いま今年の映画制作に入るところ。

 

昨年、おかげさまで大成功し、今年レンタルDVD化までされた

ホラーイベント「トラウマナイト」。

 

2015年は映像作家6人によるホラー映画の一挙上映を予定していて

今年もその中の1篇を担当することとなりました。

 

今回は現役モデルである美女8人による舞台演劇を題材にした

短編ホラー映画を制作します。

 

どこともわからない舞台の上で目覚める女子高生の奈々。

そこにはお芝居の出演者である女たちが住人として暮らしていた。

芝居と称して奇妙な会話を繰り広げる女達。

やがてこの舞台の秘密が明らかになっていき女達は・・・

 

ちょっと変わった、美しくも切ない

すっごく面白い映画になると思いますので

ぜひ期待していて下さいね。

 

 

このブログも、CMの編集中に

優秀な編集マンが作業をしてくれている横で

書かせてもらっています。

 

ドンドン面白く仕上がっていくCMも

私を心からハッピーにしてくれる。

 

毎日がありがたい。

 

感謝。

 


※夏のキャンペーンCM、水着の撮影は無条件ハッピー!


※ここまでいくと完全に職県乱用?!!51歳無理してます(汗)
 


 

※まだ詳しい内容はお教えできませんが、かなり面白いCMになりそうです!!!