すでにご存じの方も多いかと思うけど
私はテレビCMの企画・監督を生業としています。
 
それ自体、私にとっては天職と言って良いくらい
楽しく、やりがいのある仕事なのですが
 
それ以外に
 
 
ネットショップの経営。
 
 
先日はとんねるずの男気じゃんけんにも出演させていただいた
沖縄アイドル“らぐうんぶるう”のプロデュースの手伝い。
 
 
今度、レンタルDVD化されることとなった昨年制作の
短編ホラー「ずっと友達」や、いま企画中の「アロハエンジェル」など
今後も続けていく映画の制作。
 
 
子供達のためにボランティアでやらせていただいている「じぶんCMの授業」
 
 
大人向けの講演などの活動。
 
 
2300人以上の読者の方に支えて頂いている
このブログを含む、書くという表現。
  
 
そして、いよいよスタートすることとなった
ガールズ・ダンス&ボーカルグループのプロデュース。
 
 
我ながら本当に楽しい人生をおくらせてもらっています。
 
 


 ※いま私がプロデュースをさせていただいている
 ガールズ・ダンス&ボーカルグループのかわいい娘たち。
 彼女たちの成長を通して私自身も成長させてもらっています(^^)

 
 

これらの本業以外の仕事は、私にとっては

新しいステージにつねに自分を成長させてくれている

自分になくてはならないものなんだよね。

 

本業だけでは得られない成長を与えてくれる

学びの場となっているんだ。

 

 

もし、あなたがひとつ上のステージに自分を成長させたいと願う時、

今のステージに辿り着くまでやってきた、いままでのやり方では

次のステージには上がれない。

 

これはとても重要な事実だよ。

 

 

いままでやってきたやり方は、

今のステージに辿り着く道であり、

 

その先にある次のステージは

その先の新しい道、または別の道を

必ず通らなければならないものなんだ。

 

この理屈はわかるよね。

 

 

『今のままのやり方で頑張っていれば、いつか芽が出る。』

 

常に創意工夫をし、改善を繰り返しているのであれば

この言葉は当てはまるけど

 

同じ事をやりつづけていても現状は変わらない。

 

ぶっちゃけ、味のまずいラーメン屋が

味の改善をしないで、いくら頑張っていても

まずい店のままということ。

 

より美味しく味を変え、接客を変え

清潔さを追求することで、つまり今の現状を変えていくことで

次のステージへと成長していけるの。

 

いままでやってきたことを変えていく勇気が必要なんだ。

 

あなたがもし「こんなに頑張っているのに現状が変わらない」と

思っているのであれば、やり方を変えていないことが原因になっていると思うよ。

 

思い当たるところはない?

 

 

生まれ育ち10年間仕事をしてきた東京を離れ、沖縄に移住したことなど

私も過去、あえて環境を変化させることで成長を実感できたこともあるけど、

 

でも、だからといって安直に、今やっていることをやめて

別のことをやればいいと言っているのではないよ。

 

 

今の環境を離れ、別の環境に行くことはある意味簡単。

 

でも、今やっていることでも自分の取り組み方を変えることで

環境自体を自分の成長の場に変えていくことはできるはずなんだ。

 

逆にいくら環境を変えたからといって

取り組み方が同じなら新しい結果を得るのは難しいと思う。

 

 

 

私はいま、正直に言って本業であるCMの企画・監督の仕事だけでも

ありがたいことにたくさんの依頼を頂いているし、

 

それ以外の仕事を、本業のスケジュールに当てはめていくのだから

当然、自分に負荷はかがかかる。

 

 

これを「忙しい」という発想で考えてしまうと

 

「忙しいから受けられない」

「やる時間がない」

「スケジュールが空いていない」

「忙しくてできなかった」

 

と、成長のチャンスをドンドン失っていってしまうんだよ。

  

 

もちろん、一日は24時間しかなく

できることは限られている。

 

でも、「忙しい」って発想すること自体が

自分の人生を「他人」や「時間」に支配されている証拠だと思うんだよ。

 

 

考えてみて。

 

 

あなたの24時間は

 

世界の長者番付のトップを飾るカルロス・スリム・ヘルや

ビル・ゲイツなどの実業家の24時間、

 

売れっ子の芸人さんやアイドル、タレントの方々の24時間、

 

世の中のすべての成功者の24時間と

なんら変わりのない長さなんだ。

 

 

お金持ちだから15分サービスなんてことはないんだよね。

 

 

時間の前にはすべての人が平等なんだよ。

 

 

もし、この平等さを感じられなければ

あなたはどこかで自分の人生を「時間」に支配されているよ。

 

 

自分の人生の時間、そのどれだけを

自分の意志で支配できるか?が

あなたの人生の質を決めるのだから真剣に考えて欲しい。 

 

 

自分の人生を「他人」や「時間」に支配されたくないなら

時間というものに対して緊張感を持った方が良いよ。

 

逆に、時間に対する緊張感を持てば、

人間はとてつもない潜在能力を発揮するものなんだよ。

 

 

「限られた自分の人生という期間は、いまこの瞬間1秒1秒そのものである」

という意識を持って少しでも多くの時間を自分の意識化に置くことが重要だ。

 

 

具体的には、きるだけタイトな締め切りで自分に課題を課すことで

時間や集中力を最適に配分するマネージメントが学べるようになる。

 

 

私の経験から言えば、締め切りに長時間の猶予を与えても

よい結果が得られるということはあまりないね。

 

 

まずは自分の潜在能力を信じて

タイトな締め切りを設定していってごらん。

 

 

結局は、それによって

家族と過ごしたり、趣味を楽しんだりできる時間を

獲得していけることになるから。

 

 

つねに「忙しい、忙しい」と感じて毎日を過ごしてしまっているなら

「時間」に人生を支配されて生きていることと同じ。

 

「時間」に自分の人生を支配されている以上

家族との時間も、趣味に時間も、自分の本当に大切な事にかける時間も

すべて忙しさの中に消え去っていくことになるとは思わない?

 

 

だいたい「忙しい」と口にすることは

自分にはマネージメント能力がない、

それだけのキャパシティーがないと告白しているようなもの。

 

まずは「悔しい!」と感じるところから初めてはどうかな?

 

 

さらには、自分に今までと違う環境をあたえていくことで

自分の未熟さが明白になって

成長を加速させることができるようになるんだ。

 

 

当然、今までのやり方ではできないわけで

やり方を知らない自分は未熟だと気づくことになる。

 

私は広告の仕事を25年間やってきたので

たいがいのことは、自分の引き出しを開けることで解決できる。

 

だからこそ、やり方を知らない新しい境地が必要だったんだよ。

 

ソクラテスの「無知の知」、

自分が知らないという事実を知らなければ、

知ることはできないというのと同じで


自分が未熟であると気づかなければ、
成長することはできないんだよ。

 

 

誰でも自分の未熟さと向き合うのは楽しいことではないよ。

 

時として自分が持っている多くの弱さや悪い習慣であったりするから

未熟な自分は、できるなら見ないで済ませたいと思うかもしれない。

 

 

でも、自分の未熟さや弱さを自分自身で気づくことで

何を改善すればいいのか?自分に足りないものは何か?が

分かってくるんだ。

 

人間としての成長するためには

自分の未熟さと向き合うことは必要なこと。

 

とても重要なことなんだ。

 

 

自分の未熟さに気づくためにも、

やり慣れた今まで通りのやり方を捨て変えてみるべきじゃないか。

 

できないこと、足りないことに目を背けていたら

成長はないよ。

 

そう思わない?

 

 

自分が成長できる事に、

自分の人生の限られた時間を配分するんだ。

 

 

一日24時間という時間を、

できる限り、自分の成長することに当てていくべき。

 

 

先にも言ったように時間は誰に対しても平等。

 

 

人と同じ使い方をしているのであれば

人と同じ程度の人生の濃さでしか生きられないよ。

 

 

きっと現在でも、あなたはとても頑張っていると思うんだ。

 

でも頑張る前に、それは「頑張るに値することなのか?」と

一度考えてみてほしい。

 

やることに優先順位をつけるんだよ。

 

締め切り順でも、人に言われた順でもなく

自分が頑張るに値する順、自分の人生に価値を与える順にだ。

 

 

それを判断するためには自分のなるべき姿、なりたい姿を

明確にしておかなければならない。

 

自分の人生にとってワクワクできる目標を明確に定めることが

成功の鍵となるというのは、こうした理由からなんだね。

 

 

「なぜ今、それをやっているのか?」の質問に

大切な家族を養うために「生活のため」と答えるのは

ある意味悪いことではないよ。

 

 

でも、できることなら

自分の人生において真に価値のあることに関係づけて

語りたいものだよね。

 

そして、それに時間をかけよう。

 

 

そもそも自分の命のかけらである時間を、

すべてのことにおなじだけ配分するといことは

自分の人生において何が大切なのかを意識していない証、

 

または、意識していてもそれを大切に考えていない証拠じゃないか。

 

 

当然、若いうちは自分がやりたいことよりも

人からやらされることに費やす時間が多いのも事実だと思うよ。

 

「他人(多くは上司)」や「時間」に

自分の時間が支配されているのが普通だよね。

 

でもどんなに自分の人生に無駄に思える仕事でも

その仕事が自分の人生の価値に結びつく仕事であると

納得した上でやれるのであれば、それは頑張る価値のある仕事に変わるんだよ。

 

逆に、どんなに歳を取って、たとえば会社で役職がついた人でも

自分の仕事に人生の価値に結びつけられなければ、

自分の意識で人生を支配しているとは言えないよ。

 

他人に、ただ流れる時間に支配されて

それに甘んじているといることとイコールなんだ。

 

いま、あなたが幾つであろうと

これから自分の人生を自分で支配していくのであれば

最初からなかなか100%自分の人生を支配する事はできないと思う。

 

 

自分の人生の真の価値に関係する仕事だけをしていくには

それなりに自分自身に力もつけなければならない。

 

でも、ただ我慢し、あきらめて仕事をこなすのではなく

自分の成長を意識して、その仕事に意昧を持たすことができれば

「ただ、やらされている」という不満はずっと薄められ、

その中にも成長できる何かを発見できるものだよ。

 

そして、いつか自分が力をつけた時には、

自分のいる環境を自分で決定し作れるようになるんだ。

 

 

自分の人生においての真の価値。

 

 

それは「自分は何のために生きているのか」

「自分にとっての幸せとは何か?」という質問から明確になってくるもの。

 

 

自分の幸せにとって意味があるものに

自分の人生の時間を配分していると思えれば

 

端から見て、どんなに苦しいつらい仕事をしていたとしても

自分自身の中からは我慢や苦労という感覚は消え、

すべての瞬間において喜びを感じられるようになるんだ。

 

寡黙に、辛そうな練習を毎日繰り返している

スポーツ選手がいい例でしょう。

 

 

 

すべては変化。

 

自分の成長を促せる変化を作れるのであれば

私のように新しい事をはじめる必要は特にないよ。

 

むしろ、今の仕事に集中して

その中で変化と成長を作っていく方が成功しやすい。

 

 

いちばん怖いのは中途半端に現状に満足すること。

 

いま「お金がない」とか痛みを持っていれば

否応なしに変化を望むから、まだいいのだけど、

 

「なんとか暮らしていける」でそこそこ満足してしま人は

現状維持に陥って、成長がとまる。

 

どうかな?そういう人、周りにいるでしょう。

 

 

自分自身にも一度問うてみると良いかもしれない。

 

 

常に何かを変化させていこう。

 

 

何か新しい挑戦を

 

小さくてもいいから

 

毎日の生活に起こしていこう。

 

 

5年後、いまのまま現状維持でいる自分と

成長できた自分を想像し、比べてみて欲しい。

 

どちらの自分を望むのか?

 

変化というのは、「した方が良い」ものではないんだぜ。

「しなければならない」ものなんだ。

 

 

何か現状に変化を起こそう。

 

小さくても、その変化が原因の

 

違う結果を必ず導く。

 

 

成長するということは

今と違う自分になること。

 

 

現状維持で成長はありえないよ

 

 

一度の人生、楽しんでいこうよね。