「私は泣いています」「オレンジ村から春へ」などの

ヒット曲で有名なシンガー、りりィさん。

 

女優としても幅広いご活躍をされている本当に素敵な方なんですが、

その、りりィさんと斉藤洋士さんが結成している「りりィ+洋士」の

プライベートライブを拝見し、その後、

りりィさん、洋士さん、ハーモニカ奏者の深沢剛さんなど

みなさんとお食事をご一緒させていただきました。

 
  


 ※ライブ後も食事をしながらのミニライブ。なんて贅沢な時間!!
  


 ※りりィさんと。本当に素敵な方です(^^)
  


※素晴らしい歌声に酔いしれました
  
 
 

皆さんの歌、演奏の素晴らしさは、もう私が言うまでもありませんが

食事の最中に、斉藤洋士さんが語られた話しが心に残りましたので

それを今回シェアしたいと思います。

 

 

『人の歌を歌う、つまりカバー曲を唄うのが一番難しいの。

その歌が自分のオリジナルであると思えるくらいまで自分の解釈を加え

自分のものにしなければ、カバーは唄えないんだ』

 

その洋士さんの言葉を聞きながら

私が思い出していたのは

以前見たDVDの苫米地英人先生の言葉。

 

確か『夢を叶える貢献力』の言葉だったと思うんだけど

それはこんな内容、

 

『他の人にできないことをやって、はじめて貢献といえる。

目の前の世界は全ての世界につながっているんだから

目の前の世界に貢献すればいい

肝心なのはそれが本当にオリジナルか?ということ』

 

『誰にでもできることをあなたがやっても貢献ではないよね。

例えば檻の中のゴリラを見て癒されるとかがあって、

私たちが世界に働きかけるとき、ゴリラと同じ程度の貢献ではしょうがない。

自分にしか提供できない機能をどれだけ提供できているか

そこに真の価値がある。』

 

 

ミュージシャンにおける貢献といえば

自分にしかできない歌や演奏、表現をとおして

目の前の世界にエネルギーを放つこと。

 

そのエネルギーが聞く人やその場に影響を与え

感動や癒しや元気、躍動や生きる力を創り出す。

 

それが他の人でもできることなら自動演奏で十分ということになるよね。

 

少なくても有線やジュークボックスで事足りるということになる。

 

洋士さんが言った「自分のオリジナルにする」って

まさに苫米地先生が言っている

「自分にしかできないことをする」ということ同じじゃないかなって。

 

 

夢を叶えるっていうことは、自分にしか果たせない機能をもって

目の前の世界に認められたい、役だっていきたいって欲望だと思うし、

 

そういう意味では、ぶっちゃけ

自分にしか出来ない貢献をできるようになるということだと思うのね。

 

 

私たちが夢を叶えたいって考える時

その夢って、現状の延長線上にないから「夢」なわけだよね。

 

現状の先にあるのは、やっぱり現状であって

「夢」ではないもん。

 

夢というのは現状の世界に存在しないのだから

その人の思考、想像の世界にしかないのね。

 

 

あなたの「夢」を

あなたのイマジネーションの世界から現実の世界に移行させる中で

大きなエネルギーが産まれ、そのエネルギーが

他の人たちにエネルギーを与える。

 

癒された、元気が出た、生きる力をもらえた・・・何でもいいんだけど

とにかく、あなたが夢を叶えるエネルギーは、

世界に対してエネルギーを発揮するんだ。

 

それが「あなたではなければならない」ものであれば

それが貢献なんだよね。

 

 

あなたが世界に貢献すれば、

かならずあなたにも何かが返ってくる。

 

与えれば、返ってくる

 

それが世界の法則でしょう。

 

 

あなたが、あなたにしか出来ないことで

世界に対して貢献していく。

 

あなたの夢を叶えていく過程において、 

エネルギーを発揮する。

 

そのエネルギーは他の人のエネルギーとなり

その結果、あなたは豊かになっていくんだね。

 

金銭かも知れないし、人間関係、精神的なことかもしれない

 

でも、あなたが発揮したエネルギーに見合うものが

あなたにもたらされるのは世界の法則なの。

 

 

ちょっと難しいかな?
 
大丈夫?

 

 

あなたが、あなたにしか出来ないこと、

自分のオリジナルであると言い切れるくらい

自分のものにしていくという点にフォーカスしていけば

あなたのやることはブレない。

 

ブレるのは、あれもいいかも、これも良いかも・・・

「自分にしかできないこと」という視点が欠けているんだね。

 

 

格差社会とか言われて、自分は負け組になっちゃわないか

不安になっている人もいるかも知れないけど

 

「その人にしかできないこと」という視点で考えれば

価値観は無限になるよね。

 

そう考える人の数だけ貢献の仕方はあるんだ。

 

逆に、世の中をひとつの価値観で見ようとするから

勝ち負けや上下という格差が生まれる。

 

世の中の1つの価値観に自分を合わせようとするから

ブレが生じるんだよ。

 

 

世間にムリヤリ自分を合わせようとすると

自分が本来持っている武器を生かせなくなっちゃう。

 

さらに言えばさ、世の中の価値観なんて

時代でどんどん変わっていっちゃうんだ。

 

それを過剰に追いかけているうちに

自分という軸がどんどんブレていく。

 

結果、「自分にしかできないこと」で

世界に貢献することができなくなる。

 

これだけ世の中の価値観が多様化してきているんだから

あなたはあなたの価値観で進んで大丈夫。

 

「自分は間違っていないか」って迷うから、

方向がわからなくなるの。

別の道、別の道って、ウロウロすればするだけ

西も東もわからなくなっちゃう。

 

「自分にしかできない」ことという

進むべき方向を持つことで、

迷いもブレもなくなっていくんです。

 

 

「自分にしかできないこと」によってしか本当の意味で

世界に貢献することはできないんだ。

 

発揮するエネルギーがちがうんだよ。

苫米地先生の言う「ゴリラ」と一緒じゃダメなんだ。

 

なんでもいい。

みんなと同じ仕事をしていても

「じぶんにしかできない」何かを創り出すの。

 

それがクリエイティブってことでしょう。

 

 

別に大きな世界である必要はないよ。

あなたの目の前の世界だって、大きな世界に繋がっているんだから

目の前の世界に確実に貢献していけばいい。

 

 

それに「自分にしかできないこと」という軸を持っていれば

時代や社会が変われば、自然に貢献の仕方も変わるからね。

 

そう、「自分にしかできないこと」という軸を持つことは

「変わらない」こととは違うんだよ。

 

根っこがしっかりしていれば、枝葉は

時代に応じて変えていけるんだ。

 

でも、枝葉ばかりを常に変えようとする人は

根っこの位置が定まらない。

 

根っこを張れない木々は、雨風に耐えることもできなければ

枝葉を伸ばして成長していくこともできないよ。

 

そういうこと。

 

 

時代や社会って書き方をしたけど

あなたにとって身近な言い方をすれば

「人の目」って事になるかも知れないよね。

 

まわりの人にどう見られているかを気にしていると

自分の行動がどんどんブレてしまう。

 

自分の軸がなくなったうんだよ。

 

まわり人の目線を基準にしてどうするの?

 

 

あなたの人生なんだから。

 

 

あなたが「あなたにしかできない」ことで

最大限のエネルギーを世界に発揮していけば

 

そのエネルギーはかならず他の人に伝わり

やがては自分に返って来ます。

 

それが夢を叶えるってことだし、世の中に貢献するって事。

 

それが、歌だって、芸術だって、映像制作だって

あなたが今している会社の仕事だって、子育てだってかまわない。

 

肝心なのは「あなたにしかできない」事をしているか?ってこと。

 

いまやっていることが

「自分にしかできないこと」

「自分のオリジナルといえる」くらいのものとなっているか

一度、考えてみたいものだよね。

 

 

「あなたにしかできない」事。

 

それが、あなたの価値となるし、

それを追求していく生き方こそが

価値ある生き方なんじゃないかと思う。

 

 

テクニックやノウハウは、あくまでも枝葉。

根っこの部分、大事にしていきたよね。

 

 

迷わず進め(^^)