前回の記事で、人生の大切なものを
ちゃんと意識して生きよう!
人生の時間の浪費をしないようにしようって書いたんだけど、
何が大切なのか意識できましたか?
私の場合は、自己実現とともに妻がものすごく大切。
これって、どっちを選ぶって事じゃないもん。
「私と仕事とどっちが大切なの?」なんて言われる旦那は
たいがい妻に対しての努力を怠っているんだよ。
でもさ、夫婦間が良くなるってすごく大切で
それって仕事にもすごく影響するし、
逆に夫婦間の状態が悪いと仕事でも良いことってなんだよね。
夫婦の話というと、
先日、私たち夫婦の結婚記念日にFBに投稿した記事を読んだ方から
沢山のお祝いの言葉といっしょに、
「田渕さん夫婦はケンカもしないでしょう!円満の秘訣を教えて」って
声をいただきました。
私たち夫婦は特別というわけでもなく
皆さんのお手本になるとは思いません。
まあ確かに、円満でハッピーなのは間違いありませんけど
それはひとえに妻のおかげ。
でも、せっかくなので亭主である私が
いい夫婦関係のために考えていることを今日は書きますね。
まず一つ目は、
少なくてもさ妻を本気で怒らせないようにするってこと。
妻にとって一番の嫌なことをしているから本気で怒るわけで、
それは夫として、知っておかないといけないし、
やってはいけないよね。
夫というより、人として
相手が嫌がることを知っていたら、やらないでしょう。
夫婦である以上そこは尊重すべき所なんじゃない?
怒りの感情って、喜びよりも強いから
「普段優しくしているのに」なんて言ったって
そんなもの一瞬で吹き飛ぶから注意してね。
うちの妻は辰年生まれで(僕と干支は一緒)
そのせいかまさに逆鱗ってポイントがあるんだけど
意外と男にとっては「え、そんなこと?」って思うところもあります。
でも「こんな些細な事で?」って思うより前に
「この人はこういうことが嫌なんだ」って学ぶの。
「こんな些細な事」だからきっと虫の居所が悪かったんだろうって
2回目に怒らせてはダメ。
2回目は「1回言っているのに人の話を聞いていない」って怒りになるから。
ね、世の男性は気を付けて。
自分にとっては「些細な事」ほど気がつかずに1回は触れてしまう。
これは仕方ないから、ケンカも含めコミュニケーションで学んでいくしかないだよ。
私たち夫婦もケンカをしてお互いに学びあってきましたよ。
面と向かって「何をされたら嫌?」って聞いてもいいけど
そういう状態で、なかなか本音って出にくいのも確か。
本音のことってケンカの時に出たりするもの。
そう考えたらケンカの時って相手を理解するチャンスだよね。
まあ、なかなかその時にそういう風に考えられないかも知れないけど
もし奥さんを愛しているなら怒りのポイントは理解して
触れないようにする。
私は男だから、男へ向けて書いているけど
お互いにね。
気を付けたいよね。
結局さ、人生も、夫婦生活も、
ふつうはハッピーになりたいわけでしょう。
ハッピーになりたいから一緒になる。
ならば嫌がるポイントも、喜ぶポイントも
お互いに知り合わなきゃハッピーじゃないよね。
自分がしてほしいことを相手が知ってくれればうれしいし
それは相手だって同じだもん。
それに、自分では気づけない自分のダメなところも
相手によって教えられるものです。
自分を知り、相手を知る。
相手は何を嫌い、何を喜ぶのか?
その探求。
これは、例えば商売においての
自社を知り、お客様を知るというのと同じ。
商売でも、家族でも
相手が本当に喜んでくれることは何だろうって
机の上で考えても意外と見つかるモノじゃないんだよね。
商売でテストマーケティングってのがあるように
妻に対してだって、これが嬉しいんだろうなってことを
日々していかないと分からないんです。
「これやったときに全然響かなかった」
「これやったら何か嬉しそうだった」って
日々の小さなコミュニケーションから
見つけてくんだよ。
その探求の努力をやめて成功も幸せも
なかなか手に入らないんだよね。
たいがいの人は自分の価値観だけで物事を判断してしまい
間違っちゃうんだ。
世の中の常として、自分が与えられたければ
まず自分から与えよっていうじゃない。
自分がハッピーになりたかったら
まず相手をハッピーにするのが基本だよね。
夫である以上、妻の嫌なこと、喜ぶこと
ある程度は即答できるようになりたいよね。
それと、最後になるけど
女性は「愛したい生き物」なんだ。
これについては以前もこのブログに書いたけど
男は「愛されたい生き物」で
女性は「愛したい生き物」。
基本ね。
これを間違えると不幸だよね。
この「愛したい」「愛されたい」って別に夫婦でなくても成立しちゃうから
また大変なんだ。
例えば子どもができたら、妻の「愛したい」対象は子どもに移る。
ここで男が、妻にとって「愛したい」対象でなくなっていたら
男はただお金を運んでくる存在ってだけだよ。
「愛されたい」男は、自分を愛してくれる対象を
よそにつくろうとするかも知れない。
こうなると夫婦関係って最悪じゃないですか。
私自身ができているかは別として
妻がいつまでも「愛したい」と思ってくれる男でいようと
努力しています。
妻にとってカッコいい男でいつづけようって
自分なりに努力しています。
上手くいっているかは分からないけど
大事かな?ってね。
今回は男である自分の話だけしてきたけど
きっと妻の方がいろいろと努力してくれていると思うよ。
私たち夫婦が円満でハッピーなのは
お互いに円満でハッピーでいたいと望んで
そのための努力をしているからだと思います。
はっきり言うけど努力が必要なんだよ。
楽しみながら努力していくの。
これって人生でも何でも一緒だよね。
前回も書いたけど、望むことを明確にして
そのために選択していくんだ。
それを考えず惰性で暮らしちゃうと
気づくと大切に思い、目指してきたはずのところと
全く違った所に行き着いちゃう。
明確な目的地と正しい地図があれば
一日わずか一歩だとしても確実に目的地に近づける。
自分の気持ちや欲望のあっちにこっちに赴くままに歩いたら・・・
その瞬間の満足は得られても
人生という限られた時間内に
目的地にたどり着くことはなかなか難しいんじゃないかな。
前回の記事でも書いたけど人生という時間は限られている。
夢や目的を達成するのも、よりよい夫婦関係、人間関係を築くもの
その中で行っていかないといけないんだよ。
自分で決めて目指さないとダメ。
散歩していて気づいたら富士山の頂上にいたって人はいないの。
富士山に登りたいなら、富士山に登ると決めて
そのための準備をするんだ。
そして富士山に向けて歩き始めるの。
それ以外に方法はないよ。
「富士山に登るなら何を着ていこう?」
「履き物はこれがいいかな?」
「今日もまた一歩、富士山に近づいたぞ!」
その過程は楽しんだ。
人から見たら「なんでそんな大変なことしているの」って
見えても、やっている本人は楽しんでいるんだ。
ただ生きているうちに歩き出さなければ
一生たどり着くことはないけど。
人生はいたってシンプル。
あなたが望むものはほぼ手に入ります。
何を望むか?
前回につづけて
もう一度、自分に問いかけてみてね!