どうやったら仕事で成功者になれますか?
という質問、ありますよね。
そのためには色々な要素があるんだけど、
そこが目標だと、まだダメなんだよ。
もっと上を目指すべきなの。
じゃあ、上って何だっていうと
その仕事で成功者を育てられるようになることを目指すってこと。
たくさんの成功者を育てられる、そういう所に目標を置かないと
結果的に自分も本当の意味で成功者になれない。
目線をそのくらいまで上げておかないと、
なかなかそのレベルまでいけないものなんだな。
自分一人で、自分だけ成功するってことは
本当に難しいよ。
基本、人生は出会い。
どんな優秀な人であっても
最初っから素晴らしい考え方を持っていたわけではないよ。
人が成長するきっかけは
人との出会いか、本との出会いか
どちらかしかないって聞いたことあるけど、
今までの人生の出会いや行動の集大成が
現在の自分なわけ。
出会った人、知り合った人との交わりの中で
多くの事を学んで、いまその人があるんだよな。
それは師匠であったり、反面教師の時もあるけど
なんらかの学びを出会った人から得られる人が
優秀な人になるんだと思うんだ。
仕事においては、上司だったり、先輩だったり、
取引業者の方だったりお得意様だったり、1冊の本だったりするんだろうけど、
そういった人達から吸収したものが、すべてその人のベースとなっているんだ。
その人自身が新しく編み出したものなんてまず無くて
それがどんなに独創的な素晴らしい考え方だとしても
結局は全部、先輩と先輩、師匠と師匠の組み合わせでしかなんだよ。
一見、無駄に思えるたくさんの人との出会いをギュッと濃縮して
出てきた一滴のエキスがその人の人間性となり、魅力となるの。
実際の人でも、本でも、映画でも、沢山の出会い、行動を経験して
それらを濃縮してエキスを絞りだすの。
この感覚がないと、目の前の出会いそのものを
損得で考えちゃう。
出会いから学べない人の典型だよね。
人生ってさ、すべてのことが、すべての役に立つんだよ。
だから目の前のことに一生懸命にならないとね。
何かを吸収できない出会いを、出会いとは呼ばないんだ、本来。
目の前の出会いを本当の出会いにするようにもっと一生懸命、
楽しんでいこうよ。学んでいこうよ。
実際、すべての出会いが成長をくれるんだよ。
出会った人から学べないって人は
どこかでもっと偉い人に会おうとしているんだよな。
でも、その人のレベルで会える偉い人なんて
大抵、たかが知れている。
それでも、鞄持ちからやらせて下さい!って憧れの人の懐に飛び込んでいく
ガッツのある人なら見込みもあるけど
「自分のまわりに大した人がいない」って文句だけ言ってる人は
自らを成長させるチャンスをみすみす逃しているってことに
気がつくべきだね。
たぶんそういう人って
素晴らしい本と出会っても、知ってることしか書いてないって
1行の気づきを見逃すタイプ。
そもそも、出会いに対して「私にどんなメリットがあるの」って
損得勘定で人と会うってどうなんだろう?
そういう出会いは、相手もそう思っているから
長続きしないよ。
メリットが無くなれば、離れていく人だよね。
会社辞めた途端に、年賀状もお中元も届かなくなるケース。
たとえば有名な会社にいる人に多いんだけど、
有名な会社にはいると、まわりの人は
その有名な会社に対して頭を下げているんだよね。
それに気がつかずに、あたりまえになってくると
その有名な会社にいる人って横柄になってくるの。
横柄になっている人には、一見みんながチヤホヤしてくれる。
自分は人気があって、人望もあるような気がしてくる。
横柄になっている自分には、なかなか自分では気づけないんだ。
でもその時、その人は本当の出会いを無くしているんだよな。
だからさ、常に自分が横柄な態度を取っていないか?
横柄な言い方をしていないか?って
反省していく心を持っていないとダメなんだ。
横柄で、人と出会えない人って、
自分の目の前の仕事しかできないんだよ。
会社の看板だけで仕事している人って、
その仕事しかする気がないんだ。
たとえばね、自分はどんな仕事をやっても
生き抜いていけるようになるって考えると
毎日出会うすべてのものが勉強になるんだよ。
で、そういう視線でものを見始めると
「この人すごいぞ」って人と巡り会えるんだ。
別に、いま会社勤めしている人は、べつにわざわざ辞めなくてもいいけど
自分がどんな環境にいっても生きていけるようになるって考えると
何処に行ってもすごい人がいて、学びが得られるよ。
実際、学びの連続だよ。
実は世の中、師匠だらけなんだ。
仮にさ、あなたがビジネスで上手くいっていなかったとすると
それって簡単に言っちゃうと、あなたが誰からも
必要とされていないってことだよね。
あなたが必要だといってくれる人が増えれば商売は上手くいくの。
誰からも必要とされていないで、いくら広告出したって
必要ないものは売れないんだよ。
目の前のお客さんに必要って思われていないで
いくら広告出しても無駄だよな。
それって、目の前の出会いを学びとして活かせずに
もっとすごい人に会えばなんとかなるって思ってるのと一緒。
結局、上手く行かない人は共通して勉強不足なんだ。
もっと学ばなきゃ。
シンプルに目の前の人を幸せにすることを学ぶんだよ。
目の前のことに真剣に向かい合うと志って生まれるの。
志を持てば、出会いが生まれるんだ。
その中に師匠が現れるんだ。
師匠は何人いてもいいよ。
自分を成長させてくれる人は多い方が良い。
そうして自らを成長させていくことで、
結果的に人としての魅力も出るし、
人から必要とされる人になれるよ。
そしてさ、受けた恩を、
今度は後に続く人達に返していくんだよ。
先日さ、私にも心の師匠と思っている人が数人いるんだけど
その中の一人に、ちょっとしたきっかけがあって
お礼を言ったんだよね。
そうしたらさ、「お返しは弟子にしてあげてください」って。
そうだなって思った。
出会った人から何か学びを得たらさ、
それらに感謝して、そのお返しは弟子にしていく。
これが健全な師弟関係だよね。
若い頃、先輩に奢ってもらったんだったら
歳をとったら後輩に奢るってのが
健全な恩返しなんだよ、きっと。
その先輩はいつか奢ってもらおうなんて
思ってないよ。
だからって、恩は返さなきゃダメだよ。
自らの得しか考えていないと
気づけない事って沢山あるんだよ。
得した!ラッキー!って、受けた恩を自分で止めちゃダメだよ。
成長のドミノを自分で止めて得した気になってるかもしれないけど
一番損してるのは、そういう自分なんだぜ。
自分が受けてきた恩をさ、
後輩に返そうと意識した時点で
その人は師匠となっていくんだ。
そうするとね、
今まで見えなかった事が見えてくるの。
自分が知った気になっていたことの本質が見えてきたり
身につけた気になっていたことが本当に自分のものとなるんだ。
さらに言えば、自分が師匠になることで、
自分を律していくことができる。
弟子の手前、恥ずかしい行動ができなくなる。
師匠といえども人間だから、休みたいときもあるけど
ダラけないでいられるのは弟子の目があるからだよね。
それが師匠となった人を、人間的にさらに大きくしていくんだと思う。
人を育てることで、その人の心の背丈が成長して高くなるんだ。
心の背丈が高くなると、視野が上がって広がるんだよ。
人生のすべての問題は、視野を広げることで解決できる。
解決できないのは、答えが見えていないだけだから。
人は成長することで、
人を助けることも、自分の状態を安定させることもできるようになるんだ。
つまり、幸せで豊かになれるってこと。
何か成功したいと思うのなら、
師匠を目指そうよ。
上から目線でなく、自分にできて人にできないことを
できない人達に教えてあげるんだ。
困っている人を助けてあげるんだ。
そうすれば、その人たちがあなたを自然に上へと上げてくれるから。
それが、人間としてしっかりと根をはって
成長するって事なんだよ。
わかるかな。
自分一人で、上を目指そうとして、どんどん積み重ねて行ったら
空き缶を真っ直ぐに積み上げているようなものだもん、
何かの拍子に簡単に倒れちゃうよ。
そういう人、思いつくでしょう。
そういうことなんだよ。
今、自分がここにいられるのは誰かのおかげなの。
あなたがいまどんな状態でも
それを誰かのせいだ!なんて考えてもいいことは一つもない。
今までの人生で出会った人達のおかげってまずは感謝するんだ。
そして、その恩を返すつもりで生きてごらん。
幸せで豊かな人生はそこから始まるから。

ブログランキング ↓ 応援よろしくお願いします!

人気ブログランキングへ
お役に立つ情報をシェアしています『読者登録』お願いします!