アクセス解析してみたところローレライの回で書いた
”ハイウェイヒュプノーシス”で検索してきてくれた人がいたようで。

wikiってみたところこれに関する項目がなかったので
これはチャンスですな。(なにが?)
隙間産業ってやつです。ってことで今回はこれについて。

語源となるヒュプノスに関してはローレライとだいたい似ていて
いわゆる夢魔の一種。

さて遅くなりましたが本題。

ハイウェイ・ヒュプノーシスとは
ハイウェイ、つまり高速道路というのは(特に海外においては)
単調な景色が続くために眠くなってくる、というのがおおまかな定義です。

ラスベガスのハイウェイ等の映像をTVなどでみたことがある人はよくわかると思いますが
(日本だと北海道の道とか)
基本的になっがーーーーーーい直線で、電灯が一定間隔で並んでいます。
夜にそういうところを走ると電灯によって定期的に光が視覚情報として送られるので
眠気を感じます。

そもそも人間というのは定期的なリズムを一定回数くりかえされると眠くなるという
特性があります。
催眠術でよくネタにされる5円玉をつるして単振動させるってやつも原理的にはそれですね。

小さい子供を寝かしつける時とかは定期的なリズムで背中をトントンたたいてやると
すぐ寝ます。

このハイウェイ・ヒュプノーシスに起因する半覚醒状態によって
高速道路の怪談(首なしライダーとか)を説明できるっていう説もあります。

一理あるとは思います。

ま、”科学で説明できないもの=ありえない”という発想は
曲がりなりにも科学に関わった人間にしてみれば傲慢にしか見えませんが(笑)