名もなきブログ

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2012年にこのブログを書いていましたが2018年現在それなりに目標をかなえてます。


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前回の記事
唐辛子、タバスコの致死量

$わがままに生きる!就活に必要な考え方、人生、お金の話-水 致死量

どうも、前回の続きで水の致死量について書いていきます。

水中毒っていうのがあるように、水でもとりすぎれば死ぬようです。

こんなニュースを見つけました。

「水8リットル飲み急死 米の競技会で28歳女性 2007年01月18日10時22分 米カリフォルニア州サクラメントのラジオ局が先週主催した「水飲み大会」で、約2ガロン(7.6リットル)の水を飲み干して2位に入賞した女性(28)が、帰宅後に急死したことが分かった。検視の結果、死因は水中毒と判明。大会が開かれたのは12日。20人の参加者が、15分ごとに手渡されるボトル(240ミリリットル)入りの水を、トイレに行かずに何本飲めるかを競った。」

これぐらい飲むと死ぬってことでしょうか。
タバスコよりも死ぬ可能性が高いように思えてきました。。。


結論から言うと、
体重60キロの人なら、5.4Lまとめ飲みで死ぬ危険性があるようです。

結構少ない、飲めてしまいそう。。。
おなじみの500mlのペットボトル約11本。

しかし、成人男性で10~20Lで致死量というデータもあるようだ。

この違いの理由も調べてみました。


致死量のデータをとる場合、
人体実験を行うわけにはいかないので、毒性検査は動物実験で行われるそうです。

だから、毒物の「致死量」として表示されているものは、
実は動物実験の結果から推定されたもので、正確に致死量とは言えない。

しかし、ヒトも実験動物も哺乳類同士似たような反応を示ため、信憑性は高いということだ。


それで、水のデータは、ラットに経口摂取で半致死量 90ml/Kg だそうだ。
これを体重60キロの人間相当に換算するなら5.4Lとなる。

動物実験の結果と合わせて考えると、こっちのデータのほうが正確そうだ。


数値の違いの原因はというと、
致死量のデータは直腸で吸収させて測るものと経口投与のものがあり、直腸のデータが経口のものとごっちゃになっているのではないか、ということ。

こういう正確なデータはどこで集めればいいのかというと、
MSDSという資料を見ればわかるようだ。

MSDSとは"Material Safety Data Sheets"の略で、試薬企業が化学物質の安全な取り扱いのために、様々な情報をまとめて提供するための資料だ。

私は、こんなのを見るのはめんどくさいので、見ません(笑)。

みなさんは、興味があったらどうぞ。


次回は、酒とかタバコとかの致死量を紹介します。
それでは。