カナダに来てからぼちぼち友達ができたきた。

もちろんそのなかには数名のカナダ人も含まれるのだが、LanguageExchangeで出会った人が多く傾向として日本語がある程度話せる人が多い。
そのことも相まって最近英語をあまり喋らなくなった。

みんなでご飯を食べに行っても初めに日本語でどれが美味いか聞いてからそれを英語で注文してもらうというクズっぷりである。

カナダ人の友人ができたことは良いことだが彼らが日本語があんなに話せることは誤算だった。

普段日本語でしか話さないため彼らの日本語はメキメキと上達し、俺の英語は、まぁ言うまでもない。






さてそれでは先日のクラブの話の続きを、


そして俺は唯一知っている友人が来れないことを知った。

それはこれから孤立無援でクラブで立ち振る舞わなければいけないことを意味した。


いままで幾多の単独潜入をこなしてきた俺にとってこのサウジ人たちを手懐けなければいけない今回の任務は今まで以上に困難を要するものであった。

とりあえず挨拶代わりのジャブで俺って日本人よりもアラブ人っぽいだろへへへって言ってみた。

そうだなって軽くいなされた。

ほほう、そういうタイプか。だいたいのお前らの戦闘力は分かった。しかし百戦錬磨の俺のハートにはそんな攻撃じゃかすり傷ひとつつかないぜ。


彼らの戦術というのはただ俺を仲間の輪から外し自分たちだけで身内ネタで楽しむといった感じだ。

時々英語以外で会話している時もあり徐々に攻撃の本気度が上昇しているのを感じた。

まだまだぁ!俺はそう心のなかで叫んだ。

気づいたときは既に俺は彼らに話すことはなくただ後ろをついてまわる金魚のフンみたいになっていた。

はたから見たらサウジ人たちのうしろを付いてくる日本人という不可解な光景が生まれていたと思う。

しかしこの時俺はまだ、この後に迫り来るであろう最大の恐怖を知るよしもなかったっ!!!!!!




ちなみにコレはクラブ内で命がけで撮ってきた写真である。



結果から述べよう。

俺は多分クラブとかそういうイカした場所は不向きである。







ことの発端は今日の夕方にさかのぼる。

いつもとかわらず無料の英会話クラスに参加していた俺は日本人の友人からメールを受け取る。

「いまからカラオケ行くけど来る?」

トロントに来てからまだ一回もカラオケに行ったことのない俺はいい機会だと二つ返事で承諾した。

そして集合場所につくとなにやら友人の顔がへんであった。
どうも友人は野暮用ができたらしくすこし出ないといけないらしい。


「やっぱり予定変更な。今夜クラブ行こうぜ!お前も行くよな」

俺は「お、いいねぇ」とか言ってたと思う。
内心クラブはあんまり好きではなかった。

しかし、クラブもカナダに来てから行ったことがなく、なおかつ金髪ねーちゃんとやれるっという根拠のない自信と期待に胸を躍らせていた。

そして再度集合場所と時間を変更した。

場所はトロントのダウンタウンで最も栄えているところ。

夜10時についた時まだだれもいなかった。
友人はまだ用事で遅れるそうで先に来るはずの友人の友人と合流しておいてくれとのこと。

人見知りの俺はこういう展開はあまり好きではなかったので早く来るようさいそくして電話を切った。

そしてその友人の友人というのが

サウジアラビア人たちであった。


まぁカナダだから驚くことではなかったが、なんとも気まずいアウェイ感にさいのまれることをその時すでにうすうす感じ取っていた。

とにかく彼らは英語は達者なのだが訛りがひどく会話という会話はあまりできなかった。

そんな彼らとクラブ入り口の長蛇の列に並んでいる時、また友人から連絡が、

「ごめんもうちょい遅れそう」


この気まずいアウェイ感を早く払拭したかった俺はちょっと怒ったふりをして再び急ぎのさいそくをした。


しかし、運命とは無情なもので友人が到着する前に中に入ってしまった。

いつもどおりセキュリティチェックは人の三倍の時間を要した。
なんせサウジ人の集団にひとりだけ日本人は怪しすぎる。

なんとかそれをやり過ごすと友人から連絡が、

「やっぱり今日いけなーや」




おいいいいいーーー!!!
あー書くネタねー。

初対面でメキシコ人?って聞かれるぐらいしか変わった事ないし、最近じゃそれもあいさつみたいになってきた。




そんなわけでネタ作りにナイアガラの近くまで行って来た。

しかし、ナイアガラの滝の写真はわけあってここに載せることができない.




それで行ったところというのがワイン工場・・・



カナダでワインとかぷぷぷっw と思った人もいるだろう。
確かにフランスのイメージが強くてカナダはパッと思いつかない。

しかし私がなぜカナダにいながらしてワインセラーに行ったかというと実はただのワインではなくアイスワインが目的であったからだ。



アイスワインとは何かというとアルコール度数が10%前後のくっっっそ甘いワインのことである。

またこのアイスワインを作るには程よく雪が降り寒すぎはしない環境が不可欠である。

ここナイアガラの土地はそれにぴったりの場所で昔からアイスワインづくりが盛んだとかないとか。

お土産用に買ったアイスワインにもカナダ政府認定のなんたらかんたらっていうマークあったしそれ以外にもいろいろシールが貼ってあった。

しかし、200mlで3500円は高いわ・・・・買ったけどさ。