人はそれぞれ違う癖(くせ)を持っています。
その中でも小さいときからの癖が大人になっても続く場合が多いのですが
本人は意識していなくても自分でも気づかないうちに
歯をくいしばってしまう習慣というものがあると思うのですが
その癖が身体にどのような影響を及ぼすのか
今日はご紹介したいと思います。
普段の生活の中でも意識せず
歯を食いしばっていたり
夜寝ているときも食いしばる、歯軋りをするなどの
癖がある場合
顎筋肉発達により顔面非対称になることがあり
また、顎関節の筋肉が硬直して耳の周辺に
痛みを伴ってしまうことがあります。
顎関節に障害が起きると
口を開けたり閉じたりするとき、食事をする時や
話したりするときに顎から”カクッ”と音がし、
痛みが強くなることもあります。
痛みが持続すれば顎だけでなく
脳神経が興奮し、信号伝達に異常が起きることになり
頭痛や歯痛などに繋がってしまいます。
あごの筋肉が固まって痛みが生じる場合
ボトックスを通して筋肉を縮小させて痛みを緩和させることができますが
あご関節に異常がある場合には
炎症を抑えられるよう消炎剤を使用することもあります。
常に顔面の筋肉の力を抜くよう努力し、
歯を噛み締める癖に自分で気づくことができるように
ご本人が細かくチェックする習慣をもつことが
一番重要かもしれません。